潔癖症の克服

ずっと悩まされた強迫性障害、俗に言う強迫性障害。
小学生の時から悩んでいた、苦労していたのに、最近はすっかり症状が出なくなった。

行動療法って
初めて聞いた時は、むしろ悪化するじゃないかって、本当に意味があるのかとも考えた。気持ち悪くて、治療だと思っても無理だった。
結局実践することはなかった。
私に行動療法を強制する人も居なかった。
嫌なことに向き合うことが無理だった。
そんな元気はなかった。

でも実際少しずつ慣らしていけたから
今ほぼほぼ症状がなくなったんだと思う。

私の症状は
・電車に乗れない(手すり、つり革に触れない)
・満員電車、イベント会場など人の多い所は気持ち悪くなる(体が触れるのは無理
・食べ物の混ざったにおいが苦手でフードコートに行けない、学校で昼ご飯を食べられない。
・人に物を貸せない
・外で使ってるものを家では使えない、部屋に置けない。
・外のトイレを使えない
・家族だろうと友達だろうと触られるのが気持ち悪い
・誰かの後の風呂が無理
・押したりドアノブタイプだったりするドアを開けられない
・雨に濡れるのが気持ち悪い

今当時を振り返って思い出せることはこのくらい。
もっとあったかも、きっと今考えればとても些細なこともめちゃくちゃつらいことに感じていたはず。


気にしないことを意識しすぎると
結局気にしていることになるから治らない。

それをやっている間
別のことに集中し続けてたから
いつの間にか大丈夫になった

電車に関しては
どうしても行かなきゃいけない予定はあった、
でも電車に乗りたくないって時
ずっとスマホでゲームをしていた。
イヤホンで音楽をかけて周りの音を聞こえなくして。
最初電車のシートに座るのも無理だったから、周りの迷惑かもと心配はしつつ扉付近の角に立っていた。
つり革も手すりも掴めなくても、電車が揺れ、よろけたとしても扉付近なら壁に少し当たってもつり革手すりよりは気持ち悪くなかった。
素手じゃなくて背中とか体が壁にぶつかるようにして立っていたからだったと思う。

今は全部が全部気持ち悪くない訳じゃないけど
触ろうと思えば触れるし、
以前はありえなかった人とご飯に行ったり、
1口あげたりもらったりすらできる。

トイレとかも大多数の人よりは気にしてて工夫してることはあるけどそれでも支障がないくらいにはなった。

強迫性障害って私はストレスが強くなった時に症状も強く出てた。
今落ち着いてるだけかもしれない、また発症して悪化するかもしれないとも思うことはあるけど、今は全くと言っていいほど落ち着いている。
少し綺麗好きなだけの人くらいになってる。


長々書いてしまったけど
結局何が言いたいかっていうと
強迫性障害の治療法の行動療法って本当に効果ある

1人より友達とか心許せる人間がいるならその人に少し手伝ってもらうとかも大事。

強迫性障害によって
普通の学生生活、青春は奪われていた。
私もできたかもしれない。
やってたら楽しかったかもしれない。

今後は後悔しないように
やりたいことやりたいから
学校とこと以外のことに悩まされず生きたい。


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