せっかくだから住環境を考える～「今年の夏は暑かった？」～

筋力維持のために毎朝近所をパトロールしている母は「今朝の外の気温は○○°だった」と報告してくれる。「家の中が暖かいから、ついつい上着を着るのを忘れてえらい目に合う」と言っている。

思い出すのは今年の夏。新しい家で過ごした初めての夏。

引っ越す前の古い家は、スキマだらけの家。エアコンなし、でも窓を開ければそれなりに風も入ってくる。扇風機だけでも、なんとかしのげた。が、最近の猛暑には太刀打ちできない。何もしなくても汗だくで、家の中ではランニングシャツと短パンでしか過ごせなかった。

もう家の中で熱中症になりそうな暑さ・・・だった。

それがそれが、新しい家に引っ越してから一変した。今年の夏は涼しかった、いや涼しすぎた。エアコンの温度を30°に設定しても涼しかった。ランニングシャツも短パンも必要なくなった。

訪ねてきた人が「いやぁ、今日も暑いですね」っと汗びっしょりで言うのに「えっ？今日暑いんですか？」と尋ねる自分に自分でビックリしていた。

コロナ渦で外出がめっきり減りこの夏は家の中にいることが多くて、「寒くない？もう少し温度上げようか？」夏の暑い最中だというのに、こんな謎の会話を毎日母と繰り返してた。

最近の省エネ住宅の性能は凄いわっと実感した夏。

そして迎える初めての冬。現在エアコン設定温度20°で過ごしている。「家の中では半袖で過ごしてます！」なーんて環境ではない。でも長袖シャツにカーディガンで十分過ごせる。全館空調設備ではないのに、家じゅうがほぼ一定の温度、洗面所もトイレも寒くない。この状態が冬じゅう続くのかな？

年寄りと中年には、暖かい家は本当にありがたい。
寒くて着込んで丸くなってる時間が増えるのが今までの冬。布団から出るのも掃除するのも億劫になる冬。年末大掃除とか寒くてかなり億劫だった。

これから迎える冬本番、「えっ？外はそんなに寒いんですか？」って言うのか言わないのか期待が膨らむ ♫