delyのデザイナーインターンで学んだことをまとめてみた。
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delyのデザイナーインターンで学んだことをまとめてみた。

柳田怜

#初めに

今回でnoteは2回目の投稿になります!現在は千葉工業大学の知能メディア工学科でUXデザインの研究室に所属している@double_rei507です。今回は、dely株式会社での3週間のデザイナーインターンを通して学んだことを、日々書き留めていたメモから自分への教訓を含め書いていきたいと思います。一つでもためになる事や学びがある記事にできるように書いていきたいと思います!

#delyインターン 1週目の学び 

delyインターンでは、まず今回達成すべき課題について、CXOの坪田さんとメンターの遠藤さんから課題についての説明がありました。

また初日に坪田さんからおすすめされた本「センスは知識からはじまる」ですが、「グラフィックが苦手でセンスがないと言っていた自分」を見つめ直すきっかけになりました。苦手意識やセンスがないといった理由で諦めるのはもったいないし、何かをやる前から諦めることは自分を諦める事にもなると思います。この本はデザイナー以外の方でも共感や学びを得る事ができると思います。ぜひご参考に!!

#01.初めに苦労したことはデザイン作業ではない??

自分が初めに苦戦したことは、自分なりの意見や考えを持ち、言語化する事です。これはdelyに限ったことではないと思います。自分が次に何をしたら良いか分からなくなった時に、「分かりません」の一言では相手に要件は伝わりません。ではどうしたらよかったのでしょうか?

💡「どうして分からないか」自体をまず考えました。このような時は、周りが見えていなく、何を達成したいのかが分からなくなっています。今与えられている課題に対して、達成したい目標は何か、ミニマルで達成するにはどうしたら良いかを考えてみると良いと思います。相手にうまく伝えられなくても自分なりの見解を示して言語化し、相手と意見を共有すると自分だけでは見えなかった気づきもあります。

でも(それが難しい/あまりよく分からない)と思う人もいると思います!ただその「分からないを考える時間や、自分の考えを収束して言語化していくプロセス、文字に起こしてみること」で気づいてくることも多くあります。少しのアウトプットや言語化でも良いので分からないで終わらせずに、分からないなりに自分の考えを常に持つことがとても大切だと思います。

#02.周りには多くのスペシャリストがたくさんいます。

「#01.初めに苦労したことはデザイン作業ではない??」の内容にも関わってくるのですが、何かの課題を与えられて「さあ、やるぞ!」と意気込むことはいいと思います。しかし、PCと多く向き合っていても、表層の情報でしか捉えることができません。達成したい課題以前に、企業理解やサービス段階の意図を理解していない状態で、果たして本当にユーザーファーストの体験設計を作れたでしょうか。

💡それはとても難しいことでした。周りを見渡すとこれまで多くのサービス設計に携わってきたスペシャリストがたくさんいます。多くの人とコミュニケーションを取り、企業理解を含めサービスの理解を深めてみることも大切です。

インターンの初期は、気を張ることも多いと思います。ですが勇気を出して話しかけると、みんな優しいです。自分の理解も深まります。自分の視野を画面の外に広げて、チームでサービスを育てるという意識を大切にしてみましょう。

#03.自分とチームメンバーの役割を把握しておこう!

調査や様々なアプリに触れて、いざプロトタイプの制作を始めました。自分自身はここで大きな勘違いをしていました。それは、チームメンバーの役割を理解していなかったことです。私は今回の課題で、機能の一部について考え、調査や各アプリの特徴からサービスに適切なニーズの検討を行いました。しかしチームメンバー全員が同じように機能の一部を検討できるわけではありません。一人一人にポジションがあります。なので、自分が伝えたいことを言語化し、今のサービスにはこの機能・提案が合うと思います!ということを端的に伝えることが重要になってきます!

#04.自分自身が壁打ちの中で意識していたこと

(あくまで一つの参考であって、自分の中で論理的に話すことが出来れば伝え方は様々だと思います!)

