マガジンのカバー画像

海運20年超のプロが教える実践ノウハウとAI効率化

17
外航海運で20年勤務してます。船社やフォワーダーが荷主に対して言いにくいことや、英語で伝えづらいことなどを、プロンプト書いてラクにしようと企んでいます。これからも色々掲載していく…
運営しているクリエイター

#デマレージ

【図解あり】輸入デマレージ・ディテンションの基本と計算方法

こんにちは!ラクです。 今回は…フリータイム、デマレージ、ディテンションについての説明です👓 結構文字だけで説明しているサイトやブログが多い気がしたので… 図解を以て説明してみることにしました📄 なお、ここでご説明するのは、あくまで一例です🙆‍♂️ 船社やフォワーダーごとに独自ルールや料金体系を設定していますので、 必ずその設定をご確認ください。 デマレージの簡単な説明まずデマレージから行きましょう🕵️‍♂️ はい、これがデマレージ(笑) もう少しちゃんと言うと

第4回:デマレージ回収:支払能力が低い荷主への対処(船社・FWD用)

こんにちは!ラクです。 今回も、前回に引き続きデマレージ(保管超過料金)の問題についてです。 今回は… \デマレージ回収どころか… コンテナをターミナルから引き取ってもらうことすら、難しくない?💦/ そんな中での対応を考えていきます。 今回は、「支払能力の低い顧客への対応」についてお話します🍀 はじめに…今回のブログの続きです。 前回のブログをご覧になっていない方は、まず以下からご覧ください。 前回のブログでご紹介した、以下の図を使ってご説明します。 今回もまた

第3回:デマレージ回収!ゴネてコンテナを引き取らない事案(船社・FWD用)

こんにちは!ラクです。 今回も、前回に引き続きデマレージ(保管超過料金)の問題についてです。 デマレージって… タチが悪いんですよね。 コンテナをターミナルから引き取らないと、日に日に費用が増えていくだけなので…💦 今回は、「支払能力の高い顧客への対応」についてお話ししたいと思います🍀 はじめに…今回のブログの続きです。 前回のブログをご覧になっていない方は、まず以下からご覧ください。 前回のブログでご紹介した、以下の図を使ってご説明します。 今回もまた、以下の本の

第1回:デマレージ(保管料金)解決ノウハウを凝縮(船社・フォワーダー用)

こんにちは!ラクです。 今日はデマレージ(保管超過料金)の問題についてです。 私たち海運・国際物流業界の人間にとって、輸入コンテナの保管超過費用(デマレージ)の回収は頭の痛い問題ではないでしょうか?😨 全然コンテナヤード(CY)からコンテナを引っ張ってくれない… そんな状況、遭遇したことありませんか? それが日本であれ、海外であれ…🌎 そうすると、担当者としては、やきもきする毎日になるんですよね。 他の業務もある中で、全然引き取りにきてくれない。 さらに社内や海