【日記】電子書籍と紙の本。

夏休みは一人の時間が取り辛くて、じっくり考えたりまとめたりする時間が取れないので、ぼんやりと考えていることをサラサラと綴ろうかと思います。

さて、紙の本が好きです。
でも、やっぱり電子書籍は便利です。
本屋さんまで足を運ばなくても、欲しいと思った時にすぐ手に入るし。
何より嵩張らない。
本の置き場にずっと困っていたので、場所を取らないメリットは大きいです。
タブレットやスマホを開けば本棚に綺麗に並んでいるので、「あれ、どこにしまったっけ?」と読みたいときに探す手間もありません。
ここ数年で私が購入する本も電子書籍の割合の方が高くなりました。
とはいえ、それでも紙の本の方が良いなぁと思う本や場面があります。
①疲れた時に読む本
②子供に寝る前に読み聞かせる本
③コレクションしたい本


①疲れた時に読む本
シンプルに疲れ切ってる時は、電子書籍を読むのがしんどいです。
仕事はずっとPC作業だし、時間があるとついスマホやタブレットを見てしまう生活なので、神経系は日々消耗しています。
疲れたなーという時の息抜きの読書には、個人的には紙の本の方が落ち着きます。
ゆっくりじっくり読める本の方が良いので、小説とか詩集みたいな文学作品の方が私は好きです。勉強の読書じゃなくて、100%趣味の読書用は、紙の本で買っておくのが良いなぁと思ってます。

逆に、電子書籍は時間と情報を消費する本に向いてるなと感じています。
特にKindleUnlimitedとかはその典型ですね。
手元に取っておきたい本じゃなく、ささっと読んで内容だけ取り込めばいい本。

②子供に寝る前に読み聞かせる本
これもブルーライトの影響が大きい。
読書って寝る前のひと時にうってつけなんですが、ブルーライトが睡眠には悪影響というのは有名な話ですよね。。。
寝る前の時間はできるだけ光を減らすことが大事と言われているので、私はスマホは9時半でほとんどのアプリが休止モードに入るようにしています。
ブルーライト問題が解決しない限りは、読み聞かせ用の本は、紙の本が強いだろうなーと思っています。
裏を返すと、目を覚ますには、ブルーライト有効だと思っているので、朝はベッドの中でタブレットで本を読んだり、スマホで漫画を読んだりして脳を覚醒してもらうようにしています。(単に起きたくないから、ダラダラしてるだけともいうw)

また、絵本や児童書はサイズも大きめなので、タブレットだとちょっと小さいかなぁとも思っています。子どもが一人で読む分には良いけれど、一緒に見て、話しながら読むには大きいサイズの本の方が楽しいです。

③コレクションしたい本
完全に収集することに意味がある。持ってることに意味がある、というタイプの本です。
漫画の「完全版」とかはこれにあたります。
読むために通常サイズのコミックス持っていても、何なら電子書籍を購入していても、ファンなら欲しいという本、ありますよね?
とりあえず私は「幽遊白書」の完全版は迷うことなく買いました。
全巻持ってますけどね。気軽に読みたいから電子書籍も欲しいなって思ってますけどね。1冊の値段高いですけどね。
そんなことはどうでもいいんです。
だってファンだから! ヲタクの「保管用」だから。
あ、書いてて思いましたが、「布教用」もやっぱり紙の方が強いですね。
無料漫画ならWEBもシェアできるけど。

いくつかのWEB漫画も読んでますが、WEB発の作品でもコアなファンがいる作品のコメント欄には必ず、「書籍化希望!」の声があります。
それも、「できれば、電子書籍じゃなくて紙の書籍で!」という声が根強いです。
それくらい、ファンは「紙の本」を尊びます。
書籍化希望をするほどのファンは、だいたいWEB上でもしっかり課金しているので、漫画を読みたいだけならそれで事足りる。でも、欲しい。
電子書籍はどうしても所有している感が圧倒的に不足してるんですよね。

本、特に漫画はいずれ電子書籍がメインとなって、コレクターアイテムとして完全受注生産で紙の本を出版するのが一般的になっていくんじゃないかなぁ、と勝手に未来予測しています。
今の特装版みたいな感じのもののみが紙の出版になるのかな、と。
当然1冊あたりの値段は上がっていくと思いますが、それでも欲しい人は買うはず。

本屋さんも大好きなので、本屋の未来も勝手に憂いているのですが。
本屋さんもなくなってしまうわけじゃなく、ショールーム的な位置になるんじゃないのかなぁ、とか。
完全受注生産じゃなくても、数量限定販売とかになっていくだろうと思うので、サンプル品を並べる場所のようなイメージでしょうか。
紙の本って内容だけじゃなく、表紙の紙質とか色とか、ページの厚みや触り心地まで本ごとに違うので、自分の目で見て、触れて買いたいという層は一定程度はいるんじゃないかと思っています。

本屋さんの数は今後確実に減っていってはしまうと思うので、本屋好きとしは寂しい限りですが…。
ぜひとも何らかの生き残り戦略を見つけていって欲しいなぁと思っています。

紙の本も電子書籍もどちらもそれぞれの良さがあるので、ニーズに合わせて読み分けていけたらな、と思います(^^)

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