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[下書き発掘]SNSが使いこなせない

 オンラインコンテンツプラットフォームはおしなべてSNSである。SNSはソーシャルなネットワークのサービス。つまり人と人をつなぐもの。

 note もそうだし、小説投稿サイトなども、note よりは幾分薄いものの、やはりSNS 的な要素が強い。ここでわたしが言うSNS 的というのは、コンテンツがどういう物かではなく、それを作ったのはどういう者か、物より者が重要になる、という意味だ。

 たとえば、note で全然知らない人の作品を読み、「いいな」と感じたとしよう。そういうことは皆さんもあるでしょう。わたしにももちろんある。

 それにスキを押す。何も考えずに押す? わたしはちょっと考える。例えば既に数百のスキがついていたら、あまり迷わずに押す。全然知らない人だとしても、仮に100個スキがついていたら、101個目を押すことにあまりためらいはない。

 でもスキが2とかだったら。その2を3にするのはちょっとためらう。なぜなら、きっと数個しかスキが付かない作品の作者は、誰から押されたのかを確認するだろうから。わたしと相手の間に何かが生まれる可能性がある。

 スキを押すだけでもためらうのだから、シェアするという行動は更にハードルが高い。

 わたしはスキを押したりシェアしたりする前に、少なくともプロフィールぐらいは見る。どのぐらいフォロイー、フォロワーがいるか、プロフィールにどんなことを書いているか、コメント欄でのやり取りはあるか、など。

 プロフィールに「気軽にフォローしてください」とか、「シェア歓迎」とか書いてあったり、コメント欄から気さくな印象を受けたり、フォロー、被フォロー数がそれなりにあったりすると、いきなり全然知らないわたしにシェアされても喜んでくれそうだな、と思う。でもそういった情報がなく、どんな人かわからない場合、作品が好きでもそれを表明しづらい。

 この時点で既に、作品の中身だけではそれを見た人の行動を左右できないということがわかる。note は作品の置き場ではなく、あくまでSNSなのだ。重要なのは人。自分がどう動いてどういう交流を働き掛けていくのか。それがそのまま、他人の行動を促す。

 そもそも、行動しないアカウントでは作品自体の露出も少ない。フォロワーがいなければタイムラインへの露出が極端に少ない。そして作品をただ置いておくだけでは、誰もフォローしてこない。

 これは作品の質は関係ないという意味ではなく、作品の質「だけ」では何も始まらないという意味である。どんなに良いものを書いても、書いた人がどんな人なのか、という要素を伏せたままではある程度以上は読まれない。読んでくれる人はいるが、SNS ではシェアされないと広がらない。さらに、スキを増やすためには、アクションを促さねばならない。

--ここまで下書きに残っていた原稿。この先が追加分

 これが、フォロワーが増加し、レスポンスが増加する、つまりスキがたくさんついていたり、すでにコメントがたくさん書かれていたりすると、そこに新規で参加するハードルは下がる。コメントが50件書かれているnoteにコメントするのは気楽にできても、普段からめったにコメントがつかない作者(わたしのような)のところに1つ目のコメントを書くのはハードルが高い。

 これは金があればあるほど金を増やすのもたやすい、というのに似ている。元手が無い人は投資もできないし、その他金を増やす手段が使えない。すでにある程度金を持っている人の金はさらに増え、手持ちが少ない人の金はなかなか増えない。フォロワー、スキ数、コメント数、いずれも同じではないかと最近思う。

 ではスキを押してもらい、コメントを書いてもらうにはどうしたらよいか。記事の中に「気に入ったらスキを押してね」と書いておくとか、あるいは「〇〇についてどう思うかぜひコメントで教えてください」などという具合にコメントを促す。これYoutube等でやっている人がとても多い。なにか問いかけてコメントで意見聞かせてね、とやるとこぞってコメントが書かれ、すでにたくさん書いてあると前述のように普段書かない人も書きやすくなる。

 コメント欄がにぎわうとスキも押しやすい。スキの数が増えれば、そこにさらに押す人も押しやすい。2個を3個にするのは躊躇われても、22個を23個にするのは気が楽だし、さらに102個を103個にするのはもっとハードルが下がるだろう。

 オープンな感じを出すのはとても難しい。この人には気軽に絡んでも大丈夫そうだと思わせるのは難しい。

 そんなことを思いながら、じゃぁ今noteで絡んでくれている人たちはどうやって知り合ったんだっけ?と振り返ってみると、実に、まったくわからないんである。このややこしい作風のわたしによくぞ絡んでくれたと思う。おそらく当初女性だと思われていたのが良かったのだろう。詐欺まがいである。

 さて、突然だがこのnoteは途中まで書いて下書きに放置されていたものに追記したんであるが、どこに結論すればいいのか皆目わからない。元のタイトルは「Who are you?」であったが、何を言いたかったのかわからないので変えた。要するにSNSを上手に使う方法はなんとなくわかるものの、それを上手に実行できないので一向に数字が向上しないという話である。多分そんなことを書きたかったわけではないと思うけれどもはやわからない。

 なお、下書きにはほかにもわけのわからない文章がいくつか残っているので続きを書けたら公開しようと思う。ところで一度下書きに戻したものをもう一度公開したらそれは新規の公開作品という扱いになるのだろうか?それとも過去のところにひっそり復活するのだろうか。

 ひっそり復活してくれるなら復活させたいnoteがあるんだが、新たな投稿みたいにドバーンと通知されるなら出したくない。どうなるかわからないので復活させられずにいる。誰か知ってたらコメントで教えてください。(こういう使い方!)

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