06雑談 恋愛と友愛、親愛
はじめに
こんにちは、Rainです
愛にもさまざまありますが、よく話題に上がるのはやはり恋愛ではないでしょうか?
人間の根幹にかかわる感情でもありますし、盛り上がりやすい話題でもあります
今回は雑談回第6回ということでテーマは「恋愛感情がない」です
最近では結婚以外の幸せなども度々話題になりますが、恋愛をしないのと、できないのでは大きな違いがあると思いませんか?
今回はそういったことに対して私の経験と考えを話していけたらと思います
恋愛感情がわからない人
最近話題になっている「LGBT」を知っているでしょうか、所謂レズビアンやゲイのような性的少数者のことを指す言葉として使われることが多い言葉です
実は「LGBT」には続きがあり、「LGBTQIA」というものがあります
詳しい説明は省きますが「LGBTQIA」には「アセクシャル」といものがあります
「アセクシャル」というのは他人に恋愛感情を全く抱かない人のことです
私の場合少し違うのですが「アロマンティック」という恋愛的に他人に惹かれない人に分類されると自認しています
性的に興奮することがあったり、そういったことに全く興味がないわけじゃないけど恋愛的に人を見れない、わからないのです
ないではなく、わからないというのはアロマンティックやアセクシャルでも一部例外が存在して、深い親愛や友愛が恋愛に変わることがあるデミロマンティックやデミセクシャルという人も存在するからです
わかりやすい言い方をすれば運命の相手には恋愛感情を抱くことがあるかもしれないのです
私は少なくとも今までそういった相手には出会っていないので、今後出会うことで恋愛感情をわかるかもしれないので一応わからないとしておきます
また私はアニオタではありますが、二次元に対して恋愛感情を抱くこともないこともここで明記しておきます
なぜアロマンティックだと思ったのか
まずなぜ自分がアロマンティックだと思ったのかですが、私は初恋というものを経験していません
もし経験していたとしてもそれがどれか全く心当たりがありません
誰かに対して恋愛だと思える感情を抱いた記憶が全くないのです
正確に言えば小学生の時に誰もがしたことがあるであろう、好きな人の話題で特定の誰かを好きな人として挙げたことはあります
ただそれは後に違う感情だとわかりました、簡単に言えば仲良くなりたい人のことを私は好きな人だと勘違いしていたのです
当時の私には周りの言う好きな人の認識がその人と近づきたい、仲良くなりたいというものだと思っていました
実際それは小学生の恋愛としてはあまり間違いはではないのですが、仲良くなりたいの意味合いが友達になりたいと恋愛では実際には大きく違うらしいのです
しかし私にはそれがわかりません、友達として仲良くなりたい人が好きな人ではないなら、私は友愛しかもっていません
その分私は友達には執着しますし、友愛が最上級の間と思っているので心の底から愛してるといえます
ただ、それは付き合いたいとか、性的な関係になりたいとか、結婚なんてことは考えられません
もしこの気持ちが恋愛なら私は幼馴染のことも好きだし、親友のことも好きだし、女友達も男友達もみんな好きな超遊び人になってしまいます
さすがにそこまで酷い恋愛観と浮気性な恋愛体質だとは思えないので、結果的に恋愛感情がわからない「アロマンティック」なのではないかと思うようになりました
恋愛への憧れ
少し上でも書いたのですが恋愛感情がわからないだけで性的興奮は普通にありますし、憧れのようなものがないわけではありません
私が好きなアニメには恋愛をメインにした作品や恋愛要素がある作品は数多くあります
恋愛感情がわからないからといって恋愛作品に共感できないわけでもないし、感動できなかったり、作品に入り込めないなんてこともないです
といっても恋愛感情を完璧に理解しているわけではなく、今まで見てきた作品の描写などから自分が経験したことある感情や似た感情を当てはめて疑似的な恋愛感情を恋愛観を構築しているだけです
だから作品を見たり、感動したりする分には問題ないのですがそれが本当にあっている解釈なのか正しく受け止められているのかは実際にはわかりません
