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不定期日記 2018/12/05

費用対効果について考えていた。

仕事における生産性向上の一環として、会議時間を短くするとか、その会議で失われる人件費だとかが俎上にあがって久しい。読書メモにはあげていないが、READ THISといった本がある。

全面的に賛成なのだが、日本企業でこれらが理解されているところがどれだけあるだろうか。


先日とあるIT系イベントに参加してきた。お土産ノベルティをいくつかもらい、お昼には弁当まで用意されており、数百人が入れる会場をいっぱいにしていた。はたからみればイベントとしては成功という形なのだろう。

個人的に役に立ちそうだった情報は最後に見たセッションくらいで、それすら要諦は既に理解していることの焼き直しであり、朝から夜まで拘束された(まぁ自分から望んで参加しているわけで拘束とは違うが)コストにはまるで見合っていなかった。

300人近いIT系人材の参加者、40人は下回らない関係者、平均時給を5000円、いや4000円と置いたとしても、1日で1千万円を超える人的コストがかかっており、それでいて内容があの程度であるなら、もはや宣伝広告程度の価値しかないと思った。(もちろん主催側はそれでいいのかもしれない)

もちろん見合った価値を見出した人もいるのだろうし、一概にダメだと思っているわけではない。ただ自分にとっては費用対効果が悪すぎた、というだけだ。イベントのレベルをもうちょっと事前に把握して費用対効果を検証できるようにならないだろうかとぼんやり思っている。


フリーランスのエンジニア。主にサーバサイドからインフラ。フロントとアプリも出来るけどそんなに好きじゃない。noteはアウトプットの練習用。普段はTwitterにしかいない。