【ブックレビュー】オカルト?ミステリー?面白ければどっちでもいい!『でぃすぺる』の感想。
こんにちは、rakkosanです。
電車の広告で見かけてなんとなく買ってみた本ですが、とても面白かったので紹介します。
でぃすぺる
著者は今村昌弘さんです。
まったく知らなかったのですが人気の作家さんみたいですね。
ネタバレしないように良かったところをさっくりお話します。
あらすじ
従姉の死の謎を追いかけて、小学生達があれやこれやするお話です。
手がかりは従姉が残した町の七不思議。
オカルトとミステリーが入り乱れた引き込まれるようなストーリーです。
良かったところ
読みやすい構成
お話は『奥郷町の七不思議』の怪談ひとつずつ順番に謎を解いて進みます。
一つの怪談の謎解きが終わると一区切り付きます。
ドラマやアニメの一話を見終わった感覚で、ここまで読んだから続きはまた明日といったことがやりやすいです。
電車移動のスキマ時間に最適です。
引き込まれる展開
怪談に隠された謎を解いていくうちに、オカルトとミステリーの間を揺れ動きます。最後まで飽きさせない展開が繰り広げられます。
詳しくは語りませんので実際に読んでみてください。
謎解き以外も面白い
謎解きのターンと日常のターンが交互にやってきます。
日常のターンでの小学生ならではの悩みや葛藤、心情や友情の描き方が上手で思わずキュンとします。
おわりに
以上『でぃすぺる』の感想でした。
本当に読みやすい本で、小中学生の課題図書にもできそうなくらいです。
興味があれば是非読んでみてください。
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