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【86/100】マニュアルのあるべき姿

皆さんも聞いたことがあるであろう「マニュアル」

マニュアルと聞くと、アルバイトなどの決められた作業のことをイメージする人が多いと思いますが、今回はそのマニュアルについてです。


突然ですが、マニュアルの良さってなんだと思いますか?


答えは無限大にありますが、私はマニュアルの良さは“誰が行なってもある一定以上のパフォーマンスができるように決められたもの”だと考えています。

つまり、初心者からベテランまでが60点以上を出せるように作られたものだと考えています。

しかし、その先の90点を目指そうとすると、マニュアルではカバーできないでしょう。

なぜなら、90点のパフォーマンスをするには経験や、その人にしかできない付加価値がついているからです。

90点のパフォーマンスをしている人は必ず個人的にスキルアップをしていますので、マニュアルではどうすることもできません。

90点のパフォーマンスをしている人の行動をそっくり真似することはできるかもしれませんが、もともとの才能もありますので必ずしも、90点以上のパフォーマンスができるとは限りません。

マニュアル教育を否定するわけではありませんが、マニュアルに捉われすぎるとその人の個性がなくなります。

表現は悪いかもしれませんが、みんな同じでみんないいという考え方です。


しかし、これからの時代は、個の時代がやってきます。


すなわち、100人が60点を取れる組織より2人が90点を取れる方が求められる時代になってきます。


そのようにするためには、マニュアルで決めるべきところと、裁量で任せるところを明確にすることが大切です。

50点まではマニュアルで決めておいて、そこから先は、個人の判断に任せるというように裁量を与えることで個の成長になり、結果的に組織としてもレベルアップができるようになります。

働く人に求められるのは、どうすればスキルをあげられるか、自主的に考えて行動する力です。


今のうちに鍛えていくことが大切ですね。。。