見出し画像

せっかくだから住環境を考える~キッチンに何を求めてる?~

「テレワーク」「職住一致」「巣ごもり」となると、一人暮らしにとっては自炊の頻度があがり、ファミリーにとっては料理を作る回数・量ともに増えてくる。

今まで以上にキッチンのことが気になっている人が増えているのではないだろうか?

家を建てたり、リフォームしたりしている友人からよく聞かれる質問の一つが「キッチンの天板は何がいいと思う?」

実は私は、実家、賃貸時代ともステンレス天板のキッチンしか使ったことがない。そのためこの質問を受けるとカタログに載っている通り一遍の話しか出来ない。

しかし、なんでこんなに天板の種類があるんだろう?ステンレス、人工大理石、人工石、セラミック、天然石などなど。それぞれにメリット・デメリットがあるけれど(カタログに色々書いてあるけど)、全種類試してみた人は存在するんだろうか?

「この天板にすれば、どんな人も一流シェフの味の料理が作れます。」って商品があれば、私はそれを選ぶかもしれない。が、現在のところ、そんなキャッチコピーは聞いた事がない。

天板の豊富なラインナップは、料理のおいしさの腕を上げることよりは、家の中の雰囲気作りや料理を作る人のやる気に貢献する役目を担っているんだろう。

キッチンの形状にも色々ある。大きな違いは、オープンなキッチンにするかクローズドなキッチンにするか。リビングから丸見えのオープンキッチンであれば、キッチン天板の見た目は重要かもしれない。クローズドキッチンなら、見た目よりは機能性重視で考えてもいいかもしれない。

そう、キッチンに何を求めているかで、キッチンスペースのあり方から始まって、流し台の形・種類・設置場所まで人それぞれ違ってくる。キッチンの好みを聞くと、「この人はこんな生活をしてるんだろうな。」「こんな生活を望んているんだろうな。」って想像できる。

画像1

私の選択は、天板はステンレス、キャビネット(引き出し・収納の部分)はシナ合板で作ってもらった。私は無機質なものと有機質なものの組み合わせが好きなようで、とても気に入っている。

今までステンレス以外の材質を使ったことがないし、ステンレスで不自由・不便さを感じが事がない。その上、ステンレスは豊富な種類の天板の中で価格が一番安い。

キッチン周りの壁はタイル貼りも考えたけれど、キッチンパネルを貼ってもらった。コンロはガスと散々迷ったけれどIH。母も高齢だし、私だってどんどんおばあちゃんになっていく。シンプルで掃除がしやすい、そして、安全性これらを重視して選択した。

画像2

高齢になってくると、おしゃれさよりもシンプルでお手入れが簡単、そして明るい事への優先順位があがってくる。キッチンには自然光のはいるハイサイド窓が是非お勧め(もし設置が可能であれば)。

この窓は東に面しているので、朝はまぶしく、若干うっとおしいぐらいに自然光がはいってくる。けれど、空模様の移り変わりをキッチンから眺められるのは何故だか精神的にとても穏やかになれる。

最後にひとつ、可能であれば回遊型のキッチンを計画してほしい。一方通行のキッチンに比べて使い勝手もいいし、楽しいし、家族の会話もはずむ。家族の会話がはずむその理由は経験上の結果です。是非検討してみて。

最後まで読んで頂きありがとうございます! また覗きにきてください スキ♡を押していただけると書くことへの励みになります コメントをいただけると私の小さな目が輝きます♡