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The Bee Gees の「To Love Somebody」#91

「歌ってみた」のドラム版「叩いてみた」です。
ヤマハのEAD10でドラムを録音し、AIで音源のドラムを抜いて、録音した自分のドラムと差し替えています。
好きなアーティストや想い出の曲を叩いて楽しんでいます。

前回と同じ曲ですみません。
「To Love Somebody」のビージーズ、ヴァージョンです。
「クーパー家の晩餐会」でニーナシモンでかかるシーン、セリフもとてもいいのですが、思春期に夢中になった映画「小さな恋のメロディ」でもこの曲がかかります。

 坊主の中坊時代のrakudaは、母の影響からか洋画を観るのが好きになり「スクリーン」とか買って少しHなシーンとかあるとドキドキしてたりしてました。
まぁ今のネット時代に比べたらたいしたシーンではないんですが…
イングリッド・バーグマンさん、クラウディア・カルディナーレさん、エリザベステーラーさんなどに憧れてポスターとか部屋に貼っていました。

母のもっていたレコードには「映画音楽大全集」「Screen Music」などがあり、それは写真集付きでした。有名な俳優さんの映画のシーンが載っていてそれを見ながら聴いては夢の世界に浸っていました。

そんななか、僕は衝撃的な1編の映画に出会いました。
それが、「小さな恋のメロディ」
大人になってみれば、「なんというストーリー」笑
エンディングのあとは二人の将来なんてあっという間にお金に困ってすぐに親に連れ戻されてしまうでしょう…
「好きな人とずっといたいという純粋かつ素直な気持ち」に対してこんなことを思ってしまうほど、僕の心は汚れてしまいました。

坊主頭で見ていた映画は背伸びしていたものだったのが、等身大の映画に出会ったんだと思います。

先述の女優さん達が憧れの女性とすれば、メロディ役のトレイシーハイドさんには恋をしました。
いつかイギリスに行きたいとさえ思いましたし、映画はセリフを覚えるくらい観て映像に集中しました。昔の映画館って人の入れ替えなかったと思います。それくらい好きになりました。

ただ、この映画、音楽も素晴らしかったのです。
映画、冒頭のシーン、ロンドンの夜明けにかかる「イン・ザ・モーニング」

クラスメートたちにも散々笑い者にされ、悪友にしつこくからかわれ、殴り合いの喧嘩をした後、ふたりで墓地で寄り添うシーンにかかる(たぶんです)「若葉の頃」

酒場にいる父親(祖父)に逢いに行く時にかかる「メロディ・フェア」

などビージーズの名曲がずらりと並び、映画の最後のシーン、トロッコに乗って未来に向かっていくシーンではCSN&Yの「ティーチ・ユア・チルドレン」が流れました。素晴らしいサントラだと思います。

話が、だいぶそれました 笑
この映画の運動会のシーンで、「To Love Somebody」がかかるのです。

運動会…
主人公のダニエルは運動が苦手です。(だと思います)
恋心を抱いた彼女に、かっこ悪いとこを見せたくないと思ったことでしょう。
rakudaおじーちゃんも気持ちはよーくわかります。
全校生徒の前で、しかも好きな子が見てる前で恥はかきたくないよね。
運動が得意の子がこの年代はもてるしね。
しかも徒競走。1番でテープ切ったら好きになってくれるかな?

いろいろな思いが交錯したでしょう。
現実はこんなにうまくいくはずはないけど、まぁ映画ですから。
しかし、彼女は結果を見てないようです。
眼中にない? 笑
かわいそー、せっかく頑張って走ったのに!
女性って残酷ですねー🤣