見出し画像

【THE ORACLE OF DELPHI】HALL GAMES 第二版準拠


■ゲームの目的

ゼウスは地上の人間に12のタスクを与え、これを最初に達成した者をオリュンポスに招き、相応の贈り物を授けようと考えている。
プレイヤーたちは我こそがその恩恵に浴さんとてデルフォイの地を訪れ、巫女ピュティアからさまざまな神託を授かるのであった。

●ゲームの目的は「ゼウスの12のタスク」をだれよりも早く達成すること。
12のタスクとは
・聖廟を3カ所に建立する
・彫像を3カ所に建立する
・捧げ物を3カ所に奉納する
・モンスターを3体退治する
これらをすべて達成し、エーゲ海の浅瀬で待つゼウスの元へ最初に戻ったプレイヤーがその栄誉に与る。

12のタスク

■セットアップ

ゲームボード

1.プレイエリアの構築
・12のボードタイルを組み合わせる。水域が一つながりになっていれば形はどうでもよい。
※とはいえ、適当につなげて水域が一つながりになるとは思えないので、ある程度はお勧めに近い形に組むのがよいと思われる。
すなわち、中央に三角のタイル、その周りに大タイル、できた窪みに中タイル、その周りに小タイルの順んで組む。
・全体の周囲におおよそ等間隔になるように6枚のシティタイルを配置する。
※ここでも水域が一つながりにすることに留意する。

水域がすべてつながっている必要がある

2.コンポーネントの配置
・周囲6マスが水域である三角タイルの穴にゼウスを配置する。

ゼウスのマスがスタート/ゴール

捧げ物キューブ(各色プレイ人数分)を6カ所の捧げ物ヘックス(小さい正方形)に均等に配置する。同じマスに同じ色が二つ以上あってはいけない。

捧げ物キューブ

神殿を6カ所の神殿ヘックス(正方形の枠)にランダムに配置する。

神殿

モンスタータイル(各色プレイ人数分)を異なる2枚1セットで、印のある3カ所のモンスターヘックスに配置する。残ったモンスタータイルを6カ所のモンスターヘックス(濃い山)に均等に置く。同じマスに同じ色が二つ以上あってはいけない。

モンスタータイル

・像(全6色・各3個)を対応する色のシティタイルに配置する。

シティタイル上の像

島タイル(全12枚)を裏向きでランダムに聖廟ヘックス(明るい山)に配置する。

島タイルは裏向きで配置する

共通サプライ

・オラクルカードの山と捨て札の場所。
・負傷カードの山と捨て札の場所。
・仲間カードを色別にしておく。
・装備カードを6枚ディスプレイとし、残りを山とする。
・恩寵トークンをひとまとめにしておく。

装備カード
仲間カード

プレイヤーの準備

・プレイヤーボードほかコンポーネント一式を受け取る。
※プレイヤーボードの左右に置くべきカードは決められていることを周知徹底する。

個人ボードの準備

・スタートプレイヤーは恩寵トークンを3枚受け取る。以下時計周りの順で4/5/6枚の恩寵トークンを受け取る。
※スタートプレイヤーはゲームを通じて変わらない
船タイルを以下のいずれかの方法で1枚受け取る。
a)裏向きの全タイルからランダムピックする。
b)「プレイ人数+1枚」のタイルをランダムに抜き出してラストプレイヤーから反時計回りの順にドラフトする。
※初回のお勧めは「+2移動」「ストレージ4」「全神様前進」「シールド+2」の4種類からランダムピック。
・ラストプレイヤーにタイタンダイを渡す。
オラクルダイスをロールして、対応する色の場所に置く。
※このときタイタンダイはロールしない。

中央にいるのが神託を告げる巫女ピュティア

聖廟駒3個を左上に配置する。
負傷カードを1枚ドローし、初期負傷カードとする。
6柱の神様ディスクを最下段に配置し、今ドローした負傷カードと同じ色の神様を1段進める。

青の負傷カードを引いたので青の神(ポセイドン)を1段上げる
※写真は3人プレイ用の位置

シールドを0の位置に配置する。
船駒をゼウスと同じ穴に配置する。

ここから任意の方向にスタートを切る

ゼウスタイルを種類別に分け、各3枚を左から以下の順でボード上部に配置する。
シュライン→像→捧げ物→モンスター
※一人のプレイヤーが捧げ物4色のうち適当な2色を裏返し(裏がモンスターになっている)、その2色をモンスタータスクに加える。これで各種類3枚となる。
12枚のゼウスタイルの種類と並びは全プレイヤーが同じになるように配置する。

