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リタイヤ後の生活を想像したら、恐ろしくなった話。

高木美帆選手の金メダル、坂本花織選手の銅メダル、ノルディック複合男子チームの銅メダル、カーリング女子チームの準決勝進出と昨夜は興奮気味の時を過ごさせてもらいました。日本選手団、大きな感動をありがとう!

方や、中国とロシアと米国という異形の大国が、政治的、思想的、軍事的に複雑に絡み合う、何とも思苦しい雰囲気の中で開催された今回の北京五輪でしたが、これを機に五輪のありかたが大きく変化する予感がしました。

またオミクロン株もピークを越えたようで、3月からは上限付きですが、外国人が再入国できるようになるという、昨日の岸田総理の会見を見て、ようやく世界にも2年ぶりの春が来るのかとの期待も持てました。

さて全国的に大雪の日本列島ですが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?

私は1ヶ月後の住み替えに向けて、週末を利用し、また平日の帰宅後も家の断捨離を妻と共に進めています。

住み替え先の新居には、出来るだけモノを持ち込まないと決め、いかにモノを捨てるかに妻と共に考え、体を動かしています。

この雪の降る冬の時期の過ごし方ですが、例年ですと、仕事が休みの週末は、好きな釣りにも行けず、ジムへ行くのもおっくうで、家の前や駐車場の除雪をしたり、妻と買い物へ行ったり、妻の実家へ里帰りする程度のことしかやっていませんでしたが、今年の冬は、住み替えのための断捨離がメインイベントとなりました。

今年の正月から始めた家の断捨離を通して、63歳再雇用中の私が、これからどう生きて行くかについての気づきをもらったので、今回ここで紹介したいと思います。

我々シニア層が関心を持つであろう情報といえば、年金制度改正や、いつまで働くか問題、老後の暮らし方、老後の資産形成などです。

私は生涯現役(いくつになっても健康で、経済的に自立し、人と関わり続けて行く)を目指しています。

現在の職場では再雇用の身分で一つのプロジェクトを専任で進めているのですが、このプロジェクトにも期限があるので、じゃあこれが終わったら次の仕事は来るのかという不安があります。

会社としては65歳までの雇用義務があるので、そこまでは会社に置いてもらえると思うのですが、最近思うのは、正社員として時間に縛られる働き方はそろそろ卒業したいと思うようになってきたのです。

今は自分のペースで業務を采配できるので、定時前にやることがなくなる日がちょくちょくあって、終業時間まであと2時間あるのに帰れないと思う時が辛くなってきたのです。

この感覚は、会社員の方なら理解出来ると思いますが、私は40代で脱サラし、海外で10年、現地のトップとして働いた経験があり、自分の仕事時間は自分で決められたため、今の会社員的な働き方には未だになじめません。

オミクロンが3月末で収束し、4月から本格的に経済活動が活性化する時期が来たら、私としては転職したいと考えています。

しかし、60歳で定年になってシニアライフを楽しむとか、65歳まで再雇用で働き、リタイヤするとか、フリーランスになるとか起業するとか、我々シニア世代は、60歳で退職金をもらい、悠々自適な年金生活に入るという昔とは違って、とにかく長く働かねばならない、そのために60歳を過ぎてからの働き方を模索せねばならない、という時代になりました。

資産に余裕のあるので働く必要はないとか、60歳まで頑張ったのだからもう働きたくないと考えられる方もおられるでしょう。

でも、60歳を過ぎて仕事をやめて、毎日、何をされますか?

雪が降り、寒い季節、外へ出るのもおっくうな季節に、家で何をされますか?

きっと奥さんの方は、友人や実家の兄弟姉妹と一緒に、アフタヌーンティーを楽しんだり、温泉旅行へ行ったりして忙しく過ごすと思います。

じゃあ残された旦那は、家で何をするのでしょうか?

奥さんがいない腹いせに、横になってテレビやネットフリックスを見ながら、昼間からビール?

いやいやそれじゃ、お陀仏ですよ!

私が言いたいのは、60歳を過ぎても長く働くべきだと言うのではなく、自分の好きなことを一つでも持っておくべきだということです。

今やっている断捨離は、来年はする必要がありません。今回だけの活動ですが、明日は何しよう、来週は?再来週は?と、活動計画が立てられて、その都度それなりに頭と体を使っている、こんな感じの生活パターンがあるのとないのでは、残りの人生の過ごし方に雲泥の差が出るということなんです。

リタイヤして仕事も人間関係もなくなって、毎日家に居ることしかなくなった時に、いやだ!それだけは想像したくもない!ってなりませんか?

だから今からでも遅くはありません、仕事でも趣味でも、何かのコミュニティーでも地域のサークルでも、シルバーセンターでも、人と関わりが出来るものを見つけて、実際に参加して、今週や来週の計画が立てて、それを大いに楽しんで、毎日を過ごすという時間の過ごし方を作っておくべきです。

今やっている断捨離が終わったら、週末は何をしているのだろうか?と、ふと思ったことから、これからの自分の生き方を考えてみました。

60歳過ぎたら、人生は楽しむためにあるのだ!

残りの人生を大いに楽しみましょう!

何か皆さんの参考になれば幸いです。

そんじゃまたね!


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