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病名からショートストーリー
みなさんこんばんわ。レヱル・ロマネスクシリーズの原案、シリーズ構成を勤めます、進行豹です。
少し前に発熱外来を受診しまして
https://note.com/railroma/n/n4a895b48cff2
幸いにしてコロナは陰性だったのですが、その後も軽度の咳がときどき出るのが、なかなか収まらずにおりました。
そこで本日再度病院を受診して、診断をいただいてまいりました。
診断をいただいたその瞬間に「!」とひらめくところございましたので、
本日はそのひらめきを、短いお話にまとめさせていただきます。
よろしければどうぞ、ご一読いただけますと幸いです。
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今回の記事内容と絡めた以下のあらすじのショートストーリーや、掲示板機能などをお楽しみいただくことができます。
掲示板では
新規記事リクエスト
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過去記事リクエスト
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(リクエスト対象記事リスト:Noman_railさんご制作)
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等、さまざまな投稿をお楽しみいただけます。
ぜひご参加ご検討ください。
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『汽子の病』
https://note.com/railroma/n/n7a32642f8b94
(あらすじ)
動悸、のぼせ、目の潤み──
乗務中にしばしば体調不良が発生するようになってしまった汽子は
定期検査の折、不死鳥博士に相談します。
(登場レイルロオド紹介)
「汽子」(帝制鉄道院ホジ6005形6016専用レイルロオド)
![](https://assets.st-note.com/img/1664884985895-lU5k1dcs2Y.png?width=1200)
<出身> 日ノ本 汽車製造会社製
<所属路線> 帝鉄→名護鉄に譲渡。名護鉄樺郡線(綺羅吉田駅→樺郡駅)
<能力・性格> レトロ・モダンなハイカラお嬢。自分が1レイルロオドに過ぎず、
人間の役にたつために作られた”物”であることを重々承知しているプロフェッショナル。
かつで、蒸気動車が大量生産されていたころには多数の姉妹の一員として平々凡々にふるまっていたが、大廃線で姉妹たちが残らずいなくなってしまったのちには、
自分の外観や、日ノ本で唯一残った蒸気動車のレイルロオドという特別製ゆえ『人間がそうあることを望むようになった』ということを理解し、育ちのよい特別なお嬢様といった風情でふるまうようになり――もともとそうした素養が高かったこともあり、いつの間にか完全に身についてしまった。
性格面はそもそもガチのハイカラさんで、新しいもの・珍しいものが大好き。
何事にも固執せず大変さっぱりとしている。(飽きっぽいともいえる)。
また、慎み深さも生来のもので、石炭をそのまま食べるのははしたないと考え、
特製の石炭ミルでゴリゴリくだいてお湯に混ぜ、コーヒーに見立てて飲み干している。
性能的には世代落ち感が出てしまっているが、人気・集客力はいまだもって抜群の域にある、全国的に有名なレイルロオドの一体である。
「ひよこ」(旺宮鉄道歴史館収蔵 旧帝鉄C57 145専用レイルロオド)
![](https://assets.st-note.com/img/1664884998001-YpBTXRJHqN.png?width=1200)
<出身> 三ツ星重工業(神邊造船所)
<所属路線> なし (旺宮鉄道歴史館に所属)
<能力・性格>
博覧強記。頭脳明晰。設計された基本性能を圧倒的に凌駕する計算能力を誇る、いわゆる『大当たり機』。
性格面も極めて理知的なもので、ある意味計算高い面が強い。
が、とっつきづらくなってしまうのを避けようと、意識してフランクにふるまうようこころがけている。
その「フランク」のセンスが独特すぎて、逆にとっつきづらくなってしまっているかもしれないのはご愛嬌。
レイルロオド・鉄道車輌史に関し、余人の追随を許さぬ広範で深い見識を有している。
その知識を、鉄道歴史館という形で社会還元してもいる。
センスが独特。
ついつい他者をテストしてしまう悪癖があり、自身もそれを悪癖と理解しているがとめられない。
判断が極めて早いが、無論、それが必ずしも正解とは限らないので、見方によっては、慎重さに欠けるとも捉えられがちでもある。
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