ゼウスタイル:全プレイヤー同じ並びにする

・必要に応じてプレイヤーエイドを配る。
・ショートゲームを行う場合は各ゼウスタイルを一つずつ減らして計8タスクとする。
減らすタスクを三つ以下とする場合は以下の優先順で戻さなければならない。
像→聖廟(及び島タイル)→モンスター→捧げ物

■ゲームプレイ(概要)

・一人のプレイヤーが12のタスクを達成してゼウスの元へ戻ったら、そのラウンドを完了してゲーム終了となる。
・各ラウンドでは、三つのフェイズから成るターンをすべてのプレイヤーが時計回りの順で1ターンずつ行う。
フェイズ1:負傷チェック
フェイズ2:アクション
フェイズ3:神託

■ゲームプレイ(詳細)

フェイズ1:負傷カードの確認

◇ターンの初めに負傷カードの種類と枚数を確認する。

a)同じ色の負傷カードが3枚以上または負傷カードが合計6枚以上ある
・このターンは何もできずリカバリーに充てなければならない
※1ターン休みとなる)。
・任意の負傷カード3枚を捨て札にする。
・ラストプレイヤーであるならタイタンダイはロールする。
・リカバリー中であっても他プレイヤーのオラクルダイスによる神様1段進めはできる。

負傷カードが6枚あるのでこの回はリカバリーに充てる

b)負傷カードが1枚もない
・恩寵トークン2枚または任意の神様1段進めを得てフェイズ2へ。

自分のターンを負傷0で迎えられれば恩恵は大きい

c)それ以外
・何も起こらずフェイズ2へ。

フェイズ2:アクションの実行

◇三つのオラクルダイスを使って任意のアクションを任意の順で行う。

 ●アクションの種類と詳細

ダイスの色に関係なくできるアクション
a)オラクルカードを1枚ドローする
※オラクルカードはダイスと同様に機能し、ドローしたカードを同じラウンドで使用してもよい。
b)恩寵トークンを2枚得る
c)裏向きの島タイル(シュライン島)2枚を秘密裏に見て、裏向きのまま元に戻す(偵察)

ダイスの色が一致している対象へのアクション

【重要な前提ルール】

オラクルダイス(カード)の色は恩寵トークンによって変えることができる。恩寵トークンを1枚使うごとにダイスを時計回りに1区画分動かす(色を変える)ことができ、複数枚同時に使って2区画以上先の色に変えることも可能。
●島(陸地)に対して何らかのアクションを行う場合は、対象とするマスに船が隣接していなければならない。
●何らかのアクションを行おうとする場合は、対象の色とダイスの色が一致していなければならない。
●一人のプレイヤーは同種同色のタスクを複数回達成してはいけない

a)船の移動
※ゼウスタイルのタスクを達成するためには、適切な島に移動した上で、必要な積載物を船に積み込む/下ろす/モンスターと戦う必要があるため、船の移動は最も基本的なアクションと言える。
※船のストレージを超えて荷物を積み込むことはできないことに注意。
船は1アクションで1~3マス移動することができる。
泊まるマスと同じ色のオラクルダイを使わなければならない。
・恩寵トークンを1枚使うごとに1マス多く移動できる。

b)モンスターとの戦闘
ゼウスタイルのタスク「モンスターの退治」のために必要なアクション。
・モンスタータイルが置かれている島に船が隣接しており、戦おうとするモンスターと同じ色のオラクルダイを使うことでモンスターとの戦闘をすることができる。

赤、黄、ピンクのダイを使えばいずれかと戦闘ができる

※ゼウスタイルに示されていない色のモンスターと戦うことはできない(ただし「白」はタスクの2色以外の任意の色でよい)。
・モンスターとの戦闘は戦闘ダイ(10面ダイ)を1回ロールして行う。
・戦闘開始当初のモンスターの力は9であり「戦闘ダイの値+自分の盾の値」がモンスターの力と同じ以上であれば戦闘に勝利し、そのモンスターを退治したことになる。

