【日記】PTA役員になってみた。

GWですね!やっほー!!
今回は、まほステの舞台を劇場で見るべく、2か月前から娘と夫にネゴしておいたので、わっくわくです。

さて、娘は4月から小学2年生になりました。
1年が早すぎてビックリです。この間入学したと思ったのにな、、、。
コロナもあり、いろんな行事もなくなってしまったので、余計にそう感じるのかもしれません。。
1年通ってみても、正直、学校の先生とも他の保護者とも関係性が薄く、実態が何も見えてこないまま過ごしちゃったなーという印象です。
人付き合いが面倒なタイプなので、ストレスフリーでそれはそれでよかったんですが。

が、何の因果か今年度からPTA役員を引き受けることになりました。
昨今、「ブラックPTA」とか「PTA辞めたの私だ」とか、一部界隈では何かと話題のPTAです。
任意加入のはずという声が、ネット上では聞こえてきますが、うちの学校ではしれっと「全員加入です」と言われました。
入学時の説明資料の中には、役員や委員などの説明とともに
・お子さん1人ごとに、卒業までに2ポイント取得すること
・PTA会費は、教材費と一緒に毎月引き落とし
と書かれています。
完全に義務ですね。
昨年書類を見た時に、校長先生宛に「PTAには加入しません」のお手紙を書こうかな、と一瞬思ったのは内緒です。

あー、なかなか闇深そうーとは思いました。
そんなこんなでコロナもあり、色々なことが中止され続けていたので、ぼんやりと過ごした1年。
次年度のPTA役員募集の連絡がやってきました。
「自薦・他薦は問いません」
他薦!?
勝手に人の名前書いて推薦して良いよって、怖すぎるシステムだと私は思ったんですが、どうなんでしょう……?
他薦する人ってどういう気持ちでするんだろうか。
仲良しで一緒にやりたいとかであれば、「一緒にやろう」でお互い自薦すれば良いし。
「この人にやって欲しい!」というのが、本来の他薦なのかなと思うのですが、PTA役員に他薦されたら、ただ押し付けられた印象にならないんだろうかと甚だ疑問です。
私自身は、他薦できるほど、他の保護者の方を知らないし、「やります!」と元気に手を挙げるほどのやる気もないし、一応週5で働いていて時間もないので、「やる人いないならやっても良い」に〇を付けて出しました。

自分がやりたくないことを、他人に押し付けたと思うと、自己嫌悪でぐるぐるして、自己肯定感が下がることを経験的に学んでいるので、
「自分も他人もやりたくないなら、自分がやる」
がマイルールです。
この場合はこうするを自分の中で決めておくと、悩む時間が減って楽なのでオススメ。
「自分の意志で選択した」と思っていると、人って腹がくくれるものです。
ちなみに、
「自分も他人もやりたい時は、内容により応相談」
「自分がやりたくなくて、他人がやりたい(苦じゃない)なら、大感謝」
です。

で、私が今年役員になっているということは、結果は推して知るべし。
最初にあった面談時に「平日は仕事なので、平日の業務にはあまり貢献できないけど、それでも問題なくて、他にできる(やりたい)方がいないのであれば」と断っていたのですが、それでも選ばれたので、本当に人手が足りないようです。
実際、4月からの活動内容を見ていても無理が多すぎる。
女性役員の人数が特に少なく、平日に数人の方が集まって、いろんな資料の用意や印刷、配布をしてくれたり、入学式等の手伝いをしてくれたりする様子。
特に忙しいのは3月、4月だけとのことですが、現実的に言って破綻しています。
4月はPTA役員でなくても、懇談会等があります。
月に1日の有休取得だって、まだまだ気を遣う職場が多いのが現実。
4月だけ、毎週お休みいただきますなんて言える働き人がいるでしょうか。
実際私も参加できたのは、平日半日と、土曜日1日、それが精いっぱいでした。。。
結果的にメインになっているのは、パートタイマーで働く方や、専業主婦の方ということになっているのが、まだ現状のようです。
でも、その方たちがその働き方を選択しているのは、PTA役員のため以外の理由があるはず。
働いてない人にやってもらえばいい、わけないだろ。
仕事してない人が暇なわけじゃ決してない。
そんなことはわかってる。でも、働いている側も、じゃあ、代わりにやりますと言ったら今度は会社に迷惑がかかる。
土日にやらせてくださいと言ったら、学校の先生方の負担が増える。
仕組みが詰んでるじゃないか、、、どうしたら、いいんだ……。
と思っているのが、私の現在地点です。

作業内容を見ても、データベース化を進めればいいのかな、と思ったのですが、すべての保護者がパソコンを持っているわけでもなく、ましてExcelやWordの知識がある方ばかりじゃない。
仕事ならマニュアルを作って、「覚えて」と言えるけど、PTAはそうじゃない。
毎年メンバーが入れ替わる、同一の方向性を見ているわけでもない、価値観も生活も立場もバラバラ、そんな人たちの集まりの組織を改革する難易度の高さに天を仰ぎました。

それでも、私自身としては、教育の場で大人たちが、「面倒な仕事を人に押し付けてしまえ!」という姿を子ども達に見せてるのはどうなんだろうと思うわけで。
子ども達にはより良い教育の場を提供したいし。
保護者も先生ももっと楽になって欲しい。
じゃあ、そのために何ができるのは、まだ全然わからないのですが。
1人では何もできないし、できることはきっと多くないけど。
何かができたら良いなーとは思っています。
暗中模索。
五里霧中。
それでも、やらないよりはやってみたら、何かが変わるかもしれない。
変わらないかもしれないけど。
やらずに文句言うよりは、やって文句言った方が良いんじゃないかなーと思う、今日この頃です。


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