大学1年目の歌詞(未完)

1.
夜に溶けてだんだんと同化して僕がどこにもいないよう 人と人の合間を縫って歩いた午後の11時 染まった僕の後悔と寂しさを乗せて夜が明けていく 

いつでも僕らは謎めいた「本当」とかいうものにすがってそれしか見ないで必要なことを見落とした 当たり前になった幸せを振り返らないなんてさ もったいないが過ぎてどうにかなりそうだ

普通になんてなりたくない 自分の個性をした 人よりできることはなんだ だけど失敗はしたくない 何が正解か分からない 正解なんてないとも言う

もうわかんないって放り出すのは簡単だけどその分からないを大事にして抱き続けて欲しい考えることが大事なんだ 考えていこう
誰より長く 誰より深く




2.
空より青く 海よりは淡く 半端なままの僕は空を見上げた 海に美しさを感じた 何も言えないまま そのまま
一度は思い出した 二度目はないことも
溶け出したものを取り出してより濃く深く塗っていく 混じり気だらけの僕という色を
染まりすぎてもう誰なのかさえ見えてこないこんなに天気はいいのに

集った感情が回り廻って巡り巡って
僕の景色を揺らしてぼやかしたけどむしろ透き通って向こう側すら見えた苦悩にまみれてしまっても捨てたものじゃないな

荒れ果てたと思ってた 錆び付いたと思った
意外とまだいけるみたい
無理してまでのことじゃない
でも焦りは止まらない 止まらない
立ち止まる暇はない 矛盾の感情止まらない
今しかないと ここで行くんだよと
叫んで走って消えていった


3.
生まれ落ちた時点で奇跡に溢れているのに公平なことなんてなくて性格もあってそのまま滞っていた このままじゃダメだと気づいても誰に言うわけでもない ずっと曇り空な訳がないと期待してるボクがいることも 心に雨が降り注ぐのも 誰のせいでもなくボクのことなんだね 苦しいものを持ち続けることは苦しいに決まっていて ありもしない幻想に逃げてしまうのは 仕方のないことだけど 誰か早く助けてほしい 萎縮して 空回りした ボクの余計な部分にも「ボク」が詰まっている 
無駄があるからなんて言わないで
大事なこと忘れないようにして
何も変わらない日々の中でも
この先にあるもの

誰にも侵すことができないキミ自身の場所
広めすぎてしまったらもはや見えない
自分の足元確認してくれ
安全かどうかも未知のままじゃ
不安に飲み込まれそう


4.
自室の机の上に散らかった荷物 やる気のないボク そのまま布団敷いて眠りに落ちる
朝を迎えて特にこれといったこともなく
画面と画面を行き交うの 自分のことで精一杯になってしまいがち いつかは世界が変わってくれると いつかはボクにも火がつくのだと 信じていたけど 情報量が多すぎて壊れてしまいそう 
いつだって そんなに強くもないボクのことだから 自分の席に座って考えてもいなかった 片付かない心の惨状は もう一回って進んだボクの未来にはもうないさ

自己中心的だから 誰にもならなくて 変わらなくて 整理もつかないまま 時間だけが過ぎていくのは 悲しいね 寂しいね
勝手な思い込みが僕を殺すけど
どうせなら一矢報いたい

いつだってウジウジして始まらないボクのことだから 精一杯だと思って無理だと言った
片付かない机の上に残ったものは何なの


重なって重なって見えなくなった
挟まった紙切れはどこにあるの
足りないものはきっとそこにあるのに

いつだって そんなに強くもないボクのことだから 代わりのないボクを求めてた
片付かない心に生まれた感情はもう一回って進んだ先の未来にあるさ

片付いたボクの感情 真っ白


5.
固まった体と 固まった感情 
刺々しい 痛々しい そして一層壊れやすい
迷った思いと動かなくなった視線が僕を捕らえている

予定外に苦しんだ 予定なんて立てたのか?分からずじまいの最善策
怖がっていた 不安と焦りの二重螺旋構造
ヒトが悩むことは宿命さ

病んでも生きているなら 死ねない理由がそこにある
何もないなんて言わないで 

自由が一番不自由だと言い出したら 自由ってなんなのか分からないけど
自ら選んでいけるのならそれが自由なんだろ
想いだけ固まらないまま 踏み出せない一歩が目の前に立ち塞がる

