グロービス流あの人、頭がいい!   インプットレポート

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タイトル:グロービス流あの人、頭いい!考え方のコツ
作者:グロービス、島田 毅
出版社:ダイヤモンド社

目標について

今月のゴールとしては、3つの課題を解消していきます。
1.過去に受賞した人の共通点はなにか。
2.自分に票を入れてもらうには何から取り組むべきか分かっていない。
3.次長以上を応援者として取り込めていない。
上記3つの課題の解消を行っていきます。
この3つを解消するには、
9月は、共通点から10月何を取り組むべきか明確に把握できている状態
をゴールに設定します。

背景

・現在、NNGのOB,OGと毎週ランチに行ってフィードバックをもらっている取り組みを行っています。
そこで得られた内容をしっかりと整理すること。そして行動するにあたり優先順位が立てている状況を作っていきたいと思っています。

・私の課題は、アウトプットについてです。行動と目標の結びつきがうまく出来ていないからです。
考え方、まとめ方を学ぶことで、インプットにおいてもただ学ぶよりも
より思考を深められると思い選びました。

初めに

リスティングプラスでもそうだが、現在「思考力を高めることで生産性を上げたい」と考えている人が多くいる。
世の中のセミナーや書籍でも、多くが取り上げている内容である。
基本的に世の中に出ているものは、正攻法で構成されている。
ただ、正攻法では、道筋を立ててしっかり構成を考えて、、行動して、行動に対して振り返りを行い、改善をする。そしてまた、、。
やる事が多く感じてしまい、多くの人が敷居が高買うなってしまう。
待っているのは、挫折しのみ。

この書籍では、必ずしもキレイに構造化できていなくても、ビジネスパーソンが効果的に考えうるうえでの代表的なティップス(ちょっとしたテクニックやコツのこと)を提供することを目的としている。

書籍では、33のコツが記載されていますが、今回は特に重要な3つの項目に絞っています。

1.分けて考えるコツ

【分ける】は【分かる】のための第一歩
例えば,売り上げが減ってきたという問題があったとき、顧客層別、チャネル別、サービス別等様々な切り口を試すことです。
重要なこととしては、
1.多用な切り口を持ち、短時間で実態に迫る
2.切り方を工夫する
3.「そこそこ」で妥協せず、より実態に迫る分析をする

2.の切り方を工夫するというは、疑似相関です。
例えば、ある会社の社員の府満足度を調べた結果、年収800万円~1000万円の層に大きな不満があったとします、この層に対して手当てを厚くしたりという方策も考えられました。が、切り口を変えたところ、「子供が二人以上私立の学校に通っている」「親の介護をしている」という悩み別で調べたら、この二つの原因で90%を占めていたという結果が出ました。

子供が二人私立学校に香っている、あるいは親の介護をしているというのは、通常そこそこ年齢のいったシニア社員という事が多いです。
企業にもよりますが、年齢は往々にして年収とある程度相関する傾向があります。結果としては、年齢と年収800万円~1000万円のゾーンが重なったという形となります。

2.枠組みで考えるコツ

問題を構造的にとらえたり、人に対する説得力を向上させる。
1.見落としをなくす
2.バランス感覚が良くなる
3.オリジナリティを出しながら先人の知恵を上手く活用する

例えば、結婚を迷っているとして、、自分の結婚したい人を考えた時

枠組み無しの場合
・家族関係が良い
・人柄がよい
・車の運転が上手

枠組みで考えた時

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枠組みの考えたのメリットとして考え漏れを防げる
例えば、親戚の就活中の学生に、「この会社に就職したい。給料も高いし、大きな変化もない、安定しているから。」と相談されたらどうしますか?