まず、プレゼンや発表みたいな形式はあまり良くありません。理由は、チームでサービスを作っているのであくまでアイデアの共有だからです。デザインを作り込むことも大切ですが、作り込んだ後に適切ではなかったときのコストを考えると時間が無駄になってしまいます。体験設計はチームで作っているので、素早く共有して、壁打ちと言語化からのスムーズなアイデアの発散・収束を心がけましょう。

❶ どんな提案をしたかを伝える。(結論:現段階でのアウトプット)
❷ 今このサービスは〇〇のような段階で、〇〇を認識してもらう事/〇〇のような見せ方が大切であるということを伝える。現段階のサービスに適切であること・ユーザーニーズを考えて、どの体験の優先度を高くしたいかを伝える。(意図:達成したいこと)
❸ そのためにはこんな機能が必要なのではないか?ということをラフに相談する形で共有する。(具体的な機能の説明)

#05.CXOの坪田さんが同じ島にいる環境

執行役員や上司の存在って、遠い存在に感じませんか?自分はあまり関わらない立ち位置だと思っていました。実際は真逆なくらいでした。同じ目線で一緒にプロトタイプを触って、フィードバックをくれます。常にユーザー目線の意見で、壁打ちの中で自分が考えられてないことがとても多かったです。またお昼ご飯をご一緒させていただく機会もあり、自分が思っていた上司像とは違い、フラットに壁打ちやフィードバックをもらうことができる環境でした。

#06.見た目のUIだけで解決しようとしない癖をつけること

これは実際の業務の中で、とても勉強になりました。これからUIデザインにとりくむ学生や取り組んでいる学生にも参考になると思うので、共有します。フィードバックの一部で、

若手のUIデザイナーは、見た目のUIで解決したくなる癖がつきがちなので、Tapして動画が流れ始めて、いつ出すか、どのようなアニメーションをどう押させるかを頭でシュミレーションしてみると良いかも知れません!」

というフィードバックをいただきました。常にアプリケーションは生活の流れの中で利用されていて、画面単体の体験で終わることは少ないと思います。見せ方は画面の中の UIデザインだけでなく、表現方法は多くあるということです。就活がメインになってくるデザイナー志望の学生は、UIデザインの表現が画面で終わったり、フロー図などを用いて簡易的な説明といった表層で作ることも多くあると思います。(少なくとも自分のPFは表層で見せていました。)

大切なことは、アウトプットした先には必ず利用してくれるユーザーがいる事で、自分が作ったデザインが全てではないという事です。実際にユーザーならどのように利用するか、どのタイミングでこの表現を出したら良いかを体験の流れの中でサービス設計していくことが大切です。


PFの作り方については素晴らしいnoteを書いてくださっている方がいるので、自分からは、PFだけでなく企業側にもプロトタイプが触れることができるアウトプットを作ってみることをおすすめします。また実際の動きまでをこだわってアニメーションを作り込むと自分自身の作品にも理解が深まります。多くのアプリの特徴を踏まえた上で、なんでこの表現が良いのかが言語化することが出来れば自然と良い作品になってくると思います。

#delyインターン 2週目 の学び

#07.小さなアウトプットと壁打ちを繰り返そう!

これまでの1週間で様々なアプリに触れて、それぞれの特徴を比較しながらサービス設計の適切な表現を検討してきました。6日目にアイデアのOKが出て実装のタスクに入りました。ですが実装に入ったアイデアは5日目までに出したアイデアとは全く違います。何が言いたいかというと、

フィードバックをもらってから、どれだけ速い回転でアウトプットを出すことができるかとても重要です。

これはチーム内の進捗共有ができているからこそ自分よがりなアイデアにならずに速い回転で回すことができると感じました。インターン生だからと言って、そこに妥協も何もありません。チームメンバーに、積極的に話しかけることで自分の悩んでいることがうまく整理される事も多くあります。丁寧なデザインも大切ですが、多くの人と壁打ちをすることを大切にしてみましょう。

