見出し画像

「実存的うつ」の対処

ギフテッドを含む一部の人間が経験する
実存的うつの話をしたいと思います。

実存的うつとは何かについて、
インターネットで簡単に調べることができるので、
ここでは説明を割愛します。

簡単に言うと(簡単に言うなだけど)、
死んだ後にもし何もなかったら、
この世界のあらゆる概念と実体に対する
人間のあらゆる関わりはナンセンス
という考え方。

今回の記事で、
子熊の頃にどうやってそれを克服したかをシェアするので、
誰かの役に立てば幸いです。

結論から言うと、
熊はこう考えています。

虚無マトリクス

それぞれのパターンについて説明していきます。

ちなみに、
「死後の前世」=「現世」のため、
同じ意味として読み取ってください。

死後:次がない(虚無)

「もがく」場合

死んだ後に何もなければ、
現世の全ての行いは無意味と思われがちだが、
そうではない。

人間はよくこの罠にハマってしまう。

死んだ後に何もなければ、
「後悔」も「虚しさ」も感じない。

だから死後への影響は「-」となる。

「何もしない」場合

これも「もがく」場合と同様で、
死んだら何も感じないため、
影響は「ー」となる。


死後:次がある(前世と関連性なし)

「もがく」場合

死んだ後に「次の何か」があっても、
それが前世と関連性がなければ、
現世の全ての行いは、
「ナンセンス」か「損する」かと思われがち。

これも誤解されやすいパターン。

「次」と「前世」に何の関連性もなければ、
「前世の行動による損得」は「次」に何の影響もない。

だから影響は「ー」となる。

「何もしない」場合

これも「もがく」場合の理由と同様のため、
影響は「ー」となる。


死後:次がある(前世と関連性あり)

「もがく」場合

死んだ後に次があり、
かつそれは前世と「何らか」の関連性がある場合、
影響の把握は不可能である。

つまり、
前世の行動によって、「次」に
・良い影響
・悪い影響
・影響なし
は全て存在し得る。

私たちのできることは、
「次」のパターンの網羅性を考え、
さらにそのパターンらに対して、
実施可能な行動に集中すること。

「何もしない」場合

何もしない場合、「次」に
・悪い影響
・影響なし
は考えられるが、
・良い影響
は考えにくい。

分かりやすい例で言うと。
投資をすれば、
・儲かるか
・損するか
は発生するが、

投資をしなければ、
・インフレやリストラ、病気
 といった不測の事態に巻き込まれるか
・何も起きないか
との2パターンだけ。

空から金が落ちてくる場合があっても、
それは自らの行動(投資)と関係がないため、
考慮する必要はない。

別の視点からすると、
「何もしない」選択肢は、
「現世を虚無に帰する」行動になってしまう。
虚無から何かが生まれるとは考えにくい。


おわりに

死んだ後のことは、
死んだ後の「楽しみ」だ。

今は死んだ後の「次の何か」を
精いっぱい予測して土台を築くのじゃ🐻

お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