「メイキング・オブ・勉強の哲学」千葉雅也

「メイキング・オブ・勉強の哲学」千葉雅也を読んだ。

深い勉強によって起こるのは、考え方が深いレベルで変化し、行動も変化することである。p.68

その深い勉強をするためには、「アイロニー」と「ユーモア」が必要で、自分にとって当たり前になっているあれやこれの、そもそもの根拠を疑うということ。そして、突き詰めて考えるのはそこそこにして、ユーモアで別の見方を手に入れる、それによって新しい世界に身を置いてみる。
そんなことを言っているような気がした。

・そもそも、会社に週5回通はないと満ち足りた生活はできないのか?
・満ち足りた生活って、いくらあるとできるのか?
・カイシャに行くって、安定した収入が欲しいからなのか?
・ていうか、満ち足りた生活って、一体なんだろう?

などなど、自分でつっこみを入れる。そして、

満ち足りた生活って、パスタを食べるようなものだよ。と、ボケる。

パスタって、安く腹持ちがよくて、工夫次第でお洒落で美味。ワインに合わせると洗練された料理になる。
そんな風に、自分なりの勉強を深化させていくのも、勉強の方法だと教えてくれた。



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