声、出してこ #呑みながら書きました
みなさんお待ちかねの呑み書き。2024年6月回がやってまいりました。もう20回目だそうで、大変なことでありますね。
今日のお酒は上の写真のやつ。有名なバーボン、事務ビームのピーチ。いや事務ビームって。強そうやな。何度変換しても事務ビームになるからこれ正式名称ってことで。
まいどながらマリナさんありがとう!
今日ちょうど映画を見てきたんで、その話を書こうと思う。
僕は毎週映画館へ行き、なにかしら新作映画を見るようにして久しい(もう20年ほどになる)のだけど、最近は中学に上がった長男と一緒に行くことが増えた。今日のこの作品も、予告を見て長男が見たいと言ったので連れて行った。
この映画。いろいろとすごい。原作はけっこう前にでた同名のエッセイで、作家の佐藤愛子さんが書いたもの。映画はこのエッセイの映画化ではなく、佐藤愛子さんがこのエッセイを書いた時の様子を描いた作品、という体裁になっている。なっているけれど、おそらく事実に忠実ではなく、結構脚色されていると思う。内容が現代的だったので。
ちなみに佐藤愛子さんは昨年100歳を迎えられ、現在も健在。映画は今年公開されたのだが、主演の草笛光子さんは御年90歳。
どういう奇跡ですかこれ。90歳の作家を描く映画で90歳の女優が演じるという。そんな機会がどの程度あるのかと考えると、激レアなんじゃないかと思うよね。驚くべきことです。さすが草笛光子さんはとても美しいのですね。90歳。
で、この映画はいろんなメッセージ性を含んでいるし、実在の作家を描いているし、タイトルになっているエッセイはぶっ飛ぶほど売れたし、まぁいろんな人がいろいろな評を書くだろうとおもうわけね。そこで、僕はちょっと僕なりの視点の話wお書こうと思う。
声について。
この映画、序盤のほうで、主人公(90歳の草笛光子さんが演じる90歳のときの佐藤藍愛子さん)は耳が遠くなっていて、声がデカい、という設定。基本的に頑固ババアとして描かれていて、いつも怒り気味で大声を出している。(↑で人名を誤字ったので呑み書きだけどそこだけ直しました)
で、娘に「そんだけ大きい声が出てれば元気」と言われる場面がある。
これ、結構真理なのではないかと思う。
個人的な話になるけど、僕の祖母は当年とって97歳。元気。
この97歳にしてまだまだ元気な祖母は、だいぶ年をとってからママさんコーラスみたいなのを始めて、多分80過ぎまでやっていたと思う。長いこと、歌ってたわけですね。
翻って草笛光子さん。もちろんこの方は女優なので、発声がしっかりしている。この映画の中でも張りのある声で話しているし、インタビューを受けるシーンなど、しっかり体を鳴らして話をされるので聞きやすいし、とにかく声が良い。90歳でこんなに声出るもんなのかな、と思って、いや、逆だ、声を出しているから元気なんじゃないか、と思ったのです。
ただデカい声を出せばいいのではなく、呼吸法ではないか。芝居をやる人も歌う人も、腹式呼吸を学ぶ。腹式呼吸を学んで声を出すと、深くよく響く声が出る。
僕も音声配信などをしていてよく声が良いと言われるけれど、僕は中学から吹奏楽をやっていて腹式呼吸を仕込まれた。腹式呼吸で声を出すと良く響く声を出すことができ、その声で話したり歌ったりすることで、元気になるのではないか。ひいては健康に良いのではないか。
思えば僕は非常に不健康な生活をしている。ものすごい運動不足だし睡眠時間は短いし酒も飲む。でも健康診断の結果は毎度良好だし(少々コレステロールが高かったのが今年なぜか下がった)、とにかくめったに体調を崩さないし、とりあえずいつも元気だ。
腹から声を出すことこそが、健康の秘訣なのではないかという気がする。
そう言えば去年だかおととしだかの紅白に加山雄三が出ていてしっかり歌っていたけれど、あの人も結構な年だけど元気だ。黒柳徹子さんは少々けたたましい系かもしれないがよくとおる声で話される。
どうだ。どうだってこともないけど、体をしっかり慣らして声を出している人、みんな元気説、あるのではないか。
健康増進のために腹式呼吸をする。医学的エビデンスが全くない状況でこの文を書いているので信憑性はあやしいが、腹式呼吸を身につけることにおそらくマイナス要素はないのでぜひ試してみてほしいと思う。
特に人前でプレゼンをしたり、Podcast やYoutube で話したりする人は呼吸法で声の通り方が変わるのでおすすめ。同じことを話していても通る声で話したほうが説得力がまし、タワゴトでも意味ありげに響くという効果が得られる。
というわけでわたしが朗々とタワゴトをしゃべくりたおすPodcast もよろしく。
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