この場合、学生は、2つの枠組みで考えています。「給与レベルと安定性」
本当にこの二つだけで決めるべきかどうか考える必要があります。
「やりがいを感じられるか」「自分の強みを生かしていける環境か」という別の項目を加えることで4つの枠組みで考えることが可能です。

有名なフレーをムワーク

・バリューチェーン
最近会社でも聞くことが増えたワード。
このフレームワークは、自社の様々な活動の特徴や競合に対する強み弱みの所在などを分析することが可能になります、競争戦略を考えたり、
ビジネスモデル刷新に着手するために分析をするうえで非常に役立つフレームワークです。

・マトリクス
マトリクスは応用がしやすいフレームワークです。
例えばジョハリの窓

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これをマーケティングに応用すれば、
1.自社が気づいている、自社が気づいていない
2.顧客が気付いている、顧客が気付いていない
という軸で分析することができる。

そのほかには、
・二軸図
・PDCA
・MECE
・マインドマップ 等

前提を変えて考えるコツ

それまでの常識や当たり前を疑うことで、イノベーティブなものが生まれる。競合が思いつかないようなユニークな製品・サービスを考案する。
1.他人の頭に染まっていない頭を借りる
2.属性を言語化し、否定してみる
3.掛け算でつなげて考える

扇風機は羽根を回して風をだすもの

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そもそも羽根って要る?

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人はいつの間にか暗黙の前提を置いてしまう生き物

一般的には、「常識」というもの非常に便利です。例えば、
就活生はリクルートスーツで黒か紺ばかり。いつの間にか黒と紺に集約されてきました。「それに従っておけば無難」という意識が浸透すると、そこから外れることがどんどん難しくなっていく。
皆が思考をショートカットし「これが当たり前」と思いこんでいる部分でその常識を覆すようなアイデアが出せれば、非常に大きな差別化につながることになる。

若者、よそ者、馬鹿者の声を聞く

若者
その若さゆえ、しきたりやしがらみに染まっておらず、自由な発想からアイデアを出せる可能性が高いです。

よそ者
つまり、部外者です。その組織や地域の常識に染まり切っていません。
社外の人や外国人等は、通常の日本人社員が染まり切っている常識にまだ毒されていないからです。

バカ者
そもそも常識から多少外れた発想をする人です。違和感があるため、後ろ指をさされることもあるようですが、ハマれば気づかなかった視点から良いアイデアをもたらしてくれることがあります。

こうした人をミーティングに招いて議論したり、ヒアリングしてみると、
常識人では、出ないアイデアや視点が生まれます。

あえて否定形を作ってみる

あるカテゴリーの新製品を出さなくてはいけない場合など、その製品の通常の属性を書き出し、それを否定できないか考える方法です。
例えばカレーで考えると
・カレーは辛いものだ
・カレーは黄色系の色をしている
・カレーは昼食か夜に食べるものだ
・カレーはご飯かナンにかけて食べる
・カレーはスプーンで食べる
・カレーはカロリーが高い

これをあえて否定した新製品が出来なか考えてみるのです。
これで生まれたのが、「朝カレー」という商品です。

そのほかに本についても、
本は読むものだという常識から聞くものという新しい考え方のサービスが出ています。

考察

今回の書籍を読みながら、仕事で置き換えると、、アワードで置き換えると、、等色々発想を転換させながら読むことが出来ました。
今回の書籍を通して気づいた点です。
・瞬時に考えを出し時の頭の使い方、考え方と
 じっくり考えるときの考え方はそれぞれ異なる。それぞれに合ったものを
 知って、使い分けをすることが重要。
・アウトプットすることで考えがまとまる。新しい発想にもつながる。
・行動する内容が明確になる。まず行動するよりも、生産性が高くなる。
・あえて前提を変えた動きを取ることで新しいポジショニングを作ることが
 出来る

スケジュールについて

ランチ(情報収集と選挙活動) ※毎週開催
今月は、NNGのOB、OGとアーリーアダプターとランチを
毎週開催。2週目は、けいたさんとのランチ。

2週目 フレームワークの活用
枠組みを考える。短期的な目標の課題(ランチ会で得られた課題)と行動内容をフレームワークを活用してまとめる。

3週目 中長期的な目標
中長期的な目標についてフレームワークの活用しまとめる。
短期的な目標と課題と照らし合わせて得られた共通点を洗い出し
優先順位を立てる。

4週目 10月の行動内容を明確にする。
短期的な目標のタメの行動内容と中長期的な目標のタメの行動内容が明確になっている状態。行動に移すまでの具体的な内容、条件が整っている状態。


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