見聞
なんでもわかった気になるのは良くないことだけど、
苦手なものをわたしなりにちゃんと知ろうとして、知って、良いところとやっぱり受け入れられないところを見て、ああ、やっぱり苦手だ。とわかるようなそんなことを繰り返す最近です。
例えばわたしはチーズケーキがあまり好きではありません。
チーズは大好きだけどスイーツ系?のクリームチーズとか甘いチーズが好きじゃない。
美味しいなあとは思います。チーズケーキが好きな人にはたまらないんだろうなあって思います。食べられないこともない。でも他のケーキの方が好きです。
だってあんまり好きじゃないのにわたしが世界のチーズケーキを取ってしまうのも悪いから、
もっと好きな人が食べたらいいよって思います。
もっと魅力をわかってくれて、美味しいって喜んでくれる人が他にいるから。
苺のタルトが食べたいです。
ごめんなさい。トマトがどうしても大嫌いです。
彩りとしてなのか、トッピングやらでお皿に盛られたプチトマトも食べられません。
ありがた迷惑です。
「トマトいる?」今まで何人の人に聞いただろう。
「美味しいのに」いいえ。
「ありがとう」どういたしまして。こちらこそ。
大体の人が貰ってくれます。人気があるみたいだ。まあ見た目は可愛いね。
わたしのトマトを食べてくれる人も、同じく食べられないと言ってくれる人(仲間)も好きなので、結婚相手とかはどっちでもいいです。
1人で食べるスーパーやコンビニのご飯にトマトが入っていたら買うのを躊躇います。
捨てればいいか…って思うけど、候補があったらトマトのせいで選ばれないこともあります。
「トマトと苺だいたい一緒だよ」いいえ。
昔、どこかの大学のキャンパスかなんかでやっていたマーケットに迷い込んで、なぜかフルーツトマトの試食を勧められて貰ってしまい、口の中に入れて涙がこみ上げてきた。
受け付けないものは受け付けない。トマトにだって思うよ。好きな人はこれが好きなんだろうなって、泣きながら思うよ。
だからトマトが2つ並んでいたら喜んでくれる人の皿に行きなさい。
この前あちこちオードリーでU字工事の福田さんが食レポで食べられないものを口からペッて吐き出しちゃったお話をしていたのを思い出したけどわかります。
でも、小学生の夏休みの宿題で育てたミニトマトだけは美味しかったな。
トマトの話はもう終わりです。
居心地が悪いなって気持ちが大きかったら、たぶん移動すればいいんだけど、
そんなに簡単な話でもなくて、
それがもっと大きな問題になっちゃったら、
別の国に行くか、別の星に行くか、仲間を見つけるか、なんとか擬態して頑張っていくしかないのかなみたいなことを考えた今日でした。
別の星に行ってしまった人たちのことも許してあげないといけないね。
慣れた友達に話してみたらそういうもんだよねと言う。
きっとまた生きていたらもっと絶望することもあるけどきっと感動することもあるし、
嫌いなものも好きなものも増えていくと思う。
この1・2週間くらい、悩むとか落ち込むとかじゃなく、もうすべてに諦めがついてしまいそうな気持ちで過ごしていました。バレてました?まだ早いですか?
先輩たちもまだまだ悩めますか?どう?
この星で生きて会えて良かったと思える人とだけ生きていく。
今日はあの子に会えてよかったな。
わたしがどう思われているかはわからないけど、
今のわたしにはメンバーといる時間が一番安心できる場所かもしれません。
1年前はまだ出会ってもなかったのにね。
また次の1年後も楽しみにしていくとする。
もうすぐ春。
來世
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