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【GP使用候補】完全新作デッキ・青白タマシードアレフティナ【GP後CS2連続火噴くプロモ獲得】

・はじめに

皆さんこんにちは、rakiです。

つい最近までは「緋月」というハンドルネームで活動しておりましたが、GP後、「L-スター」というハンドルネームに変えました。

知り合いの皆さん、また分かりにくい名前にしてしまい、申し訳ありません。

はじめましての方もおられると思うので、簡単に経歴だけ。

・現DMPアカウントは昨年復帰時に作成。
・復帰後、CS🥇×3、🥈×3、🥉×2、4~8位×16
・2022年上期DMPランキング
              全国72位 兵庫6位
・ランキング終盤は主に青白ライオネルを使用。
・復帰前最終プレイはドギラゴン剣殿堂時。
・他、遊戯王歴15年・Shadowverse STD~ etc.

GPも無事終わり、世間ではGPで活躍したデッキや大手プレイヤーのGP使用候補デッキなどが環境に顔を出し始めました。

私自身、GPではクライマックスジャオウガ入りのアナカラーグラスパーを使用。7-2でオポ落ちという悔しい結果になりましたが、GP用に練っていた完全オリジナルデッキが存在します。

前日まで使う気満々でしたが、知り合いの関西勢らがアドバンスGPで軒並みBest128プロモを獲得している様子を見て、「ふざけたデッキ使っている場合じゃないな」と思い、地力のあるアナカラーグラスパーを選択しました。

GPも上期ランキングも終わり、私自身、下期は大学の実習の忙しさからTOP100ランは断念しており、時間があればCSに出て好きなデッキを握ろうという気持ちでおりました。

そこで、GP終了後1回目のCSで使ってみようと思い、試したところ、予選全勝。本戦ではジョー星に屈しましたが、無事火噴くプロモ獲得。優勝の可能性もありました。

また、数日前に関東の知り合いにリストを提供したところ、その方もさくっと火噴くプロモを獲得しております。リストが強制公開ではなかったみたいで、世間にはバレなかったっぽいです。

前置きが長くなりました。

それでは、本題に入っていきます。

・デッキリストと回し方

10/9時点

上記リストでGP終了後、2回の使用で成績は以下。

10/4 DM飛梅CS 津田沼 ベスト8(提供先:ブロンズさん)

10/8 はっちCS 十三 ベスト8(筆者)

〈追記〉

記事を読んでリスト使ってくださった方が以下のCSにて準優勝されました!(ご本人に掲載許可を頂いております)

10/20 DM飛梅CS 西友町田 🥈

おめでとうございます🎉

↓以下、解説に移ります↓

⑴なぜ青白ライオネルではダメなのか

まずはじめにこのリストを見た際に、「青白ライオネルと変わらんやん、つまんな。」と思った方がおられるかもしれませんが、青白ライオネルを使い込んだ私が断言します。全く別のデッキです。

青白ライオネルは非常に強力なデッキで、高い受け性能とそれに噛み合ったフィニッシュ方法を兼ね備えています。一般的に、ゼーロベン以外のあらゆるデッキと渡り合うことが出来るとされています。

(一応参考までに、以前書いた青白ライオネルの記事のリンクを下に貼っておきます。)

しかし、意外な弱点があるのも事実です。
例えば、以下のような点が挙げられます。

①EXwin無効化札を持つデッキに苦戦する
②相手のEXターン獲得に弱い
③キャンベロを絡めた攻撃に弱い
④単騎を出されると、除去札とスロットンの同時踏みを要求される
⑤自身のEXwinのためにはジョニーによるアタックが不可避。トリガーや誘発札によって返されてしまう。また、巨大ブロッカーに弱い。

これらを総合すると、ゼーロベン以外にも当たりたくない対面が結構あることが分かるかと思います。
ex) 4c邪王門、ガイアッシュ覇道、青魔道具、シータ閃、赤黒邪王門、5c etc.

特に⑤について、よくあるのが「相手のベンやノヴァを越えられない」ことです。

青白ライオネルを使う中で、ジョニーのパワーが14000を超えることは稀で、大抵は12000の状態でアタックすることになります。

もちろんジョーカーズの心絵で山札に戻すカードの枚数を調整すれば14000以上にすることも可能ですが、その場合は逆に「盾の枚数が足りない」もしくは「ライオネル+光のタマシードが1セット足りない」状態になることが多いです。

