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4CS優勝!新制限ピュアリィ徹底解説

1.はじめに

お世話になっております。ライト(@rai_10y)です。
今回は、2023年7月制限における【ピュアリィ】のデッキ解説です。

今回は調整を共にしていたリュウ(@yuusenken)との共同執筆になります。

↑リュウのnote

ライト、リュウ共にピュアリィを使用し新制限後のCSで2回ずつ、計4回の優勝をしています。

旧制限の記事になりますが、前回執筆したピュアリィのnoteもおすすめです。こちらは基礎的なプレイングをメインに解説しています。470部以上購入いただき大変ご好評頂いておりますので、よければご覧ください。

また、サムネイルはゆうしゃさん(@yusha_maho)に作っていただきました。
YouTubeやTwitterにて、デッキやカードの紹介等、精力的に活動されているイケボ配信者さんです!

また、新弾の「AGE OF OVERLORD」が発売を控えていますが、新弾発売後の構築などについても追記をする予定です。

2.各カードの採用理由について

リュウが使用しネクストプレイ杯で優勝した構築を元に各カードの採用理由について解説いたします。

有料部分では直近で使用している強欲で貪欲な壺を採用したピュアリィについても解説しているのでご安心ください。

[メインデッキ]

《ピュアリィ》

このデッキの核となるモンスターで、不確定要素はあるものの、強力なサーチ効果を持っています。ピュアリィは動きの性質上、手札をかなり消費するテーマのため、手札を増やせるこのカードはかなり優秀。

①、②共に名称ターン1でないため、複数体並ぶことも多く、リリィではなく、このカードの使い方次第で、ピュアリィというデッキテーマの強さが変わってくる。

①の効果を発動し、増殖するGをチェック、それにチェーンし手札のメモリースペルを使用しリリィ特殊召喚➡︎ピュアリィの①は不発。と言ったプレイをすることもあるが、このプレイをすると手札のメモリースペルが無いことが透けてしまい、相手に妨害の当て方を教えてるようなものなので、手札次第で上記のプレイをするかは検討。

素引きも弱くなく、デッキのピュアリィの数=リソースともなるため3枚の採用。

《ピュアリィ・リリィ》

名称ターン1の制約があるものの、強力な効果を持っているピュアリィモンスター。
後手の際は、ピュアリィを囮にし如何にリリィを通すかを考える。
先行の際、リリィを特殊召喚➡︎無限をもらいリリィの2体目を特殊召喚といった動きをすることが多いことに加え、返しのターンのリソース、強欲で貪欲な壺との兼ね合いも考え3枚の採用。

①の効果が通ったからと言って誘発なしと想定しプレイすると、②の効果に対してDDクロウや幽鬼うさぎを直撃するパターンも多いため
特にサイド後はリリィの②に対しても妨害を打たれると想定し回すことが重要。

《宝玉獣 コバルト・イーグル》

救いの架け橋を採用する上で宝玉獣モンスターを採用する必要があり、その中でもコバルトイーグルは自身の効果でデッキに戻ることが出来るので手札に引いても召喚権は使ってしまいますが架け橋の効果を発動できるようになるので採用。

《増殖するG》

最強クラスの手札誘発
ピュアリィはライフを守るナイチンゲールを使用することができるため、先行で手札誘発を受けてしまい妨害が立てれない場合でも、ナイチンゲール+増殖するGと構えることで取れる試合も多い。
ピュアリィというテーマとの相性も良く、環境的にも必須カードのため3枚の採用。

《灰流うらら》

ピュアリィは増殖するGを打たれても止まれることも多く、逆に増殖するGに対してうららを打ったものの、リリィが止まり動けない手札もあるため、増殖するGを止めるためのカードとしては必須ではないものの、今期は手札誘発としてのうららが強力なため3枚の採用。

《ピュアリィ・スリーピィメモリー》

制限カードに指定された先行の際に特に強力なメモリースペル。
②効果が特に強力で、ピュアリープ込みで相手ターンのスタンバイフェイズで2ドローし、後続や手札誘発を引き込む。
また、手札誘発で思うように動けない際に、増殖するGを構え、スリーピィメモリーを相手ターンで打つことでワンキルを阻止することにも使用する。

《ピュアリィ・デリシャスメモリー》

モンスターが存在しないと発動できないため、初動にはなりずらいものの、プランプになるための強力なメモリースペル。
①の効果を相手モンスターに適用させ、ハピネスのワンキルや、効果を複数発動できる状況にすることができる。

