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つらつらとTele

 最近本を買わなくなった。就職を今いる場所でも地元でもしないつもりの私は、3年後に新しい場所に身を置くことになる。敷金礼金、車、スーツ、その他諸々。未来に目を向けるようになって、お金の大切さを痛感している。

一番に削るようになったのは本にかけていたお金だった。欲しい本は文庫化までぐっと我慢。湊かなえさんの告白の特装版を迷っていたけど結局やめた。それなのに、彩織さんの特装版は多分買ってしまう。誘惑だらけ。

学生をあと3年できる私は、これから自分のご機嫌をとるために毎月楽しみを作ろうと思っている。節約と矛盾しているけれど。2月はセカオワ、3月は帰省、4月はKroiとBREIMENの対バン。そこから先は髭男のツアー次第で決めようと思っている。大学生でも毎週のようにライブに行ったり、遠征をたくさんする子もいるけど、私は月1で結構贅沢に感じる。

今年中にBREIMENのワンマンとTeleさん初参戦は叶えたい。King GnuとBialystocksも狙ってたけど、日程と場所で断念。早くも来年の目標ができた。あとは普通に大阪と京都に遊びに行きたい。新幹線で遠くに出かけたい。本の節約だけじゃ捻出できないくらいお金は飛んでいく。


 最近、下書きすらしていなくて、でもこのままフェードアウトは違う気がして、思いついたままにつらつら書いているのだけど、私の旬をお伝えします。ずばり、Teleさんです。タイトルにも書いちゃったよ。

今まで音楽関係はインスタのアカウントだけだったけど、最近Twitterを始めて主にBREIMENのファンの人とはTwitterで繋がっている。ちなみにファンネームは「お前たち」。お前たちの皆さんは音楽に精通している方が多くて、私も色んな音楽に触れている。(なかなかハマらないのはここだけの話)

そんな中でやっと自分の好みが分かってきて、おそらく「ブラックミュージックルーツ」の紹介文があるバンドは好きになりやすい。髭男もそうだし、BREIMENもKroiもそう。多分、邦楽を聴く前にジャズを好きだったことが影響しているのかなと思う。

そうやってサウンド重視の聴き方をしていたのは、髭男とセカオワと読書で言葉が満たされていたからでもある。欲しい言葉はその3つで十分だった。

そこに新たに加わったのがTeleさん。もちろんサウンドも声も好きだけど、やっぱり言葉が素敵だと思う。成人式の日にツイートも紹介したくらい、普段からの考え方が好き。

Teleさん本人も「何を書いてるかよく分からない」と何かで言っていたけれど、Teleさんの曲はふわふわと掴みどころのない歌詞も多い。ただ綺麗で、でも綺麗な難しい言葉を使ったわけではなくて、日常にある綺麗さで。そんな中にふと感情的な熱を持った言葉が現れるからドキッとする。希望的なことを歌って、すっと諦める鋭さがある。優しいのに世界に期待していないような冷たさもある。

願うことすら烏滸がましいけれど、私が書きたいのはこういう言葉だと初めて思った。そのくらい、すごく感情に馴染む言葉だった。


 この間Teleさんがインスタのストーリーで質問コーナーをしていた。その中であった「友達が死にたいと言っている」という相談。Teleさんは「死ぬのに相応しい日を一緒に考えてみたら?」と。「素敵な友達が死ぬのに相応しい日なんてないことに気づくから」と返していた。好きだなぁと思った。

その質問に答えようと思ったことも、一見ダメな方法でその人の素晴らしさを教えてくれることも。歳上だけど、同じ目線で掬ってくれている気がして、好きなんだと思った。

多分私の記事を読んでくれる人は好きなんじゃないかな?と思うので良かったら聴いてみてください。

ちなみに、TeleさんのYouTubeのコメント欄には、「セカオワの初期の頃を感じる」といった意見もあるけど、なんとなく分かる。世界が好きなのに、諦めている感じ。本当は諦めてなんかなくて、愛している感じ。声質も少し似ている。ボイトレの先生が多分一緒だから、これからもっと楽しみ。


 まとまりがなさすぎるけど、とにかくTeleはいいよっていう記事です。次の記事はちゃんと書きます!


この間公開されたMVをどうぞ。BREIMENのファンだったことから、チームBREIMENの監督に撮ってもらっているんです!(これで2作目)

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