奥村厚一画伯の「早春」と週末一泊旅行

画像1 毎年春先に我が家で飾る一幅の絵があります。奥村厚一「早春」。奥村厚一さんは東山魁夷さんなどと同じ時代を生き、同様に日本画の世界で風景画を追求した画家です。杉の花粉症である私は、この絵の杉の木たちが花粉で赤く染まっているのが、リアル過ぎてドキドキしながらも、その巧みな表現に関心してしまいます。さて、
画像2 この絵を見ると、山が斑に植生が変化している様子などから、いつも関西の山々を思い出します。実は先日、京都から山陰本線に乗って、円山応挙一門の障壁画で知られる大乗寺の特別公開を目玉として城崎や豊岡を訪ねて鳥取へと抜けそこから飛行機で東京へと戻るという週末弾丸一泊旅行をしました。京都から丹波山地を抜けて但馬への山陰本線はこの絵画のまんまの風景が広がっていました。奥村厚一さんの画力に改めて関心するとともに、とても充実した旅になりましたので、ここでも近日報告したいと思います。

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