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BurrTools を使ってNaefの絶版パズル「DODEKA」がついに解けた話(1)

先日「naefをつくろう」を読みました。https://plaza.rakuten.co.jp/aki5555/diary/200609110000/
naefをつくろう >  紙ネフ Dodeka ドデカ

完成品の形状が、なんとも魅力的です。なんかイイ。
どうしても、自分も1個、同じものを作りたいと思ってしまったのです。そんなわけで、私も紙でDODEKAパズルピースを作ってみました。
紙工作する際には、A4のファイルケースに全てのパーツがちゃんと入るサイズにする。という縛りを個人的にル-ル化しております。
そのせいで「手で難なく紙工作できるレベルとしては最小のサイズ」で設計図を引きました。「単位胞」菱形の1辺は約1.4cmです。紙でどうやって作るのかは、上に紹介した記事等でなんとなくわかると思いますので、作業の詳細は省略。

この画像はWikipediaより引用。色相を反転、さらに緑の線を筆者加筆。

*DODEKAの紙工作で大事な要件だけを記しておきます。
0 ケント紙あたりがいいです。ちょっとコシが強めの紙を選びます。コピー紙やイロガミは論外です。
1 全く同じ形の単位胞を32個作成。
2 単位胞のナカが空っぽのままだと、パズルが完成した後に、つい?足で踏んじゃったりなどの事故があった場合に泣きを見ます。そこで、単位胞の内部にはキッチキチに紙粘土を詰めます。48時間ほど放置して紙粘土が乾燥するのを待ってから、最後のフタを接着。
3 指定通りの形状に組み合わせて、単位胞同士をのりで接着。11個のパズルピースを作ります。
4 完成。さすがに1辺1.4cmではあまりにも小さく作りすぎたかもです。完成品は部分的にちょっと紙が浮いたり・波打ったりが生じてしまいました。ピシっとかキチッとかをご希望の方は、もっと大きなサイズで作るべきです。しかしながら1.4cmで作ったブツは、ちゃんと遊べる精度に仕上がっていました。

これは単位胞。これら3個を接着してパズルピースに
単位胞の展開図はこんな感じ

さて、パズルパーツ11種が完成したのはいいんですが、何度トライしても全く正解になりません。下記urlも参考にして「形状を確認」しながらパズルピースを作りましたのに。
https://puzzlewillbeplayed.com/Misc/Dodeka/
ちょいとパズルでも > Dodeka

この「ちょいとパズルでも」に示されている図はものすごい精度で作図されています。これと「見た目がそっくり同じ」に作ったパズルピ-スが間違い品になるコトなんてありえないはず。
ということで、結論は1つです。

DODEKAパズルは(私には)難易度高すぎるのです。完全に行き詰ってしまいました。
解答が知りたい時は、ヤフオクとかで超高額で出品されている「ビンテージ品」を落札して「解答例の紙」を見るしかないのでしょうか?
それは嫌だなあ。  

ゲームシステムのデザイナーって、何なの?どういう意味? そんな疑問は、私の記事群によってご理解いただけるものと期待してます。 ラジくまるのアタマの中にある知識を活用していただけるお方、サポート通知などお待ちしています。