柑橘系の木を好むアゲハの幼虫
みかん類の木の葉っぱに、ちょこんと乗るアゲハの幼虫。鳥のフンに擬態しています。
アゲハは柔らかい新芽に卵を産み、主に葉の裏などにある事が多いです。
まれに枝や実に卵を産みつけることもあります。
卵は大きさが異なり"ナガサキアゲハ”や"クロアゲハ“は卵が大きく"ナミアゲハ“は卵が小さいです。
3日〜4日ほどで卵が黒くなり孵化します。
孵化した幼虫は卵の殻を食べ、ゆっくり休んだ後
葉を食べます。葉っぱは枯れないようにする為に水分の工夫が必要です。
250ミリなどのペットボトルに水を入れ、サランラップなどで幼虫が水に入るのを防ぎます。
幼虫が水に入ってしまうとやられてしまいます。
脱皮をする時は、1日ほどじっとして動かず
生きてるかな?と思うこともありますが
しばらくほっておくと脱皮をして動き回るので動いてなくても大丈夫です。
頭から出すツノがものすごく臭く、みかんの腐った臭いがします。
ナガサキアゲハ等は青虫になると7センチほどになり、ツノの臭いも増します。
幼虫は葉っぱ食べて、フンをして、脱皮を繰り返し、やがてサナギになります。
サナギの色は3種類ほどあり面白いです。
およそ2週間ほどで美しいアゲハになります。寄生虫が出てくる場合もあります。