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おすそ分けの文化を大切にしたい。

新規感染者数が爆増の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今朝ちょっと嬉しい事があったのでここでご報告を。

それは、知り合いの船長さんから『げんげ』のおすそ分けがありました。

『げんげ』とは?

富山湾で獲れる深海魚なんです。

身体全体がゼラチン質の粘膜で覆われていて、見た目は正直、グロい。

食べ方は、すまし汁とか天ぷらとかですかね。

富山では昔から食卓に上っていました。

さて船長から頂いた量が半端なく多かったので、うちだけでは食べきれないので、妻に相談したら、仕事に行く前に、ご近所さんへおすそ分けしたら?

ということで、ジプロック5袋に小分けしたものを手に取り、玄関を出ました。

『あはようございます。げんげをもらったのでおすそ分けで~す』

『あら〇〇ちゃん、元気にしとった?もらっていいの?ではありがたく!』

老人クラブの諸先輩方の家を中心に回ってきました。

(私の町内は60歳になったら老人クラブに強制加入なので、私もメンバーなのです。)

このおすそ分けの習慣は、亡くなった私の父親も頻繁にやっていたことです。

自営業だった父親の休日は決まった休みはありませんでしたが、山菜の時期になると、まだ暗い時間から軽四で山に向かい、山菜を取って来てはご近所へおすそ分けしていました。

配り終えて嬉しそうな父親の顔が、未だに明確に私の記憶にあるのです。

ご近所さんの笑顔、そこで交わされる何気ない会話。

今は三密を避けることが暗黙の了解となっていて、町内会の行事が一切なくなり、ご近所との会話もほとんどなくなっています。

でもこんな時期でも、おすそ分けをして、玄関先でマスク越しで、ほんの数分だけでも会話ができることが、うれしく感じるのです。

おすそ分けをする方、される方、両方が一瞬でも笑顔になれる時間。

思い、思われ、いとうれし。。。ですよね。

昔からある日本のおすそ分け文化、大切にしていきたいと思いました。

会話の少ない会社でも役に立ちますので、ぜひぜひ実践を!

そんじゃまたね!

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