チームの話

私は本を読むとき内容の整理や流れの整理をする為にメモをとりながらノートに書きながら本を読む。時間はかかるが、頭に入ってくる量が違うのでオススメしたい。

今回はチームの話。チームがどのようなコミュニケーションを取る事でどのように発達していくのか?メンバーにはどのようなタイプがいてどんな役割をとれるのか?が知れる内容となっています。

①チームの発達段階とは?


第一ステージ
形成期(フォーミング)  依存や他責

第二ステージ
試行錯誤期(ストーミング)自律

第三ステージ
規範期(ノーミング)   共存共栄

第四ステージ
達成期(トランスフォーミング)統合

このような段階で発達をしていく。

②チームの中にいるメンバーのタイプとは?

リーダーのタイプは主に4つに分けられる。
分ける方法としては、

成果志向orプロセス志向
メンバーを後押しするor自ら引っ張る

おおよそこれで考えてみるとわかりやすいかもしれない。

タイプⅠ  

ファシリテーター型(プロセス×後押し)

計画型で、人間関係を重視、聞くことが大好き、丁寧、関係の変化に敏感なところが特徴

タイプII   マエストロ型(成果×後押し)
実行型、効率、資源の配分と効果に気を配る、環境の変化に敏感、行動好き

タイプⅢ  ティーチャー型(プロセス×引っ張る)
How型(観察型)、工夫する、個人と組織の成長に気を配る、教える事が好き

タイプⅣ  コンサルタント型(成果×引っ張る)
目標優先型、早く進める、生産性と創造性に気を配る、深く考える事が好き

あなたはどのタイプだったでしょうか?
中には複数の型をもっていらっしゃる方もいます。これらのタイプはチームの発達の時期に応じてそれぞれいい役割をしていきます。

③もっとも多いチームの段階

大体のチームはフォーミング期とストーミング期を行ったり来たりします。第三ステージまで行くことの方が難しい事もありますので、今回はフォーミング期とストーミング期で重要な事を記入しておきます。

フォーミング期で重要な事

※コミュニケーションの量
※心理的安全性の確保
何を言っても大丈夫なんだ。失敗しても責められない等安心してもらう事が大切。

そのコミュニケーションの方法としては
①目的は「映像」で伝える
②目標は「数値」で伝える

数値は金額だけでなく、期間、人数、個数等も
③指標と原則を作る
目標を達成する過程においてどの程度進んでいるのか?目印にする。

自分自身、メンバーの「価値観」「信念」「世界観」を知る大切な期間

ストーミング期で重要な事

※コミュニケーションの質を高める
※集団よりも個を尊重する

①フィードバックで現状を伝える
客観的に事実を伝え主語を「私」にして伝える
②対話の時間をもつ
「聞く」時間の方がおおくなる。対話の時間は約30分くらい。
③「肯定型」で伝える
して欲しい事を伝える

このようにしてチームをノーミング期→トランスフォーミング期まで持っていく。

チームは目的事に変わってしまう為このような事を繰り返し行える人物になりたいと思っているらっきょなのでした。



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