シールド値は2なので7以上を出さないと勝つことはできない

・戦闘ダイで0を出した場合は負傷カードを1枚引かなければならない。

5では勝てないので継続するか撤退するかを決めなければならない

・一度のロールで勝利できなかった場合、恩寵トークンを1枚消費して戦闘を継続することができる。戦闘を継続する度にモンスターの力は「-1」(累積)される。恩寵トークンを消費する限り、何度でも戦闘を継続することができる。
※ただし戦闘を中断して別のアクションで恩寵トークンを入手することは許されない。
・戦闘に勝利できず、戦闘の継続もしない/できない場合は、その戦闘から撤退となり、モンスターの力は9に戻る
・退治したモンスタータイルは個人ボードの右下に置き、ゼウスタイルに示された報酬(装備カード)を得る。
・報酬の装備カードは6枚のディスプレイから選ぶことができる。フラッシュアイコンのある装備カードは、それを獲得した瞬間に効果を発動し、即捨て札とする。

装備の効果には即時効果(左上二つ)と永続効果がある

・達成済みのゼウスタイルはゲームから取り除く。

c)島の探索
※ゼウスタイルのタスク「聖廟の建立」のために必要なアクション。
・裏向きの島タイルが置かれている島に船が隣接しており、探索しようとする島と同じ色のオラクルダイを使うことで、そこにある裏向きの島タイルを表にすることができる。
・その結果、その島タイルが自分のプレイヤーカラーと同じであれば、即座にその島(タイル)に聖廟を一つ建立することができ、タスク達成の報酬(神様1段進め)を得る。
※ゼウスタイル及び島タイルに描かれているギリシャ文字はこの場合意味を持たない。
・それ以外の場合は、その島タイルに描かれているギリシャ文字の報酬(個人ボードに示されている)を得る。

外れてももらえる報酬は強力

※表向きにされた島タイルはこれ以降表向きのままとなる。
・達成済みのゼウスタイルはゲームから取り除く。

青プレイヤーが緑ヘックスの島を探索した
青のシュラインタイルが出れば即座に聖廟を置くことができた

d)聖廟の建立
※ゼウスタイルのタスク「聖廟の建立」のために必要なアクション。
・自分のプレイヤーカラーの島タイルが置かれている島に船が隣接しており、その島と同じ色のオラクルダイを使うことで、そこにある自分のプレイヤーカラーの島(タイル)に聖廟を一つ建立することができる。
・これによりゼウスタイルのタスクの一つが達成となり、対応する報酬(神様1段進め)を得る。
※ゼウスタイル及び島タイルに描かれているギリシャ文字はこの場合意味を持たない。

建立済みの赤プレイヤーの聖廟

e)捧げ物の積み込み
※ゼウスタイルのタスク「捧げ物の奉納」のために必要なアクション。
・捧げ物が置かれている島に船が隣接しており、積み込もうとする捧げ物と同じ色のオラクルダイを使うことで、その色の捧げ物を船のストレージ(個人ボード上の船タイル)に積み込むことができる。
※船のストレージに空きがなければ積み込めないことに注意。
・積み込んだ捧げ物は、それと同じ色の神殿に奉納することでタスク達成となる。
※ゼウスタイルに示されていない色の捧げ物を積み込むことはできない(ただし「白」はタスクの2色以外の任意の色でよい)。

f)捧げ物の奉納
※ゼウスタイルのタスク「捧げ物の奉納」のために必要なアクション。
・船に積んでいる捧げ物と同じ色の神殿に捧げ物を奉納することができる。
・その神殿と同じ色のオラクルダイを使うことで捧げ物を奉納することができ、タスクの達成の報酬(恩寵トークン3枚)を得る。
※ゼウスタイルに示されていない色の捧げ物を奉納することはできない(ただし「白」はタスクの2色以外の任意の色でよい)。

神殿に奉納された捧げ物

・達成済みのゼウスタイルはゲームから取り除く。

g)像の積み込み
※ゼウスタイルのタスク「像の建立」のために必要なアクション。
・シティタイルに船が隣接しており、積み込もうとする像と同じ色のオラクルダイを使うことで、その色の像を一つ船のストレージ(個人ボード上の船タイル)に積み込むことができる。
※船のストレージに空きがなければ積み込めないことに注意。

ピンクの捧げ物と黄の像が積まれている船
どちらかを下ろさない限り次の何かを積むことができない

h)像の建立
※ゼウスタイルのタスク「像の建立」のために必要なアクション。
・船に積んでいる像に対応するスペースを持つ島に船が隣接しており、建立しようとする像と同じ色のオラクルダイを使うことで、像の建立することができる。

