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韓国人が書く日本語の記事、みんなに見てほしい!

1. noteを始めようと思ったきっかけ

そういえば、韓国人で日本語の記事で共有している人って多くないよな。というのが、このnoteを始めようと思ったきっかけ。

周りに日本に住んでいる韓国人の友達は多いけど、みんな韓国の友達に向けたSNSは結構更新している。でも今ここ、日本に住んでいるのに、周りのたくさんの日本のみなさんに伝えられるツールがないって、もどかしく思ったんです。

日本に住む韓国人だから伝えられることも、日本のみなさんと違う視点を持っているところももちろんある。そして、コロナとか、日韓関係の悪化とか、そんな状況だからこそマイノリティーとして感じることももちろんあって、そんなことを自分から発信していきたいなと思いました。

2. 私ってどんな人?

私は小学校の頃から日本に住んでいて、中学・高校まで日本で卒業してから大学は韓国へ戻り、国際関係と中国語を専攻しました。だから日本語でのコミュニケーションは問題なかったりします。

韓国での怒涛の就活期間を過ごし、(ちなみに韓国はこの頃も、今も、就職難が続いています)ここだと一生就職できないんじゃないかな?と身の危険を感じたので、大学3年生の頃、日本の企業に就活を始めました。

将来的に自分のバックグラウンドを生かして東アジアの通商や貿易、開発などにかかわりたいと思っていたので国際機関を目指していたのですが、うーん、これもまた修士号が必要。でも勉強よりは実際にいろいろな人と会って、スキルを伸ばしたい!(そしてまずは親から経済的に自立したい!)との思っていたので、コンサルティング業界へ就活を始めました

無事、目指してたコンサルティングファームにオファーをいただき、今は3年目のスタッフとして働いています。まだ風通しがよく、外国人の多い就労環境なので、ありがたいことにちゃんと適応できています。(もちろん、全部が全部ハッピーってわけではないですけどね)

3. みなさんに伝えたいこと

大前提として、日本・韓国の関係性にはかなり客観的な観点を持っています。韓国にいる韓国人のように、日本を列島一つとして一元化して考えることもできず、日本にいる(反韓感情を持つ)日本人のように、韓国人をひとくくりにしてみることはできません。

日本に住む韓国人(在日のみなさんとはまた違う感覚ですが)として、また、韓国語の本名で生活してきた人として、両国の気持ちも理解しつつ、それはそれで微妙なアイデンティティを持っています。一言でいうと、「なんでお互いこんなことになったんだろうな」と切なく思っている、のが実情です。だって日本にいる友達も、お客さんも好きなことは多いですもん。

一元に日本だから、韓国だから嫌いって言えることなんてなかなかないんじゃないでしょうか。もし韓国のことが嫌いだと思っている人がいたとしても、みなさん実際の韓国人に会ったことあるかどうか、一度考えてみてほしいなと思います。私が日本の知り合い一人一人のおかげでこの国に住むことを決意したように、きっと新たな発見があると思います。

そんなこんなで、大学時代から日韓関係の学生交流事業の主催だったり、通訳だったり、研究所のフェローだったり、いろいろなところで活動してきました。草の根の活動や一人一人で直にコミュニケーションすることの大切さを感じてから、そんな機会を作っていける人になるために、日々頑張っています。(日本の方たちから見たら、私自身交流の対象になれますしね)

これから、日本に住んでいる韓国人として感じることや、韓国の話、また別の視点で自分の仕事の話や家族の話。いろいろなことをお話ししたいと思います。

韓国に興味のある方はもちろん、毎日を分け合ってくれる方、お待ちしております!



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