アニメが大好きな私からすれば作品をよく理解するためにも恋愛感情を知って、その感覚を追体験したいという意味で憧れもありますし、幸せそうな推しを見ると恋愛というもの自体にも興味自体はあります
ただ結局憧れで終わってしまうのも事実です
最終的に恋愛がわからないというのが一番の理由ですが、根本的に恋愛に向いていないのも事実なのです
恋愛が出来ない考え
私は恋愛感情がわからないのと同時に恋愛に向いていない考えを自分がしていると思っています
そういう考えを持っているから恋愛感情に発展しないのか、恋愛感情がないからそういう考えになってしまうのかは知りませんが、どちらにせよ恋愛に向いてないことは確かです
具体的には恋愛に憧れを持つ一方で恋愛の嫌な部分を先に考えてしまうことです
自分の時間がとられるとか、金の消費が増えるとか、とりあえず面倒ごとがいっぱいあるという考えが先行します
そして一番恋愛をする気が起きない理由は友達ではなくなってしまうからというのが大きいです
私は友達が一番です、それは場合によっては自分よりも友達を優先することも厭わないし、親友のためなら命を懸けることも迷わないと断言できます
口だけと言われるかもしれませんが、それくらい本気で友達には重く大きな感情を向けています
だからこそ友達以上と言われても一番のさらに上を無理やり作るような気がして違和感があります
わざわざ恋愛関係になって今ある友達関係を崩してまで恋人になる意味が分からないし、既に恋人以上の存在だと思っている友達を新たな関係になってトラブルになるほうが嫌だと思ってしまいます
だったらアニメなどのキャラを好きになればと言われたこともあります
考えたことがなかったわけではないのですが、アニメや作品が好きな気持ちが大きく好きなキャラ=尊敬しているキャラだったり、共感しやすいキャラだったりするのであまりそんな気持ちになれませんでした
特に尊敬の気持ちが強いキャラはまず性的な目ですら見れなかったり、共感しやすいキャラは自分に重ねてしまって恋愛ではなく仲良くなりたい気持ちが強くなってしまいます
なにより、好きなキャラと私自身が恋仲になることが対して気持ち悪さがあります
アニメキャラとの恋愛に対しての嫌悪とかはないのですが、漠然とした「これは違うなぁ…」という気持ちがあります
例を挙げるとするならば私は「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」という作品の一色いろはというキャラが好きなのですが、そのキャラと恋仲になりたいと思うことはありません
なぜなら一色いろはには作品内で「比企谷八幡」という好きな人が存在しているからです
別に現実というわけではないし、言ってしまえば妄想の世界の話なのだから自分のことを好きな一色いろはを妄想したり、そういう設定で考えてしまえばいいというのはわかります
というか大抵のアニメキャラを好きな人はそういう考えで好きでいると思います
ただ私は作品内で比企谷八幡を好きな一色いろはを見て好きになったわけで、一色いろはにとっての最良は比企谷八幡と恋仲になることだと思います
妄想の世界でも私は比企谷八幡に勝てるとも思わないし、比企谷八幡も大好きなキャラなので叶うならば二人で幸せになってほしいと思ってしまいます
作品内で好きな人がいるキャラなら上のように思ってしまうし、いないキャラだとしても同じ作品内に尊敬できるキャラがいることが殆どです
だから私はアニメキャラにも恋愛感情を抱けませんし、抱けるとも抱きたいとも思いません
これが私が恋愛できない理由です
おわりに
今回は私がアロマンティックだと思った理由とどういった考えをしているのかを話していきました
憧れながらもどこかで達観したような意識が自分の中にいたり、恋愛自体をどこかで倦厭している、アロマンティックのみんなが同じではないですが、恋愛感情がわからない人の感覚を少しでも伝えられてたらと思います
まあ私の感覚はオタク特有の面倒くささと混ざってかなり特殊だと思いますが…
それでは今回はここまで、ご配慮くださりありがとうございます
次回もよろしければお願いします
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