この二つの島には赤と青の像を置く余地がある

・タスク達成の報酬(建立した像と同じ色の仲間カード1枚)を得て、達成済みのゼウスタイルはゲームから取り除く。
※獲得した仲間カードの色を見ることで、その色の像は既に建立済みであることがわかる。

  ▲仲間カードの効果

※「仲間カード」には各色共通の「三つの仲間タイプ」が存在する。絵と名前はすべて異なっているが、効果の内容は「タイプ別の3種類」のみである。同じタイプの仲間カードを(色違いで)複数枚所持しても構わない。
英雄:シールド値を2増加させる。この英雄の色の負傷カードを即座に捨て札にし、かつ、今後この色の負傷カードは受け取らずに捨て札にする。
半神半人:オラクルカードを1枚ドローする。これ以後、この半神半人の色のオラクルダイはワイルドカラーとして使用できる。
クリーチャー:このクリーチャーの色のオラクルダイを使って船を移動させるとき、その移動力は「+3」され、かつ、どの色のマスにも泊まることができる。

各色に3タイプの仲間がいる

i)負傷カードの破棄
・このアクションのために使ったオラクルダイと同じ色の負傷カードをすべて捨て札とする。

J)神様の1段進め
・このアクションのために使ったオラクルダイと同じ色の神様を1段進める

k)オラクルカード
オラクルカードは、その色のオラクルダイを持っているのと全く同じようにアクションを行うことができる(上記a)~j)や、色変えの対象ともなり得る)。
・何枚でも保有できるが、使用できるのはラウンドに1枚だけ。
※使用したカードは横向きにして個人ボードの左側に置き、ターン終了時に捨て札とする(誤って複数回使用しないようにするため)。

使用済みのオラクルカードは左倒しにしておきターンの最後に捨て札とする

l)スペシャルアクション
・神様駒が最上段にある場合、その神様のスペシャルアクションを使用することができる。
・複数の神様駒が最上段にあるなら同じラウンドに複数使っても構わない。

アルテミスとアレスの能力を発動することができる

※使用できるのは任意の自分のターン中のフェイズ2の間だけ。
・アクションの使用後、その神様駒は最下段に戻す。

  ▲神々のスペシャルアクション

【重要な前提ルール】
神々のスペシャルアクションは、いかなるダイス(カード)も使用/参照しない

◇ポセイドン
・任意の水域へ一足飛びに移動することができる。
・タスクをすべて達成した後であれば一気にゼウスの待つ浅瀬に移動することも可能
※ゼウスのいる浅瀬はスタート時とゴール時にのみ立ち入ることができる「水域」である。
◇アルテミス
船の位置に関係なく、任意の裏向きの島タイルを1枚表にする。その色が自分のプレイヤーカラーであれば聖廟を一つその島に建立する。
自分のプレイヤーカラーでない場合はギリシャ文字のリワードを得る。
◇アポロン
・初めにオラクルカードを1枚ドローする
・能力を使ったターンに限り、すべてのダイス/カードがワイルドカラーとなる。
◇アフロディーテ
・その時点で持っている負傷カードをすべて捨て札にする。
・この能力をターン開始時に使用することはできないため、次のターン開始時には1枚以上の負傷カードを得ている可能性がある。
◇アレス
隣接マスにいる任意のモンスターを無条件で退治する。
・特定の装備カードと組み合わせれば2マス離れていても退治可能。
・オラクルダイも戦闘ダイも使用しないため、そこに存在する任意の色のモンスターを倒すことができる。
◇ヘルメス
シティタイルに隣接している場合に限り他の任意のシティタイルにある像を(通常のルールに従って)船のストレージに積み込むことができる。
・特定の装備カードと組み合わせれば2マス離れていても発動可能。

【このフェイズでゴールした場合】
ダイスやカード、スペシャルアクションなどが残っているなら、可能な限りオラクルカードを得るように努めるべきである。
同じラウンドでゴールしたプレイヤーが複数いる場合、1番目のタイブレイカーがオラクルカードの所持数になるため。

フェイズ3:神託を授かる

・このラウンドで使用したオラクルカード(横向きになっている)があればそれを捨て札とする。
・オラクルダイス3個(ラストプレイヤーはタイタンダイも一緒に)をロールする。
・オラクルダイスの結果(色の種類)を他プレイヤーにアナウンスし、他プレイヤーはその色の神様のうち、少なくとも1段進んでいる神様一柱を(もしいれば)選び、1段上に進めることができる。
ダイスロールしたプレイヤー自身は上げられないことに注意。

