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好きその59:三浦綾子

好きな作家シリーズもこれから混ぜて行きます(敬称略)。

最初に読んだのは、お決まりの「氷点」だったと思います。確か、高校生だったかな。読みやすい文章と引き込まれるストーリーで、一気読みしました。

「右の頬を打たれたら、左の頬も出す」みたいな、ざっくりですがそのキリスト教の教えが、十代の私には突き刺さりました。

北海道大学にも憧れましたね~行けばよかったな(行けるなら)。それ以来続く「北海道好き」の原点は、三浦綾子さんの影響かもしれません。

時間がある大学時代で、三浦さんの著書はほとんど読んだと思います。

三浦綾子さんと言えば病気、クリスチャン、旭川です、私には。星野富弘さんとの交流も忘れられません。

数年後、社会人になって初めての北海道旅行でも、旭川を訪れました。まだ三浦綾子記念館はなかったはず。あったら行っていましたから。

エッセイの中で語られる、ご夫婦の関係にも感銘を受けました。こんなご夫婦あるんだ!という驚き。

綾「昨日、寝室に蚊がいたわね」夫「綾子が刺されぬよう、私を刺してくれと祈っていたよ」みたいな会話!!

すごい!!私もこんな結婚がしたい!!と思いました。

今思えば、記念館どころでなく、生前の三浦さんに一目お会いしたかった。生きているうちにお目にかかりたい人には、何を差し置いても会いに行かなくてはいけないな~との思いを強くします。

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