狂った愛とは

始めたばっかりなのに、愛を語るなんて図々しい奴だ。全く。

ポエムみたいなものになる?惚気話だな。

改めて考えてみたら恥ずかしいなぁ、これが全国の人に見られるのでしょう?
こんな気取った喋り方、今すぐ辞めたい。
だが、好きな小説家の方の喋り方(書き方)を真似して見たい気分だ。
語彙力もなんもないが、、ただただカッコつけた野郎が愛を語る話。
深夜テンションでおかしくなった人の話。
ぜひお付き合い頂きたい。



包み隠さず言おう。
自分は、

先生が好きだ。

あぁ、言ってしまった。
あー恥ずかしい。
でも、、この気持ちを誰かに分かって欲しい。


ツンデレかて!!!(やかましいわ)
(使い方あってるのかが不安)


┈┈回想┈┈←??????

遡ること449日(1年2ヶ月22日)
先生に恋したのだ。

少女漫画みたい~!!
先生のこと好きになるなんて~。

え?少女漫画????
少女漫画よりも、少年漫画を読み漁ってた自分からしたら「なんのこっちゃ!」って思った。

よくある先生×生徒の純愛ラブストーリー。

「先生と生徒は禁断の恋だよね!!!萌える!」
確かに、言われてみれば本当に禁断の恋だと感じた。
年の差エグいもん。約25歳差。
ええええぇ、、、(困惑)
今思えば、恐怖でしかない。(現在も好きだが←)

2年の頃は、まぁ普通に先生の手伝いをしてたくらいだった。
恋愛感情すら芽生えていなかった。

先生と初めて話したこと未だに覚えている。

「先生の声って(某有名声優)に似てますよね!!!」

とんだ赤っ恥だ。
初めての会話が低レベルすぎる。
逆に先生に印象を与えたのでは無いのだろうか?
それはそれで良しとしよう。

こんな状況下だから、登校とかも自粛されてた。
だから、しっかり学校に行き始めたのは6月くらいだった気がする。
今思えば、この期間は本当に苦しいものだ。
先生との2ヶ月を無駄にしたということだ。

大きな罪だ。

1学期はほんとにそれくらいしか無かった。
まぁ、、なんやかんやあって時が過ぎ2学期。
(展開が早すぎる)

みんなの学校にも『○○係』というものが存在するであろう。
自分ももちろん所属していた。
前期は、庶務係。
後期は、音楽係。

好きな先生の担当は社会。
なぜ、あの時(後期)社会係に手を素早く挙げなかったのか、本当に後悔している。
が、このおかげで良かったこともある。(語彙力)

それは、

『準社会係』になれた ことだ。

どういう意味かというと、、自分が社会係でもないのに、先生の手伝いを毎日しまくってたら
いつの間にか『準社会係』になっていたのだ。
もちろんこれには理由がある。

担当していた社会係の人が何もやっていなかったから(小声)

↑↑↑いや大きいわ((殴

それを見兼ねた自分は、先生の手伝いをするようになった。席も前の方だったことから、すぐに
移動できる距離だった為、よく手伝っていた。

そんなこんなしてるうちに、こんな事があった。


先生「あれ?社会係???」

自分「い、いえ…音楽係です…。」

ああああああああぁぁぁ!!!!!
ほら!!!!!!!引かれた!!!!!!!
まぁ、でも手伝いしてるだけだし…。
と思った。

そしたら、、先生が
「係じゃないのにいつもありがとう。」
的なことを言ってきたのだ。

「あっ、、好きだ…。」


発芽しました。双子葉類です。(は?)

