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思い出すと自分が脆くなってしまうものの取り扱い方法を探し中

早朝、朝の4時とか5時とか、まだ人がまばらな時間帯。
すっきりした明るさのある道を散歩することにハマっている。
単純な私は、それだけで頭もすっきりしたような感覚になれている。

ただ、そうしてすっきりして何かを考える余白が生まれたとき、ふとたまに普段は考えないようにしている自分の弱みが、頭をよぎる。
よぎるどころか、支配されそうになることもある。
せっかくの透明な空気が、急に淀んだように感じる。

協調性がないとか計画性がないとか、そういう私の属性的な弱みではなくて、思い出すと胸が詰まって、心が重くなるようなもののことである。

意思を持って疎遠にした家族のこと。
将来の、恐らく孤独なままの私のこと。
それらに連なる、現実的でこまごまとした課題について。

これらは私の場合、ぶわっとひとつの紐にくくりつけられているみたいで、
なにか一つを思い浮かべれば、そのまま押し出されるみたいに他も思い出してしまって、私の心に沈み込む。

この解決策が、見つからない。
なるべく考えないようにしている反動なのだろうけど、考えないようにいられる間の私のお気楽さを取り戻すみたいに、沈んだ心はなかなか浮かび上がらない。

今朝もそうだった。
これから一日が始まって、いろんな人が往来してそれぞれに生活がある。陽の光に当てられて、きらきらした道に、私一人がおいていかれてしまったような気持ちになってしまった。 幸先の悪い朝に、ため息もでなかった。

週の終わり、疲れもあるだろう。
最近はじめた仕事に、自分でも気づかないうちに疲れが溜まっているのかもしれない。
今日も暑いだろうから、汗といっしょに流れてくれたらいいな、と思う。

このままならなさと私が共存できる方法を探したい。
焦らない。

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