見出し画像

男ならトップを目指せ!

おそロシアのトップが世界を揺るがしています。

ウクライナへの侵攻、戦争はもちろん反対です。

しかし独裁政権の国のトップがいかに大きな権力を持つのかを今回の出来事でまざまざと見せつけられました。

プーチンしかり、習近平も、しかりです。

そして我が日本は何をすべきか?

国会論戦や報道により岸田首相の考え方が徐々に明らかになってきました。

『極めて遺憾であります。』

『徹底抗議、致しました。』

『核の共同保有に関しては、非核三原則の立場上、論ずるつもりはございません。』

は?って感じですね。

日本国民が国のトップを目指すというのはいささか極端すぎるのですが、自分が会社員だった場合に、どこを目指して働くのか?という視点は必要だと思います。

私は現在63歳の再雇用の会社員です。

学卒後、地元の企業に就職し、ある部門の製造部長、品質管理部長、子会社の社長を経験した後、47歳で脱サラ・起業を決断し、単身で中国瀋陽市へ渡り、食品関係の会社を設立し総経理となりました。

4年半後、高校時代の同級生が社長の会社にヘッドハントされ、またまた単身でタイに渡り、電力インフラ関係の工場を建設し、MDに就任し、会社の運営にも携わりました。中国で4年半、タイで5年半、合計10年間の海外生活を経て現在再雇用で同級生が社長の会社で働いています。

私が歴任した組織の長という立場を思い起こすと、先ずは会社員時代の製造現場の組長から始まり、係長、課長、部長、特命プロジェクト長、生産子会社の社長、そして脱サラ・起業して中国では総経理、タイではMD(マネージングディレクター)そして再雇用後の現在は名誉職の参与というポジションです。

思い返せば、大学時代から『お山の大将になりたい!』と思っていました。

きっかけは、大学時代に入部した体育会系サークルの主将に自ら名乗り出たことです。

組織が目指す方向へ、全てのメンバーを掌握し、動かし、結果を出す。

一度、組織のトップとしてのやりがいを感じるとやみつきになりました。

何かを成し遂げるためには、指示を受けてやるより指示を出してやらせる方が自分の性に合うな。と、感じたわけです。

組織のトップになると、いいことばかり起こるわけじゃありません。

目標が未達だったり、部下が失敗したりすると、責任を問われます。

失敗すれば、左遷、降格は当たり前。

でも成功すれば、昇給、昇格、より大きな肩書が付きます。

また組織のトップをゲットするまで、足を引っ張る輩が出てきます。

いわゆる出世競争ですね。

あいつは、地方三流大学卒のくせにとか、本社の専務に可愛がられているからとか、よからぬ噂を流す奴も出てきます。

最悪なパターンは、直属の上司が抵抗勢力だったりする場合もあります。

私もずっと上司に恵まれず、不遇のナンバー2の時代が長かったのです。

だから新天地へ希望を抱き、日本を飛び出したのです。

自分が本当に上を目指したいのなら、組織のトップになりたいのなら、そんな抵抗勢力などを気にしたりする時間はないのです。

今、自分に与えられている課題に果敢にチャレンジし、結果を出すのです。

どんな難しい課題であっても、臆せず挑み続けるのです。

一人で無理なら、共に戦ってくれるメンバーを探すのです。

場合によっては、同じ会社でも自分の属する組織外にいて、その分野を得意とするメンバーを探し出し、説得して協力してもらうのです。

結果が出たら、その人にお礼をすればいいだけのことです。

社内辞令を待つだけの会社員は、戦わない戦闘員と同じです。

いかに『自分だけのチームを組織を越えて作るか』なのです。

こんなことをずっとやってきたので、再雇用中の今でも課題が与えられればすぐに動くつもりでいます。

流石に今の社長は私にはそのような動きを期待していないようなので、おとなしく与えられたプロジェクトを一人で粛々と進める日々です。

さて本題に戻りますが、『男ならトップを目指せ!』ということです。

給料が上がらないとか、日本の将来が暗いとか、世界情勢が不透明だとか、あなたの周りの悲痛な叫びなどに、耳を傾ける暇などありません。

今、目の前にある自分に与えられた課題をいかに早く、大きな成果を出すのか。

それのみに集中し続けさえすれば、自ずとトップは見えて来ます。

ゴタゴタ言わず、何が何でも結果を出せ!ということです。

さあ、トップへの階段を駆け上れ!

雑音や雑念などは聞くな、持つな、捨て去れ!

そんじゃまたね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?