《ピュアリィ・ハッピーメモリー》

初動としては少し弱いものの、幽鬼うさぎやR-ACEのEXTINGUISH!、烙印の獣などをケアできる起用なメモリースペル。
また、ハピネスの連続攻撃の回数=残りのハッピーメモリーの数なので、常にハッピーメモリーの残り枚数は把握しておく。

《ピュアリィ・プリティメモリー》

先、後どちらも強力なビューティに繋がる、メモリースペル。
プリティを先行で2回発動しておくことでマイフレンドの500を払っても9500になるので、サイバース系テーマのアップデートジャマー付与アクセスの8600を耐えることができる。

《ピュアリィ・マイフレンド》

同じカードを3枚見せることで実質確定サーチもすることができる、ピュアリィの最重要カード。
②の効果は盤面を処理された際にリソースを回収できることはもちろん。自爆特攻し効果を発動しに行くことも多い。
ピュアリィミラーにおいて、①の効果でノアールを踏むのではなく、②の効果でノアールの効果を踏みに行くことプレイも重要。

《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》

①の効果で流行している無限泡影、エフェクトヴェーラーなどの手札誘発をケアできることに加え、ピュアリィミラーやR-ACEなど、対象を取る妨害を多く構えるテーマが環境に多く、後手捲りの際にも活躍する。
マイフレンドと同様に自爆特攻から②の効果を発動することも多い。
③の効果でスリーピィメモリーを素材に入れることで、後続にも繋がる。

《金満で謙虚な壺》

新制限でスリーピィメモリーが制限になってしまってメモリーカードにアクセスできる確率が下がってしまったのでメモリーカードに繋がる事やおろかな副葬にアクセスすることでメモリーのコスト(コバルトイーグル)+ストリートを用意できるので捲り次第にはなってしまいますが状況に応じて色んな選択ができるのが強みだと思い採用。
デメリットとしてはそのターンのドローが出来なくなるので錬装融合との相性が悪い点やライフカットが出来ないケースが多いいのでエクストラを飛ばす時にそのターンの自分の動きを考えてコストを3枚なのか6枚なのかを決めなければいけない。

除外するカードは、
リンクモンスター3種、プランプ2枚目、ダウナードマジシャン、エクスピュアリィハピネスをコストにすることが多く、
手札によって、スリーピィメモリーが絡まなそうであればミニノアール、ピュアリープが絡むのであればエクスピュアリィノアールをコストにすることもある。

《おろかな副葬》

このカードは基本的には救いの架け橋を落として1枚から2枚のカードを増やしてメモリーカードのコスト(コバルトイーグル)とストリートを用意する事が多いのですが手札にメモリーカードが無い時は錬装融合を落とすことで1枚追加で引けるのでワンチャンを生み出すことも出来るので採用。
好きなメモリーカードも落とすことができるので状況によってはメモリーカードを落とすこともある。

《メタルフォーゼ・フュージョン》

このカードは副葬から落としてドローに繋がるのとメモリーカードのコストとしてきっても手札が1枚増えるので採用。
また今期もいるであろうティアラメンツが使用しているアギトやケルベクなどで落ちた時に+1になるカードというのもあって採用。

《ピュアリィープ⁉︎》

スリーピィメモリーが制限カードになり、ミニノアールを安定して出すことができなくなり、ピュアリープへのアクセスが不安定にもなったため3枚の採用。
素引きが単純に誘発のケアや盤面の増強に繋がり、マイフレンドで3枚見せることで確定サーチすることもできるようになる。
ピュアリィで捲れた際もかなり強力なカードなので2枚ではなく3枚の採用を今期は推奨。

稀にノアールに対して発動しビューティなどを出し1妨害増やすこともある。

《無限泡影》

ピュアリィやR-ACE、ティアラメンツなど、環境上位のテーマに対して効果無効系の誘発が強力なため3枚の採用。
罠カードであるため、先行で引いた際もメモリースペルで捨て、プランプの素材にすることができる。エフェクトヴェーラー、朔夜しぐれでのかさ増しも検討。

《救いの架け橋》

このカードは①の効果はこのデッキで使用することは無く②の効果だけ覚えといて貰えれば良いが墓地から除外することでフィールド魔法+宝玉獣モンスターをサーチすることが出来き、この構築においてはストリート+コバルトイーグルをサーチする。
また、①②の効果はどちらもデュエル中に1度しか適用できないので注意。

[エクストラデッキ]

《エクスピュアリィ・ノアール》

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