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ハンバートハンバートのFarewell song #52

rakuda
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ハンバートハンバート 《アメリカの友人》アルバムの中から「Farewell song 」を叩いてみました。
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ハンバートの事は前にも書いたけど、「猫になりたい」という喫茶店のマスターに教えてもらってファンになった。

このアルバムは2002年発売。
フォーク、カントリーやブルーグラスっぽいサウンドが好きなのかなと思った。
カヴァーも2曲入っているが、1曲はボブディランだった。
ただ、このカヴァーは、オリジナル曲のアコーステックさはなく、エレキにファズかけたような音だった。

なので、本当はバンドでガンガンやりたいけど、しかたなくアコーステックをやってるのかと勘繰ってしまった。
ただ、いい曲を書くなぁと感心したし、ヴォーカルの奥さんは20歳まで音楽とは無縁だったというから驚きだった。
なんか、その人の素が出ているような声と「僕」という言葉も違和感を感じない空気感がとても心地いい。
その後はFORKのカヴァーをしたり、勿論オリジナルもたくさん作られて、CMやTV、映画などにも使われるようになった。

ハンバートの歌詞はなにか、とても深い意味があるように感じる。
メロディやサウンドで受ける印象が、「えっ、こんな悲しい曲だったの?」ということもある。
メロディ先行で曲を作るそうだけどソングライティングとしての実力がものすごいと思う。
アルバム毎に、それこそ自然にその時のふたりの世界を、日常をメロディにのせて、淡々と歌っているようで、僕は大好きなのです。

ひさしぶりに20年以上前のハンバートのこのアルバムを聞きまがらドライブした。
この頃から本質は変わってないなぁとなんか嬉しくなった。

よかったらお時間がある時にでも聴いてください。