オラクルダイスが「赤、青、緑」であることを告げ、タイタンダイの値が2であることを告げる

・このラウンドのフェイズ2でゲーム終了条件を満たした場合も、オラクルダイスは通常どおりロールしなければならない。
・ラストプレイヤーはタイタンダイの値を全プレイヤーにアナウンスし、シールド値がその値より小さいプレイヤーは負傷カードを1枚ドローしなければならない。
6がロールされた場合はシールド値に関係なく全プレイヤーが負傷カードを2枚(1枚ではなく)ドローしなければならない。

■ゲームの終了

◇いずれか一人のプレイヤーがゼウスタイルの12のタスクを完了し、ゼウスのいる浅瀬までたどり着いたら(ゴールしたら)、そのラウンドを最後まで行ってゲーム終了となる。

黄プレイヤーがゴールしたのでこのラウンドでゲーム終了となる

・ゴールしたプレイヤーが一人だけなら、そのプレイヤーの勝利となる。
・ゴールしたプレイヤーが複数いる場合は、オラクルカードをより多く持っているプレイヤーの勝利となる。
・それも同じ場合は、恩寵トークンをより多く持っているプレイヤーの勝利となる。
・それも同じ場合は勝利を分け合う。

■注意すべき点(メモ)

<セットアップ時>

・初期恩寵トークン1/2/3/4番目のプレイヤーが3/4/5/6枚受け取る。
・負傷カードを1枚ドローした状態で始め、その色の神様を1段上げた状態で始める。

<ターン中>

・神様のスペシャルアクションを使えるのは第2フェイズの間だけ。

<アクションフェイズ中>

フェイズ1:負傷チェック
・ターン開始時の負傷チェックで負傷がゼロの場合は恩寵トークン2枚獲得または任意の神様1段上げができる。
・同色3枚または合計6枚でリカバリーに入る際、任意の3枚を捨て札にすることを忘れないように。
フェイズ2:アクション
オラクルダイスでオラクルカードを1枚ドローできる。
・オラクルダイスで対応色の負傷カードをすべて捨て札にできる。
・オラクルダイスで対応色の神様を1段上げることができる。
・オラクルカードは何枚でも保持できるがラウンドに1枚しか使えない。
※カードの横倒しとターン終了時のディスカードを徹底する。
・オラクルカードはダイスと全く同じに扱われる(色変えもできる)。
・恩寵トークンは持っている限り何枚でも使用でき、ダイス(カード)の色変え/船の追加移動/モンスターとの戦闘延長ができる。
・戦闘延長の際は戦闘ラウンドごとに敵の力が-1されることを忘れないように。
・仲間「クリーチャー」の移動に関する能力はその色のダイを使った場合のみ発動する。
・裏返した/既に裏返されている島タイルと自分のプレイヤーカラーとが一致していればシュラインを建立できる。
・探索/建立を行う際はその島の色とダイの色を合わせることに注意。
プレイヤーカラーと勘違いしないように
・色が一致しなかった場合のみギリシャ文字リワードを得る。
フェイズ3:神託を受ける(ダイスロール)
・ラストプレイヤーが負傷によりリカバリー状態(1回休み)でもタイタンダイは必ず振る
・オラクルダイスをロールした後、その色をアナウンスすることと、それによって神様を1段上げ得ることを忘れないように。
※この場合、ロールした本人は上げられないことを周知徹底する。
・このとき最下段にある神様は前進できないことを忘れないように。
※少なくとも1段上がっている必要がある。
神様のスペシャルアクションは、オラクルダイスを使用/参照することなく発動できる。
複数のスペシャルアクションを同じラウンドに使用してもよい。
・最上段にある神様の能力を使う代わりにオラクルカードを1枚得ることができる。
※主に最終ラウンドでこの選択肢が採用される。

<その他>

・いずれかのプレイヤーがゴールしたラウンドを完了してから(手番を均してから)ゲーム終了となる。
・いずれかのプレイヤーがゴールした後、残っているアクションがあればオラクルカードを得るように努める(タイブレイカーがオラクルカードであるため)。
・最後のターンにおいても各プレイヤーはオラクルダイスをロールする。それによって神様がスペシャルアクションを獲得したなら次の自分のターン(もしあれば)でそれを使用できる。