先生の優しいところに惹かれていき、どんどん
好きになっていった。

先生は、大河ドラマが好きな事から
今やっている大河の話や、次の大我の話などを
社会の時間が終わったあとの片付け(お手伝い)の時間にするようになった。
あとは、普通に日常の話とかも。

先生の授業はプロジェクターとスクリーンを使うのだが、スクリーンの巻く作業を毎回やっているうちに先生が「プロだね~」と言ってくれるのが
嬉しかった。
(結構鍛えられた)

それから、旧大河ドラマが終わり新大河ドラマへ。それが『青天を衝け』だ。
母の好きな俳優さんが出ると言うこともあり、
歴史の勉強がてら先生との話すきっかけにもなると思い、見始めた。


先生に、青天の内容をどうにか話したくてメモに書いた。
「これでちゃんと、大河ドラマを見てますよ~!」というアピールと同時に、感想も伝えられることが出来て一石二鳥だった。
それを1~19話(3話を除く)をずっと、続けていた。

3年になってからは『青天ノート』というものを
作り、先生と青天の内容を語り合う、いわば

『交換日記』

のようなものをやっている。(あと2話分残ってる)

それが最高に楽しいのだ。

水道管の文字をミスって先生に直された図
青天ノートの一部分

これがその青天ノートだ。
なぜこの画像を選んだのかは自分でも理解不能だ。

水道管の竹冠を書き忘れて、青ペンで直されて
いる図である。

これ見るだけで、興奮した自分。
うぉぉおおおおお!!!ってなった。(語彙力)
バカがバレただけである。

こんなやり取りを約1年間続けている。

2年生が終わる頃に、先生たちに手紙をあげよう!みたいなものがあった。
無論、好きな先生の担当をした。
絵も描いて、色んな飾り付けをした。

渡した時に少し泣いてしまった。
先生はそれを見て、真似していた。
かわいいな、おい。

こんな感じでヤバいのである。

個別でも手紙を手渡しした。
「次は、準社会係じゃなくて社会係として頑張ってね」って言われた時は、これは社会係にならないといけない使命感を感じた。


3年になった。
先生が担任ではなかった。
1番離れたクラスだ。
社会が先生担当じゃないと聞いた。
でも、それは間違いだったみたいだ。

後日、訂正の紙が届いた。
しっかり自分のクラスの社会科の欄に、
先生の名前が刻まれていた。
嬉しかった。

だから、社会係として先生の手伝いをまた
できる。と感じ、手を挙げた。

2人中3人いた。
ジャンケンをして、勝ち残った。
社会係になった。

嬉しかった


先生に社会係になったことを伝えた。
先生は笑っていた。


後期も社会係をやると先生に伝えた。

また、2人中3人手を挙げていた。
周りの友達は、自分が先生の事を好きということを知っているから「ここで折れちゃダメだよ!」と茶化してきた。

「折れるものか…この愛は誰にも負けない」

ただひたすら、手を挙げ続けた。
誰かが諦めた。
社会係になれた。
嬉しかった。最後の係をまた先生と一緒に過ごせることができるから。

伝えた。社会係になったことを。
笑っていた。社会係になれたということを。


安堵の思い。これが幸せという。



先日、最後の社会係の仕事を終えた。
2022/02/22に。
泣いてしまった。

悔しかった。虚しかった。

もう、これで先生の社会の授業がないと思ったから。
台車を運んでいる時、走馬灯のように記憶が駆け巡って、目の前の景色が自然と滲んでいった。

「あぁ、もう先生に尽くせるのは今日までなんだ。悲しいな…。もっとやってたかったのに。」


先生にお礼を言った時、泣きじゃくりながら喋った。声がおかしかった。

先生は、あの時のように笑っていた。


授業が最後の日は、沢山先生と話すことが出来た。
いい思い出になった。



愛ってなんだろう。


狂った恋っていい事だと思う。
禁断の恋、そんなレッテル壊したい。
先生と1秒でも多く話していたいから、校内で先生の後を追いかけてしまう。
狂っているのだろうか?

気づけない自分。
気づいている先生。


実らない恋。



『狂った愛』


どうか、卒業まで見つめていて欲しい。

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