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読書感想雑記

長い前述

こうやって感想文書くのも学生の時はただめんどくてあまりいい思い出がなかったんですが、思い返すと読み始めると割と楽しかったし、まとめてるときも楽しかったなと…

途中からいかに文字数稼げるか大会が開催しますが。


やっぱりこうして自発的にやると楽しいし、勉強にもなる。

学生時代、特に中高なんて部活に勉強に夏休みの課題に、友達との予定(はあまりなかったけど)とか、ゲームで時間浪費するとか、やることいっぱいだし、その中で読書して思考を深めていくのも難しいですよね。


こうしてある程度年齢を重ねて、自分と向き合う時間が取れて、好き嫌いあってもいいんだなとか色々と整ってくると興味を持ってできるようになる気がします。


でもそうやってダラダラ読書感想文書くのも学生の思い出だったりするんですかね。どうなんでしょう。


今日は会社がお休みで、代官山のブルーボトルコーヒーに行ってきました。

帰省したときにいつもお世話になっている方に少しばかりお返ししたいなと思って、コーヒーいいんじゃね?となり、下見に行きました。

代官山という文字列通りめちゃめちゃオシャレでした。人も含めて。

なんか、年齢関係なく皆様になっていて、なんでだろうなと思ったけど、おそらく競争を生き抜いていたり何かしら頑張っているからなのかなと思いました。

頑張る人とか挑戦し続ける人ってずっと若いなと言う印象です。

そんな中でときに泣きそうになりながら本を読んでいた変人の感想にお付き合いいただけますと幸いです。

長い前述終わり



今回の作品は、月曜日の抹茶カフェです。

完全に題名で買った本です。

一言で言えば短編集なのですが、一応それぞれの章が繋がっているので、一気読みしても楽しめます。


この本を読んだ率直な感想は、「優しいけどめっちゃ刺さる!!!!」です。

なんか毎回似たような感想言ってる気がする。

この本を読む前に、"形は違えど愛は向けられている"というお話を聞いて、まぁたしかにな〜くらいに思ってたんですが、この本を読んで、それが具体的なエピソードとして理解できたので、よりその意味を噛み締めていました。


よくある?のが、親とか身近な身内の余計な一言に毎回苛つくみたいな話題が分かりやすいかなと思います。

自分からしたら、"なんでこの人いつも余計なこというかな"とか思いがちですが、対する親は帰省前にめっちゃ心配してくれてたり、離れたところで住んでるから小規模の地震が起きても不安になっちゃうとか、めちゃめちゃ気にかけてて、

でもいざ面と向かうと「〇〇はどうなの?」とか、人間関係、将来、お金のこと、人生設計など、事あるごとに口出しされて〜みたいな


感情表現不器用かよみたいになるのって割とあるんだな〜という気持ちになりました。

かと言って実際にそれを向けられたら僕は機嫌を損ねる自信しかないです。

愛情表現って人それぞれだし、難しいよね〜と改めて感じました。



あと個人的にすごく救われた場面があって、
「自分の好きなことを守れただけでいい」
っていう考え方です。

いかにも一人っ子全開な部分を拾ったなと我ながら思います。

最近色々とどうしようかね〜みたいなことを考えることがあって、

自分ってこんな感じでいいんだろうか〜
とか
自分が一番良くてこの状態だけどもっと周りを気にしたほうがいいかな〜
とか

色々考えてました。

でもそれでもこの積み重ねは間違ってないと思っているし、実際に明確に悪いことをしたわけではないし、

仮にその結果が自分の望んだ結果ではなくとも、自分の大事なところは変わらずそこにあって、これからも続けられるので、それだけでいいなって改めて思いました。

なんか本当にね、人間関係って難しいよね…って思ってるんですけど、それでも生きていくしかないし、少なくともここで終わってしまうのはもったいないなと思っているので、まだ楽しめるうちは楽しんでいようと思いました。

最近創作に触れるたびに泣いたり、心臓バキバキになったり情緒ヤバって感じなんですけどね…そこそこたのしくいたいね…


とにかく、自分の大事な物をちゃんと大事にした状態で生きよ〜となりました。




あとですね、思い出のピンは人によって違うんだよって考え方も良かったですね。


どこが大事とか、印象に残ったとか、嬉しかった、悲しかった、覚えてる、覚えてないとか、

人ぞれぞれ違うよねっていう当たり前の事ではあるんですけど、思い出のピンが違うっていう表現良かったな〜と思いました。


意外と忘れがちになる「人それぞれ」っていう考え方を再認識できてよかったです。




まとめると、タイトル買いしたら思いがけず素敵な本に出会えました〜っていうお話です。


1ヶ月に2冊読了できたのは数年前に比べたらだいぶ進歩したな〜と思います。


でも自分は冊数とかじゃなくて吸収目的で読書してるところがあるので、これからも表紙買いとかタイトル買いして前情報をあまり入れずに買い貯めして読んでいきたいなと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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