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スマブラと向き合って失敗した半年&今後について

あ、どーも Raitoです。

前回の記事更新から約8ヶ月も経過してしまいました。気が付いたら30歳です。30までゲーム漬けの生活に日々感謝。

あれから半年以上が過ぎ、現状のスマブラへの取り組みについて皆さんに説明する義務があると感じたので再びnoteを更新することにしました。

その後どうなったのか

前回の記事では自身が正しくスマブラと向き合えたのかを知る、活動に納得するためにやり込む時間を増やそう!という決意をしていました。

記事を出してから篝火や他大会に向けてスマブラ競技シーンに真摯に向き合ってきましたが、結果としては篝火#10が落ち着いた5月のタイミングでスマブラへの情熱がプツンと途切れてしまいました。

原因は色々あったと思いますが、とりわけ大きかったのは純粋にゲームを攻略する楽しさを見出せていない状態が続いてしまっていたことが大きな要因だったと思います。これは自分自身の取り組み方の問題でもありますが、練習時間を確保した割にそこから新しい刺激を得られず、充実していたとは言えない状態が続いてしまっていました。

ほかにも練習以外の活動時間が大きく取れないこと。特にプライベート面と仕事面(Youtubeなど含む)はかなりの影響を受けました。

これはプレイヤーなら誰しもが抱える問題で1月の段階から覚悟はしていましたが、練習時間を確保すればするほど生活が崩れていくのは想像以上にハードなものでした。発売直後の注目度が高い状態とは異なり、5年も経過するゲームで同じパフォーマンスを維持し続けるのは想像以上にしんどい。

5月の篝火が落ち着いたタイミングで放置し続けてきたプライベート、仕事、Youtube等を再開し、様々な取り組みを再度始めた結果、プレイヤーとしてスマブラに向き合うのが精神的にしんどい状態となってしまいました。

一度離れてしまうとそこに戻るのは極めて困難。経験上は熱が冷めてしまったら時間を置いて解決を図るのがベストなのですが、今回ばかりは時間が解決する様子もないまま、気がつけば大会への参加回数がガクっと下がってしまったのです。

あまりにも脱力する日が続いてしまったため、昔みたいにゲームに打ち込む体力が無くなってるんじゃないか。もう今の仕事続けていくの厳しいんじゃないかと落ち込むこともありました。挫折というより無気力に近い状態です。


『ゲームを楽しむこと』の再確認

ゲームに対する情熱がそもそも消えかかってるのではないかと危惧する毎日に流石に危機感を覚え、一旦スマブラ以外のゲームに触れてみることにしました。それが今年の6月に発売したSTREET FIGHTER 6です。

7月10日に開催されたスマブラ勢によるストリートファイター6リーグ(通称S×Sリーグ)
keptさんに招待されたこの大会はチームリーダーによるドラフト指名性の団体戦大会です。自分はチームkept(kept/Abadango)に指名していただきました。

ドラフトは当然スーツで参加。社会人の必須マナー

勝ち上がるためにストリートファイターに打ち込むことになったのですが、これまで自信喪失していたのが嘘かのようにゲームに熱中していました

自分はスマブラ以外の格闘対戦ゲーム(ここではあえてスマブラも格闘ジャンルに含むものとする)に触れたことがなく、ストリートファイター6の盛り上がりを見て始めた新規勢のひとりです。

フレーム有利技による押し付け、スマブラとは違う画面端の窮屈さ、相手を倒し切るリーサルという概念。全てが未知の世界で、プレイすればするほど得られる膨大な知識と経験はすぐに乾いた心を魅了していきました。

仕事をする時間以外はほぼスト6起動してトレモとランクマの繰り返し。大体1日に8~10時間はプレイしていたと思います。スマブラ全盛期並みの打ち込みです。実力的には自分が一番劣っていたのでチームメイトのkept&あばだんごに精神的に追い込まれつつも、研鑽に多くの時間を使うことができました。

身も心もJPに染め上げるのが真の職人。小道具はドーナツとゴボウで代用

チームで勝ち上がりを目指す一体感、相手プレイヤーの対策を準備し、それでも足りないんじゃ無いかと当日朝まで緊張が走る焦燥感。大会に打ち込むその姿勢は紛れもなく競技者それに近いものがあったと思います。この時の自分は確実にゲームをやり込む楽しさを見出すことができました。keptさん誘ってくれてマジでありがとう。


目標設定を変えてみる

SFに短期間打ち込んだ結果として分かったのは、正しい目標設定を行い、達成の過程に未知の体験が得られる状態であれば物事に熱中できるということです。当たり前のことだとは思いますが、実際に考えて経験するまで気付けなかったことでもありました。

要はスマブラでも同じ状態を作ればいいのです。未知の体験が得られて熱中できるもの、、、あるんか?そんなもの。アプデ終了してもうすぐ2年目のゲームで?

