鹿政談~奈良の鹿にまつわる噺~

毎度お世話になっております。

『落語の時間』第13回の動画を上げさせていただきました。

https://youtu.be/vXyeku1YD5g

~今回の落語について~
奈良と言えば大仏、次に鹿。
……というと言いすぎですが、それほど鹿が大事にされている土地です。
昔は鹿を殺した者は親族諸共死罪になるというお触れが出たほどだそうですが、今回はそんな時代の奈良のお話。
近所では正直者と評判の豆腐屋の与兵衛さんはある朝、いつものように豆腐を仕込んでいると軒先でガサゴソと音がするのに気付きます。
見に行ってみると大きな犬のような影がきらず(おからのこと)を食べているとわかる。
脅かして追いやろうと木の棒を放り投げると、当たり所が悪かったのかその犬のような影はごろんと倒れる。
与兵衛さん、悪いことをしたなぁとその犬を見に行くと……それはなんと、殺したる者は死罪となるというキツいお触れの出ている鹿だった!
奉行所へと連れていかれた与兵衛さん。お奉行様から裁きを受けることになるのですが、町人から与兵衛さんの評判を聞いていたお奉行様は与兵衛さんの身を案じてなんとか助けようとするが……
この続きはぜひ動画でごらんください!

▼今回の動画について柳家小団治師匠より一言いただきました▼
『古典落語の演目のひとつです。
 もともとは講釈種で上方落語の演目でした。
 明治の初期に東京へ持ち込まれた咄なのだそうです。
 実在の名奉行、根岸肥前守が奈良の町奉行だったころのお裁きの咄です』

小団治師匠の凛としたお奉行様や町人の喜怒哀楽の様子をぜひお楽しみください!

※『落語の時間』について
https://note.com/rakug0ticktack/n/n2f616e4d52fb

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症された方々の一日も早い回復と、最前線で戦ってくださる医療従事者の方々、そして皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
流行終息後にはまた寄席などで大笑いできるような、そんな世界が早く訪れることを柳家小団治およびスタッフ一同、心より願っております。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症された方々の一日も早い回復と、最前線で戦ってくださる医療従事者の方々、そして皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
流行終息後にはまた寄席などで大笑いできるような、そんな世界が早く訪れることを柳家小団治およびスタッフ一同、心より願っております。

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rakug0ticktack@ticktack.co.jp

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