凝り固まったあなたを溶かして解きたいよ

固まった思いと 固まった表情
誰にも言わない 閉ざしていた 壊れない
迷わないのに腑に落ちない逃げ道のない迷宮入りさ

見えるように聞こえるように 言えない意見は消えてしまう 
動かないなんてもったいない

可視化した意味を意味にして 見えない意味を覗いて 見えないからってそんなことまで固定するのは 生きづらい
"現在"を生きてるならば変わってこう

凝り固まったボクを溶かして解きたいよ


6.
寒さを感じ始めた あの日のことを思い出す痛々しい後ろ姿 暗めの雰囲気を持ったままじゃキミに会えないけど

何にもなかったような何かあったようなぼんやりした気持ちだと勝手に言い聞かせている

早めになかったことになんて出来やしない不器用さ 簡単に取り繕うなんてこともそう
出来たら出来たで寂しいや

寒さを感じ始めた あの夜の記憶には
ボクの隣にキミはいないまま
だけどそのままじゃ終わらない 終われないと立ち上がって
確証のない約束 果たしに今行くからさ

暖かくなってきて 着る服も変わって
段々と薄れていった 思い出の数々

忘れたくないと必死に止めようとした
あの時のキミの笑顔も消えていくというのかい

大事な言葉を記憶に残してよ 断片的でもいい 足りない言葉で補っていく

時が流れていくことを 止めようとするなんてさ むしろ美しくないから 綺麗なままのキミとボク 
夢は夢だとわかってよ 現実を強く持ってさ
確証のない物語 今もう一度始めようか

巡り巡ってまた来ても 同じことを思うなら
サヨナラの数思い出して 今のキミを思い出してよ

寒さを感じ始めた あの夜の記憶には
ボクの隣にキミはいないまま
だけどそのままじゃ終わらない 終われないと立ち上がって

素晴らしい日々の中で生きていくためにさ
倒れないように休みつつ 光探して歩こう

何もないわけじゃない キミとボクを作ってる
確証のない約束 果たしに今行くからさ


7.
重なった失敗の分を今払っているということを理解して腹を立てて自分に意味のない罵倒を

キミの元まで届くなら少しは慰めてから  出来るなら嫌な冷たさを抜いてから体をそちらへ寄せて

知識で粋がる子供の部分を捨てることができたなら 大人なのかと思ってたけど まだ足りないみたいで

紛らわしい呼びかけに応えられる余裕はなくなってきてた 成り立てっていうのはギリギリだ

この世界にさよならをいう時は煌めきが消えてから 煌めきはキミの中にいつもある  もっと磨こう もっと光ろう 忘れていなくならないでよ


明日になって変わって昨日の憂鬱を消して
でも日付変わる瞬間 超えても時が進むばかり 

そのままの自分に腹を立てて 変わりなさいと言う一喝を 

終わらない思考のループに 区切りの言葉を添えて

この世界から去るときは夢を終わらせてから夢を見終わるまではここで夢見よう
もっと大きく もっと遥かな 僕の証にしよう


8.
そんな「疲れた」だなんてそんなわけないですよ、口から出まかせの慰めの
置いてきぼりの僕になりたくない心が強くなってきて 
慣れない場所のプレッシャーに押しつぶされそうな日々
負けを認める 口だけで
まだ舞えるなんて言いながら
望みを託すだけは 身勝手に
大層なことを言っているように見せかけて
足元ばかり見てては見えるものも見えないな


9.
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げることできない 恐れてしまう
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げたい 消えたい 目を開けたくない

押し寄せてくる痛みと苦しみが幻なわけないと 自分がフリなのかリアルなのかわからない まとまらない

乱れるリズム 揺れる揺れる
異常なほどの嫌気が心臓に刺さる
乱れるリズム 揺れる揺れる
抉られて意識消えてく

悲鳴を上げた身体が訴えかけた言葉で
頭の中がパンクして

不安定な脈に 触れる触れる
僕の歩く道が歪んでいくように
不安定な脈に 触れる触れる
呼吸すらままならない そのままで

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げることできない 恐れてしまう
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
逃げたい 消えたい 目を開けたくない

背けていると思われたくなくて 必死に考えた言い訳は 苦し紛れの下手くそなものならまだマシだ 
余計に汚い 綺麗な嘘で誤魔化した 

乱れるリズム 揺れる揺れる
異常なほどの嫌気が心臓に刺さる
乱れるリズム 揺れる揺れる
抉られて意識揺れる

いつか消えてしまう だから些細なことだと
割り切れやしない 生きている間には


10.
都合の良い記憶と 繋がりのない思い出
明日を想って今日も 空虚な笑顔振りまいた

いつも最悪を想定して立ち回って 自分を噛み砕いて無理な解釈をした

いつも最後に残る暗い感情が ダメ押しになるのか引き戻すことになるのか
ボクが選ぶわけじゃない そうやってまた逃げるのかいと囁かれたような

長く隣にいた君の姿を横目に見ていた
綺麗になっても変わらない関係 続くけど
ボクじゃない人がいつのまにか隣にいた

恋愛感情なんてない 大事な友人で
一通りの嫉妬をして 他愛のない会話を続けた

変わる君と変わらないボク 置いていかれるのは当たり前だな 

せめて隣で笑えるように 変わり出してくれ

1人で涙を飲んだ 味はしなかった

他人は他人だからって 自分で塞いだ扉
開くことを諦めたボクはボクを閉じ込めて

いつもそうだった 忘れたふりをしていたんだ 揺らめく時間の長さで 置いてかれてた
中身のない会話が哀しいかな 虐げられないからマシかな 









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