#08.フィードバックは、自分のことを否定しているわけではない(壁打ちやフィードバックをもらうことが苦手な人に向けて)

メンターの遠藤さんに

サービスの壁打ちやフィードバックをもらうことは、自分のことを否定しているわけではない」

というアドバイスを頂きました。これまでを振り返ってみると、自分自身がサービスを内的に考えていて、自分と一体化させている部分がありました。その結果、自分自身も傷ついた感覚になったりメンタルがやられることが多かったです。この言葉がきっかけで、フィードバックに対しての考えを改める事ができました。良いサービスを作り上げていくためには、厳しいフィードバックもあるかと思いますが、自分自身の内的な部分と切り離して考えてみると楽になるかも知れません!

#delyインターン 3週目 の学び

#09.体験設計の段階では、デザインは目標を達成するためのコミュニケーション

疑問点を持ちながらアウトプットを出し続けデザインを70%作るよりも、素早く要点をまとめたアウトプットを出しデザインは30%でも良いので、自分の考えや意図を伝える方がいいと思います。

理由は参加していく中で理解する事ができました。まだ社会にも出ていないデザイナー志望の大学生が、最前線のデザイナーに勝てるわけがありません。次に何をしたら良いかを悩んで抱え込むと、アウトプットと壁打ちのタイミングが遅れ、時間の効率が悪くなります。そんな最前線のデザイナー達とどう共有するか。それは言語化しアウトプットを出し、壁打ちをクイックに行うことです。普段の学校生活に置き換えてみると、意識すればできることはあると思いました。(今の状況下では難しいかも知れませんが、)大学の授業や個人制作を通してチームで行うペアデザインはおすすめです。作って→ブラッシュアップの繰り返しが制作の大半を占めると思いますが、チーム制作を通して言語化→言語化→作る→言語化くらいのイメージで取り組むと1人1人のサービスに対する理解度も説得力も増します。まとめると、最終的なアウトプットまでは、デザインを作り込むイメージよりは言語化したことをデザインで伝えるくらいの意識で取り組むと、伝えたいニーズに対して目的を見失わずに一貫性のあるサービスを作れると思います。

#まとめ

まず初めに、坪田さんや遠藤さんを含めdelyの皆さんにはとてもお世話になりました。本当にありがとうございました。

話は変わりますが、3週間がとても早く過ぎていきました。。毎日が必死で必死で食らいついていくこともできていたか正直わかりません。そんな中、自分一人ではこの期間を乗り越える事はできませんでした。それは、このインターンを通して本気でdelyについてクラシルについて考える事ができたからだと思います。決してデザイナーは楽しいだけではないし、むしろ大変な事が多いと思います。dely株式会社で学んだ事が無駄にならないように、これからも精進していきたいと思います。あとインターン中によく読ませていただいたメンターの遠藤さんの記事も共有させて頂きます!まだ現場経験が少なかったり、仕事に想像がつきにくい人にはとてもおすすめの記事です。


最後になりますが、自分はデザインが特別出来るわけでもありません。自分よりも優れている人はたくさんいると思います。これは体験談でもあるし、心が折れることも多々あります。諦めて別の職種に就いた友達も数多くいます。それでも、やりたいことを仕事にするための要因は一つだと言えると思います。それは「諦めないで続けること」だと思います。どんなに長い道のりでも、それでもなりたいなら頑張れると思えた人はきっと大丈夫だと思います。自分への今後の覚悟と成長も含めて書いておきます!少しでも学生の皆さんのためになる記事になっていることを願っています。

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柳田怜
工業大学の理系大学生です。 大学では、主にUXデザインについて学んでいて、UI・UXデザイナーになるために日々勉強中です。 自己発信の大切さを学び、自分が実際に感じたこと・経験したことを、体験談や日記感覚で noteで発信していきたいと思います。