よって、パワー13000のブロッカーで、環境でよく見られるベンやノヴァを超えることが出来ない場面が多く、相手から簡単にケアされてしまうことが分かるかと思います。

こうした弱点を克服したデッキを上手く作ることが出来ないか、試行錯誤した結果、以下の2つの事実に気が付きます。

⑴ 「アトランティスのビジョン」+「ライオネルスター」+「光のタマシード」による要求値の低い半永久ループ。このループが相手ターン中にも再現可能である点。

⑵ アタックを必要としない、常在型EXwin能力を持ち、キラスターから簡単に出すことが出来る「アレフティナ」

そして、運良くこれら2つが相性の良い組み合わせでした。キラスターはそもそもカーネンの心絵からサーチすることが出来ます。また、光文明にはドロー効果の付くタマシードが多数存在するため、限界まで山札を掘ることができ、アレフティナの回収も容易であったのです。

そこからはトントン拍子で、すぐに上に貼ったようなリストが完成しました。

他にもアストラルのビジョンの採用による「ザエッサ→アトランティスのビジョンの再現性の向上」なども考えましたが、今のところこのリストが1番丸いかなと思っています。もちろんアストラルのビジョンを採用しても全然問題ないと思います。

⑵回し方

以下、簡単に回し方を示します。

序盤: 
アトランティスのビジョンorライオネルスターを探しに行く。ザエッサ+アトランティスのビジョンがプレイ出来れば上出来。半永久ループで光のタマシードを使うため、乱用は避ける。

中盤以降: 
アトランティスのビジョン+ライオネルスターの半永久ループによるEXwinを狙う

半永久ループのやり方:
アトランティスのビジョンの上にライオネルスターを進化

ライオネルスター効果で光のタマシードをプレイ

アトランティスのビジョンの進化パワーでライオネルスターをバウンス

ライオネルスターの「タマシードが出た時」効果を用いて、手札に戻したライオネルスターを再びアトランティスのビジョンの上に進化

これによって、「手札にある好きな光のタマシードの効果を好きなタイミングで使う」事ができるようになります。

基本的には

①スロットン・ゲラッチョ・カーネンの心絵でキラスターorアレフティナを探しに行く

②ジョーカーズの心絵で盾を増やす

という2種類の動作しかおこないません。ジョーカーズの心絵は効果を待機させておいて、コンボ終盤に使用します。

ジョーカーズの心絵の効果で盾が10枚以上になる状態であり、手札にキラスターとアレフティナが確保出来ていれば、EXwinは目前です。

ジョーカーズの心絵を解決してできる限り山札にカードを戻して盾を追加。

その後、ライオネルスターの効果でタマシードorライオネルの上にキラスターを進化させ、キラスター効果でアレフティナを出してEXwin達成です。

このEXwinは相手ターン中にも達成することが可能です。

自分の場にアトランティスのビジョンがある状態でスロットンの心絵orAQネットワーク(手札にスロットンあり)を踏んだ場合、ライオネルをアトランティスのビジョンに進化させることで簡単に半永久ループを始めることが出来ます。

上で示した手順通りタマシードを出し続けて盾を増やし、アレフティナを出すことで相手ターン中にEXwinすることが出来るのです。

つまり、覇道やガリュミーズによるEXターンなど関係ない訳です。

また、相手ターン中であるため、キャンベロ効果にもかかりません

さらに受けの話をすると、場にコーライルのビジョンがあれば、盾からアトランティスのビジョンを踏んだ場合、コーライルのビジョンの効果を再利用することが出来ます。

これによって、従来の青白ライオネルよりも単騎に対する耐性が向上しているのです。

⑶アレフティナの裁定について

相手の場にオニカマスがいたとしても、以下の裁定に基づいてEXwinを達成することが出来ます。

また、アレフティナのEXwin効果は常在型であるため、バラドなどの誘発札による敗北回避は意味がありません。

敗北回避能力によって発生する効果が状況起因処理となれば敗北は回避されますが、2020年2月に処理変更の可能性が示唆されて以降、以下の画像の通り、現在の総合ルール上の状況起因処理に関するページにも敗北回避に関する記載はありません。

ただし、「このクリーチャーがバトルゾーンにいる限り、自分はゲームに負けず、相手はゲームに勝てない」のような「常在型敗北回避能力」は適用されるため、注意しましょう。

・最後に

いかがだったでしょうか。

今回は急ぎ足で新デッキ「青白タマシードアレフティナ」について紹介させて頂きました。

紹介していない細かいプレイングも多数ありますが、例を挙げるとキリがないので、今回はカットさせて頂いております。質問等あれば、DMや投稿ツイートのリプ欄にて対応させて頂きます。

とにかく楽しいデッキですので、皆さん自身の手で回して、気付きを得ると良いと思います。

冒頭でもお話しましたが、私自身は実生活の忙しさから、今期のDMPランキングを走るつもりはありません。

しかし、合間を見てCSには参加する予定です。相変わらず大阪兵庫圏のCSにはそこそこ顔を出すと思います。

対戦する機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します。

また、記事内に間違った記述などありましたら、ご連絡ください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

良きデュエマライフを。

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