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実績作りのアイデアその6

先日株で大失敗した。某社長さんの炎上に巻き込まれて株価暴落からの損金確定で、しばらく投資からは遠ざかりたい気分だ。

ポストモーテムという言葉がある。IT界隈ではSRE本に書かれていて一時話題にもなったのでご存知の諸兄も多いだろう(未読だという諸兄は遠慮なく下のアフィリンクを踏んで購入してもらいたい。って書いちゃダメなんだっけ?)

誤解を恐れず簡単に言えば、失敗学に分類される(主に失敗した)事象の振り返りのことといえる。

世の中にはポジティブな記録を残す傾向が強いので、こういった失敗に関する情報を再利用してどうこうしようというネガティブな波はまだごく一部のようだ。もしくは経営やプロジェクトなどの大きな事象に対するものというイメージが先行しているというか。

さあ実績作りの時間だ。

失敗学xTwitter

最近のTwitterでは質問箱やらマシュマロやらいろいろ投稿する仕掛けが流行っている。失敗学やポストモーテムのフォーマットに従って自分の失敗を投稿する機能はどうだろう(質問箱とは違って自分で書いたことを投稿するだけだ)。恥ずかしいと思うだろうか? そんな人ほど失敗学について学びを得るチャンスだと提言しておく。

失敗学xナレッジベース

失敗学の難しいところは、各社が様々なツールを利用しているせいで、ナレッジが分散しており、企業内でもナレッジベースが異なっているという現状だ。失敗学に特化したナレッジベースを構築することで様々な学びを得ることができるはずだ。もちろんサイトとして成功すれば言うことなしだが、たとえ利用者が少なかったとしても、ポストモーテムの取り扱いに長けた人材に成長できるはずだからだ。

失敗学xブログ

こんな場末の実績作りのアイデアを読んでいる諸兄は、これまでにたくさんの失敗をしてきたのではないだろうか。もちろんyesのはずだ。なぜなら人生で失敗したことがない人間などいるはずがないのだから。ということは、その失敗談をポストモーテムの形のブログ記事を書いてみるのはどうだろうか。きっと新しい知見を得られるに違いない。


失敗学x自分

冒頭で書いた株の失敗についてだが、参考までにポストモーテムを書いておこうと思う。なにぶん個人的な話題かつ一人作業による振り返りなので、何もかも甘いのは自覚している。もしよかったらコメントで意見などいただければ幸いだ。

* 事象
Z社及びE社株式を信用取引。株価下落により追証発生
発生した追証の振込期限に間に合わず強制成行執行によるxxx万の損害
* 経過
10月に上記の株式を与信ぎりぎりまで追加投入(比較的小分けにしていた)
E社は見込み違い、Z社は社長の炎上の影響で大暴落
それまで事前に少し浮いていたのが急直下で下落し、追証が発生した
追証が入金されないとどうなるか見てみるつもりでほおっておいたら強制成行執行で大赤字になった(入金猶予の間にもどんどん下落していた)
お預かり金額が赤字状態になっている(これも入金の必要がある。。。
* 原因
相場が読めていなかった
購入する企業の選定ミスだった
以前の儲け(成功体験)に調子に乗っていた
与信ぎりぎりで戦う意味を理解していなかった
継続下落による被害拡大を想定できていなかった
* 対処
未だ入金は済ませていない
お預かり金額がマイナスなのでどうにかしないといけないはず
(利子が発生するはずだ)
相場に対する再学習
与信ぎりぎりまでつっこむのをやめる
* 総括
信用取引に対する甘さを捨てる
しばらく謹慎

株式投資はくれぐれも自己責任で。。。w


フリーランスのエンジニア。主にサーバサイドからインフラ。フロントとアプリも出来るけどそんなに好きじゃない。noteはアウトプットの練習用。普段はTwitterにしかいない。