放課後_しらこ_30

絵ができるまで① 「放課後」

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青山塾の課題で、「三角関係」というお題で描きました。ストーリーが伝わるような絵というのはあまり描いたことがなかったので、とても新鮮でした。でもよく考えたら、装画ってストーリーが伝わるような絵じゃないとダメだよね…ということに気づきました。今後はそういうことを意識した作品を作りたいです。

ちなみにこのお題は、ゲスト講師としてブックデザイナーの名久井直子さん(Wikipedia)が出してくださったものです。装画の仕事をしたい僕にとってはアピールの大チャンスなので、とにかく張り切って描きました。

~ラフ~

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構図を練ります。しつこいようですが装画を想定しているので、重要な部分を右に寄せて、タイトルが入るスペースを確保することにしました。(もちろん帯のスペースも)

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一度、白黒で簡単に塗ります。タイトルは、手前の本棚~女の子の背中に入るイメージです。

~配色~

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明るい色と暗い色と、中間色を選びます。選ぶときは「配色スタイルハンドブック」(amazon)をパラパラとめくって、好きなものを選びます。この本はめちゃくちゃ便利なので、そのうちnoteにて紹介したいです。

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選んだ3つから、さらに数色、似た色を選びます。それぞれを混ぜたり、彩度をすこし変えたり、ちょっと暗い色を作ったりして、パレットを作ります。あまりにかけ離れた色を作ると、最初の3色の関係が壊れてしまうので、そうならないように注意します。

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画面を明・中・暗にゾーン分けし、ゾーンごとに色を当てはめていくイメージです。

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こんな感じ。

~描きこみ~

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それでは少しずつ描きこんでいきます。

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えっ…いきなりえらい飛びましたね。そうなんです。うっかりしていて、途中の状態を記録するのを忘れてました。もう7割くらい完成しちゃっている…

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引き続きまんべんなく描きこんでいきます。全体のバランスを見ながら、髪型を変えたり、色を変えたりしていきます。

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完成しました。アクセントカラーとして、ところどころに赤を入れました。黄色と迷ったんですが、女の子の嫉妬心を考えると、赤のほうがいいかなと。

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ちなみに黄色バージョン。

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最終的に使った色は大体こんな感じ。新しい色をどんどん追加しても、ゾーンごとの明度の範囲を守っていれば、最後まで破綻せずに描けるのではと思います。

~お気に入りポイント~

最後に個人的お気に入りポイントを。

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床に反射する光


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蛍光灯の冷たい光

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透けてるメガネ。

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本棚の隙間から見える、奥の本棚と光。

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女の子の左手は特にお気に入りです。シンプルだけど、うっすら指がわかるくらいに描けました。右手はよくわからなかったのでテクスチャでごまかしています。それも含めてお気に入り。

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最後まで読んでくださりありがとうございます。何かご質問などあれば、コメントしていただければお答えします!

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イラストレーターhttps://rakoshirako.com

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コメント (5)
木内さん、コメントくださりありがとうございます。調べてみたらそうみたいですね。まあでも心理的なイメージでなんとなく赤を選びました。赤い眼鏡もかわいいし…
私は絵画やイラストなどの知識もないし、自分で描くことも全くない完全なる素人ですが、この「放課後」のストーリーを想像させてくれる力みたいなものを感じてとても気に入りました。良い作品を公開してくださり、ありがとうございます。(真夜中のテンションに任せてコメントさせていただきました)
twitterで好きだった絵なので来てみました。
配色の解説がたいへん勉強になります!
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