考えた結果、おまかせで選ばれる全86キャラを使えるようにすることは分かりやすく面白い目標な気がします。これまで競技シーンで使うためのファイターは何キャラも練習してきましたが、全キャラともなると完全未知の領域です。

キャラバランスはともかく全てのファイターに魅力があり勝ち方もわかりやすいこのゲームで、シンプルに使えないファイターがいるのって勿体無いんですよね。全キャラ使えるようになれば見えてくる視点もあるだろうし、シンプルにそのファイターの使い手に対するリスペクトもできる。

クマメイト基準で20段(トップオブザ魔境)ラインに到達したキャラ。未到達は残り12程

そういった心持ちで挑戦した「脱・おまよわ」企画。全ファイターをとりあえず20段(クマメイトツール測定)に入れようという軽い気持ちで取り組んでみましたが、これが想像以上に難易度が高い。

明らかに以前よりレベルが向上しているオンラインマッチ、世界戦闘力のシステムにおける欠陥などが浮き彫りになって思うように勝ち切れない日々が続きます。夏休み前から始めたにもかかわらず、現行で未だ12キャラほど未到達キャラが未達成。VIPに到達できず苦しんでいる人の気持ちが今なら痛いほど分かります

とはいえスマブラのプレイ時間は以前より圧倒的に増やすことができました。思ってたより使いこなすのが楽しいキャラが見つかったり、あまりにも大量発生しているカズヤ対策に逆に燃えてきたり、今までにない発見が数多くあります。

また、自分はありがたいことに地方や都内のスマブライベントにてスマブラ指導ないしは解説者としてお呼ばれしていただくことがあります。

とあるキャラでVIPに到達したい!友達の○○に勝てるようになりたい!と言ってる方に実際にスマブラを教える時、強い行動だけではなく自分がそのキャラを鍛えた時の経験があればより説得力が増すでしょう。

キャラの強い行動を知っていて、そこからの伸ばし方も経験として理解しているというのは、今後スマブラを通して多くの人に関わろうとする上で大いに力になってくれます。同じオンラインマッチ上で取り組んでいることで近い目線で話ができるというのもグッドです。

今後イベントに参加する際や、Discordのメンバーと対戦し一緒に課題解決を図ろうとするときにもこれらの経験は大いに役立つことが期待できそうです。


最終的に今後どうするのか

全キャラを使えるようにするという目標はオンラインマッチ内での話なので、厳密にはすぐに競技プレイヤーに戻るということではありません。競技シーンに完全に興味がなくなったというワケではなく、スマブラとしっかり向き合う時間を作る上で必要な過程だと思って取り組んでいるものなので、この挑戦が落ち着いたらまた別の目標を作り挑戦していくことになります。

自分は昔からやりたいことを詰め込み過ぎてパンクする傾向にある人間なので、あれもこれもという状態になると大体上手くいきません。なので現段階では10月の篝火には選手としての参加を見送ることにしました。

繰り返しますが競技プレイヤーとして引退するというワケではなく、現状自分にとって必要な物事を解決するための見送りなので完全にスマブラから手を引くということではありません。むしろゲームを攻略する楽しさを見出せている現状だと、スマブラへの意欲は以前より全然高い状態です。

篝火に選手として参加はしませんが、当日は解説者として参加予定なのでそこで皆さんにはお会いできるかと思います。ただ席に座るのは観戦を楽しみにしている人にも選手たちにも失礼に当たるので、万全の準備をして臨むつもりです。

以上報告でした!脱おまよわの成長過程はYoutubeから発信しているので、興味ある方はそちらからも観てもらえると嬉しいです。

本当に叶うんか・・・?これ・・・。

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