見出し画像

【雑学】「若返り工事」って覚えてますか?

東海道新幹線では、1976~1982年の間、午前中の全列車を運休させて、若返り工事を44回行いました。
半日運休中に新幹線利用者はどうしたのかという調査が行われ、大きな混乱は起こらず、他の交通機関や他の日にちの利用者数が大きく増加したわけでもなかったという調査結果が出たそうです。
「旅行の手段として新幹線を利用する」ではなく「新幹線があるから旅行する」という新幹線がなければ膨大な需要が発生しないと結論になったとのことです。


更に詳しく

東海道新幹線では、1976年から1982年にかけて、毎年のように「若返り工事」と呼ばれる大規模なメンテナンスを行い、そのために午前中の一部の列車が運休することがありました。

具体的には、東海道新幹線の線路や橋梁、車両の点検や修繕、または新しい機器やシステムの導入などを行うことで、安全性や快適性を向上させるために実施されました。この若返り工事は、計44回行われ、1回あたり1~2週間程度の期間を要しました。

運行の影響を最小限にするため、若返り工事は主に深夜から早朝にかけて行われましたが、一部列車の運休は避けられませんでした。ただし、全列車を運休させたことはありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?