利用者様の記事が朝日新聞に❣️

こんにちは。
中学生で盲学校に通っている利用者様の文章が朝日新聞の「声」に掲載されました。

能登半島地震のことが書かれています。

とても聡明な方で支援の時は毎回楽しくおしゃべりをしながらさせて頂いています。

こうして利用者様と色んなお話が出来るのもガイドヘルパーの楽しさの1つです✨

以下記事を掲載します。
ーここからー
能登地震一秒の大切さ実感
盲学校中学部寺島 奏良(神奈川県14)

今年14回目のお正月を長野の祖父の家で迎えた。親戚とゆったりと過ごす、その日常が一瞬にして一変するとは思わなかった。
16時10分。鳴りひびくスマホの通知音、外で響く防災無線、大きく揺れる地面。地震だ。能登半島で震度7を観測し、大津波警報が
出るほどの内陸型の大地震が発生。車に乗ろうとしたとき揺れに見舞われた。防災無線とスマホの緊急地震速報が鳴動したので「大
きな揺れがすぐ来るな」と思い「倒れてくるものから離れて」と大声を出しながら急いで車から離れた。震度4だった。余震は続き、そ
のたびにスマホに速報が届いた。
翌日も箱根駅伝を見ながらパソコンなどで詳しい情報を集めた。
「被災者は大変な思いをしているだろうな」と思ったが、私はパソコンに入ってくる情報をひたすら読むことしかできなかった。
当たり前に日常が送れることは実はとても幸せなことで、一秒一秒を大切にしていかなければならないと思った。
被災地がいち早く復興し、日常を取り戻せるよう深くお祈り申し上げます。
(原文は点字)
ーここまでー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?