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thirdweb が提供しているコントラクト

thirdweb

独自スマートコントラクトを簡単に発行できるサイトです。
Web3 Project Tool thirdweb Raises $5 Million
投資家から資金
5Millionを集めており今アメリカで一番注目されているWEB3.0関連の企業です。
https://cheddar.com/media/web3-project-tool-thirdweb-raises-5-million

thirdwebで公開されている4つのコントラクトについて説明してみます。

NFT Drop

これは、ERC721のコントラクトでガス代を購入者負担にすることができるタイプのものです。(Lazy Minting) コントラクトを作成して、Minting dAppから日付や時間、ホワイトリストや先行販売、Reveal/Hideなど指定して販売できるようになります。

Batch Uploadでは、エクセルシートを使うことで、大きなコレクションも一括でアップロードができ、OpenSeaではできない様々な機能を使うことができるのも大きな特徴です。

独自スマートコントラクトIDが発行される為、OpenSeaやRaribleなど他のマーケットでの販売も可能。WEBサイトにコントラクトIDを貼り付けるだけで簡単にMinting サイトも作ることができるようになります。

iframeでWEBに貼り付けるコードも提供されています。

Transer で所有者の移行が可能。
Burnで削除(ブロックチェーンからは消えませんが枚数が減る扱いになります)の機能が使えます。


NFT Collection

これは、ERC721のコントラクトでガス代が自分負担で発行するタイプのものです。コントラクトを作成してから自分でミントする為、初回のガス代が自分負担となります。既にミントしてしまう為、フェイズの設定などはできません。

Transer で所有者の移行が可能。
Burnで削除(ブロックチェーンからは消えませんが枚数が減る扱いになります)の機能が使えます。

Edition Drop

これは、ERC1155のコントラクトでガス代を購入者負担にすることができるタイプのものです。(Lazy Minting) コントラクトを作成して、Minting dAppから日付や時間、ホワイトリストや先行販売など指定して販売できるようになります。

このコントラクトは、Semi-FungibleというものでERC20とERC721のハイブリッドになります。チケットなどの販売、メンバーシップの販売など見た目の媒体は同じでも中身が違う(座る席など)というタイプのものを発行する時に使われます。

Transer で所有者の移行が可能。
Burnで削除(ブロックチェーンからは消えませんが枚数が減る扱いになります)の機能が使えます。
さらに、特定アドレスに向けてエアードロップ機能も使えます。


Edition

これは、ERC1155のコントラクトでガス代が自分負担で発行するタイプのものです。コントラクトを作成してから自分でミントする為、初回のガス代が自分負担となります。既にミントしてしまう為、フェイズの設定などはできません。

Transer で所有者の移行が可能。
Burnで削除(ブロックチェーンからは消えませんが枚数が減る扱いになります)の機能が使えます。
さらに、特定アドレスに向けてエアードロップ機能も使えます。


まとめ

これまで一強だったOpenSeaに代わり、独自コントラクトという技術的に難しかったスマートコントラクトを簡単に発行できるシステムを提供しているのがtheirdwebです。

一般的にNFT (Non Fungible Token)とされているのはERC721というコントラクトになります。OpenSeaで発行する場合は、ERC1155となりSemi Fungible Tokenでの発行となりここでいうところの、Edition がそれにあたります。ただし、OpenSeaの場合は独自コントラクトではないので共有コントラクトになるため、thirdwebとのEditionとは大きく違います。

発行する目的や用途によってどのコントラクトを選択するか決めるようになります。スマートコントラクトは1回発行してしまうとやり直しができません。どのコントラクトを選択するか、どのような設定をするかということはよく考えて行う必要があります。

thridweb対応Mint販売サイト

thirdwebのコントラクトアドレスをコピペするだけでWEB3.0のミント販売サイトを構築できるサービスを展開しております。

スマートコントラクトを作成後、販売するにはLazy Mint機能がついたWEBサイトの構築が必要になります。誰でも簡単にスマートコントラクトアドレスを入れるだけでNFTを販売できるWEBページを作ることができます。

デモサイトはこちらよりご覧ください。出品後のサポートもしておりますので安心してご利用いただけます。

https://www.onlinestudy.net  (Honu先生チームのNFTツール作成プロジェクト)




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