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ザ・キャピトル東急ホテルさんの内覧をさせていただいた

通訳ガイドのぶんちょうです。
ツアーで幾度となくゲストのお迎えのために足を運んだキャピトル東急ホテルさん。とは言え私の行き先はロビー止まり。それが今回、お部屋に入れていただけました!しかもただで(笑)

今回、そんな機会に恵まれ、写真掲載もOKいただけました。キャピトル東急ホテルは東京メトロの溜池山王駅直結なところがガイドとしてうれしいところです。ツアーで歩く以外は体力温存主義でしたから。

地下鉄の改札を出てまもなくのホテルの入り口。そこを入ると空気が違います。これは一流ホテル特有なのか、なんとなく外からつながって中に入るのではなく、一流と言われるホテルは中に入った瞬間、外とは明らかに空気感が違うのです。それが、ここから先は私たちにおまかせくださいと言うメッセージのように思えます。

入り口を入ったところでほのかに感じられる香りは、エレベーターでロビー階まで行くと、さらに香りに包まれるようになりました。そう、この香りがこのホテル! 2年ぶりの香りを感じた時、なぜか「あ、懐かしい」と思いました。同時にこれからツアーゲストと対面する直前の高揚感も同時に思い出しました。

ホテルさんは独自の色々な「香り」や「音」がありますが、なかには、ちょっときつすぎると思うこともあります。キャピトル東急ホテルさんではアロマの専門店でオリジナルな香りを調合してもらっていると聞き納得です。優しい自然な香りなのです。隈研吾さんデザインのロビー内装の木材にもマッチした香りです。

ロビーから外に出て少しだけ歩くとと、すぐ日枝神社です。江戸城の鎮守のお社だった格式高い神社です。いわば「お隣さん」が神社。都心ながら、とても静かな環境にあるホテルです。

日枝神社

ホテルデザインは隈研吾氏で和テイストのロビー。

天井


ロビー 

ロビーにはいつも大きな水盤のように水がたたえてあり外の水場にも周りの緑が映り込んでいてきれい。神社と言えば水、ホテルさんのお話では、その水がホテルのひとつのテーマになっているそう。木と水、まさに神社の延長のように設計されているのかもしれませんね。

キャピトル東急ホテルさんはフォーブスの五つ星ホテルに選ばれていることは今回初めて知りました。フォーブスは食のミシュラン同様、覆面調査員がこっそり宿泊してホテルのサービスや設備など800項目以上にわたって調べるという、こわい抜き打ちテスト的なことをするんです。そのフォーブスで最高点の★★★★★。

さて、いよいよお部屋へ案内していただきました。以下の写真、いくつかのスイートルームです。

お部屋も基本、和テイスト
この部屋の広さは200㎡以上
篠田桃紅さんの絵

ベッド脇の絵は、去年107歳で亡くなった美術家、篠田桃紅さんの作品。

書斎コーナー


窓からは国会議事堂の建物が間近に見える
別の部屋からの景色
日枝神社の全貌が見渡せる!
日枝神社下の鳥居と長い階段



廊下に巨大リヤドロ!
余計な物がないのがホテルだ
左右対称って安定の美しさがあるなあ
こちらは低層階のお部屋
黒に近い茶色の床タイルきれい
ジュエリーなどの販売会にも使われるそう
浴室に使われている板のように見えるタイル
アメニティグッズはゲラン

元々、この地は日枝神社のもので、この高台は特別星がきれいな場所だったそう。この地の簡単な歴史は以下です。

明治時代ここに星ヶ岡茶寮という上流階級の社交場ができた。その後、いくつかの変遷を経て、今のホテルの前身の東京ヒルトンホテルが東急グループによって建てられた。ビートルズ来日の時に宿泊したのがそのホテル。そして2010年に建て直されてできたのが、現在のザ・キャピトル東急ホテル。

今までに(多分、東京ヒルトンホテル時代を含めて)ホイットニーヒューストン、マイケルジャクソン、エリッククラプトンなどが宿泊したそうです。

今回見せていただいた、いくつかのスイートルームは一泊の料金が100万円以上のもの。250室中14室がスイートだそうです。と言うわけで私はそのあとホテル内のレストランで、とってもおいしい日本料理を堪能し家に帰りました。


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