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海外の楽園

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海外旅行と海外出張で発見した楽園。ヘッダの画像は、セザンヌ旧宅近くから見たサン・ヴィクトワール山。
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2020年7月の記事一覧

いよいよ佳境・BS11「武則天」と世界一の古墳=乾陵

昨年、敦煌へ旅行に行ったことは「はじめに」で書かせていただきました。 敦煌に行くにあたっては、西安(昔の長安)を拠点として、その周辺を観光したのですが、そのことはまたちゃんと書きたいと思っております。その旅の中から、いよいよBS11での中国のテレビドラマ「武則天」が、いよいよ佳境に入って参りましたので、それに関連した遺跡のご紹介。ドラマの主人公=武則天とその夫=唐の高宗が葬られた乾陵です。主人公二人の墓でありますから、聖地巡礼の筆頭です。 アイコン写真は、あえて武則天では

理想宮という名の、究極の私的楽園・シュヴァルの理想宮@オートリーヴ(フランス)

上記、ボキューズ&ラ・ピラミド体験をしたフランス取材撮影旅行の時、無理矢理行程に組み込んだのが、アイコン写真にあるシュヴァルの理想宮でした。パリから南仏へ国道7号線を旅するという企画だったので、ヴィエンヌからアヴィニヨンへ向かう途中に、7号線からかなり逸れに逸れてやって来たのが、フランスの「へそ」くらいの位置にある田舎町=オートリーヴでした。あの時巻き込んだ取材班のみなさん、完全な公私混同であったことを謝罪致します。 シュヴァルさんは、20世はじめにこの村で生きた郵便配達夫

ブリュッセルの5つ星ホテル=メトロポールは、19世紀末創業。

 2018年夏。ダルムシュタットに一泊したのち、そのまま夏季休暇に突入し、ベルギーの首都=ブリュッセルへ。この行程が、実は私史上最悪の地獄の移動となってしまった。この日はドイツ国鉄始まって以来のシステムクラッシュの日にあたったらしく、フランクフルトにたどり着いた後、そこから出発するはずの列車がキャンセルになり、これに乗れって指示されて乗った列車はケルンへ向かう途中で、何とフランクフルト空港駅に引き返す、みたいな大混乱のダイヤに。本来ブリュッセルに到着しているはずの時間にまだフ

パリ・サンマルタン運河そばにあるパンの楽園=Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)

 5年前、パリでコンサートの仕事があった時に、レピュブリック広場にあるインターコンチネンタル・ホテルに泊まったことがありました。  同じ年の終わりに同時多発テロで被害を受けたライブハウス=バタクランが会場だったので、そこから便利な場所だったからです。あの時は、あんな残酷な事件が起きることなど、全く想像することなく、楽しくサンマルタン運河あたりを朝に散歩したりしました。  パリの中心近くでありながら、運河沿い場所がらか、穏やかで、のんびりした時間が流れていました。  水辺

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アール・ヌーヴォー建築の楽園=マチルダの丘@ダルムシュタット/ドイツ

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ボキューズが修行した店=ヴィエンヌにあるラ・ピラミド。

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フランス料理の楽園=ボキューズ本店体験。