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『1%の努力』ひろゆきさんの本から学んだこと。

99%の努力と1%のひらめきというのは発明家エジソンの言葉だが、この真意は『1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる』という現実的な言葉だ。

本の冒頭からいきなりの衝撃を受けました。

論破王として知られるひろゆきさんには前から興味があったので読んでみることにしました。

現在62歳の私としては、過去の賢人と呼ばれる人よりも現在人気のあるインフルエンサーに興味があります。

この本から学んだことは多くありますが、とりわけ最終エピソード7の、

『働かないアリであれ』(余生の話)に深く感銘を受けたので、このエピソードを中心に感想を述べます。私自身も余生が近いためですかね。

そこに書かれていた要点は、

①あらゆることを調べつくせ

②肉屋を応援する豚

③さも、意味ありげに生きられるか

④パリの働かないアリたち

⑤世界中に善意はある

⑥最後にはすべて笑い話にできる

というものでした。

本の内容のネタバレを最小限に留めつつ、上記の内容を現在の自分に当てはめて考えてみました。

①ダラダラすることに罪悪感を持たず、自分の興味のあることに没頭する生き方もアリだというご意見でした。

まさに現在再雇用中の身分で働いている私を救ってくれたご意見です。

私ができる1%の努力ですが、前提として、与えられた仕事を全うした上で、空白となった勤務時間を使い、趣味の釣り、特に太刀魚釣りに関することを徹底的に調べています。

今は週末に船釣りに行くことが最高にワクワクする時間であり、いかに大きな魚をいかに数多く釣るかというのが最大の関心事なので、ネットサーフィンで色々な情報を仕入れて次回の釣行に備えています。

多少の罪悪感はありますが、時間を潰さないと終業時間が来ないのです。

②いつか自分が殺されてしまう状況の豚が、肉屋の営業を心配するあまり、最後には屠畜されるという話。

60歳の定年を迎えて、会社から再雇用後の給料は会社の慣例でこの金額になります。。。

えっ?こんなに下がるの?

会社からの提示額は自分が考えていた給料に遠く及びませんでした。

これじゃ満足できない、納得できないと思いましたが、再雇用契約の実態はこれなんだ、いやなら転職すればいい。でも今はタイミングが合わないから我慢するしかないか。

若い社員たちとの雑談から聞こえてくるのは、働きに見合った給料がもらえない、もっと欲しいというものです。

でも直接会社には言えないのです。

空気を察するばかりでは、最後にやられるのは自分だという事です。

私は来年前半には転職する予定なので、今は辛抱する時期だと割り切っていますが、若い社員たちが可哀そうでなりません。

③仕事をブラックボックス化して食っていくという発想には笑ってしまいました。

確かに自分しか分からない業務を、さも意味ありげにしておけばずっと食っていけますよね。

このようなムダはどの企業にも未だ存在していることを逆手にとった戦略です。

私は海外工場の場所の選定から建設、運営まで一人でやってきたという自負があるので、海外工場のスタッフとは未だに強い絆があります。

現在、社命により海外工場との接触を制限されているので、いざという時期にはこれが使えるなと一人でほくそえんでいます。(性格悪し?)

④街中にニッチに稼げるチャンスは転がっているという考えで、自分の周りを眺めてみようと思いました。

知恵を働かせれば、小遣い稼ぎも出来るぞ、しめしめ!という思いになりました。

⑤世界中どこでも困ったときにはいい人が助けてくれるという部分は、私も中国とタイで約10年間働いた経験があるので全く同感でした。

海外に行けば考え方が変わるので、若い人には早い時点で海外で働くことをお勧めします。私も来年はまた海外へ行きたいと考えていますので。

特にASEAN諸国がいいですよ!

⑥世の中すべて『ネタ』であり、これ絶対に後で笑い話になるという考えには敬服しました。

笑い話をいくつ持っているか?確かに少ないと思えば人生を楽しんでこなかった証拠になるなと思うわけです。

人生は楽しむためにあるのだと最近考えるようになりましたので。

さていかがでしたか、ひろゆきさんの本の一部を切り取って自分に当てはめて考えてみましたが、自分の固定観念が覆される感覚が味わえました。

最後にこの本で一番印象に残った言葉をご紹介して締めくくります。

『(人生の)目的は1つ。死ぬまでの幸せの総量を増やすためだ。』

そんじゃまたね!

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