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御託

そんなんじゃやだなあというエゴがたくさんある。

大体の組織とか関係がそれなりに続く理由に共依存だとか洗脳だとかが挙げられると思う。
それでそれなりには続くと思う。

でもきっと終わる時は全部が壊れて引き返せないような終わり方をするんだ。リスクが高いと思う。

もっと絆とか信頼とか愛だとかそういうものの存在って信じちゃいけないのかな。



忘れられない人ってなんだろう。

そんなに仲が良かったわけでもなく、特別好きだったわけでもなくても、
死んじゃった人のこと、どうしても忘れられない。
悔しい。街で面影を見つけると心臓が止まりそうになって振り返ってしまう。


そんなやり方、いや、向こうは何も思ってないだろうな。わたしもそんなに何も思ってなかったはずなのに。同じなのに。

生きてる人を忘れるわけじゃないけど、鮮烈というか異常なほどの強い残像を残されてしまうから。
どうして死を以て特別な人になってくるの?


死ぬのとちがう方法で記憶に残りたいな。


小学6年生の頃、ネガティブな理由で仲良くなった女の子と、ずっと、いつ屋上から飛び降りようかって話をしてた。そうしたらわたしたちがこんなに苦しかったことわかってくれるかなって思ったんだ。

早速さっきと矛盾することを言うけど、きっと死ぬくらいじゃすぐに過去になって勝手な想像押し付けられて、根も葉もない噂されて美化されて死体蹴りにされるだけだよ。


結局、その子とは疎遠になった。
別の中学に行ったし、卒業する時まで一緒にいたかもよく覚えてない。

小学6年生の1年間は校舎の改装中のせいで図工室と図工準備室が教室だった。
変な1年間だった。



人間に対しての「懐かしい」って発言がよくわからない。相手が生きてても死んでても。

懐かしいって感情は悪者じゃないのになんだかもやもやする。できるだけ口にしたくないと思ってる。



人間って自分勝手。エゴで人を傷付けたくないけど素直に生きたいだけでそうもいかないし。

みんながそのつもりならもう少しわたしだってズルしたいとか好きにしたいなって思うこともあるけど、どれくらい自分の信じてたこと守り抜けるのかな。


というか、まだしたかったこと全然できてない。それどころか忘れてきちゃってる。

頑張らなきゃ良かったなんてもう二度と思いたくないってだけかも。

くだらなくても生きて。人間。
ごめんなさい。エゴです。


來世

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