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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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ただの水樹奈々ファンがAぇ! groupのために静岡弾丸遠征するまでの記録

こんにちは。かみなりひめです。

さて、不肖ワタクシ、
水樹奈々さんにハマってから早17年が経ちました。
そんなワタクシが年齢を重ねるごとに、
歌詞が沁みるようになった曲があります。

水樹奈々「New Sensation」

一度きりの人生 楽しむべきだよね絶対
サビに出てくるこんな歌詞が胸を打ちました。

世の中では、
「鉄は熱いうちに打て」とよく言われます。
そして、「思い立ったが吉日」とも。

本日綴るのは、
これらのことばを是としてしまったワタクシが、
うっかり新たな沼を見つけたという話です。

その新たな “沼” こそ、

Aぇ! groupだったわけです――。


1. 春、それは出会いの季節

さて、出会いはこの4月に遡ります。

4月といえば出会いの季節。
ワタクシの職場にも新人さんを迎えることに。
なんなら、その新人さんと仕事上組むことに。

ふとしたきっかけから、
その新人さんは推し活に命を賭けるタイプの
方であると知ってしまったわけです。

「どのグループ追いかけてるの?」
そう聞いたのが全ての始まりでした。

今度デビューするグループなんですけど――

MVまでしっかり紹介していただき、
「Aぇ! group」の名を知ることになったワタクシ。

話を聞いてみると、デビューイベントのために、
シリアルを集める必要があるとのこと。

発売後にCDをいただく約束をしつつ、
頭の中に彼らの新曲がふと浮かぶくらいには
曲を聴いてみたりしていたある日。

数年来、ハロプロにも興味を持っているワタクシ。
その日はたまたまJuice=Juiceの植村あかりさんの
卒業シングルのフラゲ日でした。

(新宿タワレコの一角)

職場から近い新宿タワレコに足を運んだわけですが
上にあるJ=Jブースの勢いを圧倒的に凌駕している
一角がそこにはあったのです。

(リチャかっこいいなぁ)

「これか!」と思わず膝を打ちました。
これ目当てに集まっているファンの方々の多さ、
このシングルだけの優先レジの存在などを見て、
恐れをなしてそそくさと立ち去るワタクシ。

でも、それが逆に興味を駆り立てました。
こんな人気なグループなんだなぁ、と。

もらう前に買って聴きたい気持ちと、
同じオタクへのシンパシーとしてシリアルを
渡してあげたい激情とに駆られるかたちで、
身近のオタクに相談してしまったのです。

買うならどの形態がいいですかね??

(これがすべての始まりでした)

2. 佐々木 “コジロー” 貴之と門脇大輔

初回盤Bを買ったワタクシ。
さっそく開封して聴き始めます。

さて、
ここで水樹奈々現場で蓄えてきた、
とある経験値が私を行動に駆り立てます。

水樹奈々現場で、もはや本人よりも
サポートバンドメンバーに興味を持っているゆえ、
CDを聴く時にはレコーディングミュージシャンを
気にするようになってしまいました。

歌詞カードもそこそこに、
さっそくレコーディングメンバーたちに
目を通してゆくワタクシ。

すると、見慣れた名前があったのです。
ギターは佐々木 “コジロー“ 貴之さん。
ストリングスは門脇大輔さん

何を隠そうこのお二人、
水樹奈々さんのサポートメンバーであられます。

おかげさまで、
表題曲はもちろん「WANT!!」をヘビロテする
日々がここから始まるわけでした。

歌詞そのものは可愛らしさもありつつ、
愛を歌い上げる温かい楽曲でございましたが、
その要所に挟まれるお二人のサウンド。
もう、言うことなしでした。耳馴染み抜群。

さて、そんな話を職場でしていたところ、
職場の新人さんから声をかけられるわけです。

ライブ、行ってみますか?

3. 世界で1番Aぇ空間

そこからはもう沼一直線。

蓮ノ空で兵庫に行きつつも、
道頓堀で彼らを見つけてみたり、
梅田での壁面展示を観に足を運んでみたり。

(振り返ればそこに彼らがいた)
(圧倒的女性率をくぐり抜けました)

新人さんから残りのCD全形態をいただき、
カップリングも含めてをガッツリ聴き込んだり、
Aぇ! groupのYouTubeをチャンネル登録したり‥‥。

新たな推したちに着実にハマっていくうちに、
その日はあっという間にやって来ました。

※ネタバレを割と含みますのでご注意を!※

もうね、これだけは言わせてください。















いや最高か!?どーなってんねん???

開幕から終演までがビックリするほどに
一瞬の出来事に感じられてしまう2.5時間でした。

なにせ1曲目からブチ上がる選曲。

静岡は今日も燃えていた。

お目当ての「WANT!!」ちゃんも
割と早々に拾えたので幸福度は爆上がり。 

幕間映像からの展開は遊園地をモチーフで、
笑いなくしてはとても見られないパートでした。
そうだこの人たち関西だったんだわ‥‥!

もちろんまったく全然関係ないのに、
↑のA・ZU・NAが浮かぶほどにはドリームランド。
「楽しい!」がたくさん詰まったコーナーでした。

アコースティックコーナーでは
しんみりと心温まる空間が広がりますが、
続くコーナーでは全国を回りながらの爆笑空間。
笑いが絶えない時間を過ごせました。たのしい。

そして。

やってきました表題曲。

「通過点」でも「出発点」でもあるデビューを、
「俺らから始めよう」と高らかに宣言。
その力強さに涙腺ウルウルきてました。最高。

そんな思い出の曲も、
後半戦ラストも迫る会場ではまだまだ通過点。
爆アゲゾーンの最後に控えていたのはこちら。

バンドプレイに高鳴る胸。
正比例的に盛り上がる会場のボルテージ。
こんなん叫ぶしかないよなぁ!?

‥‥なんて、最高潮の盛り上がりからの
皆さんのしんみり来るMCを挟んだのち、
「ボクブルース」でしんみりと感慨深く終幕。

‥‥したのですが。
ここで私の中の水樹奈々が脳内に響きます。

しんみりしたまんまじゃ、
 水樹のライブ、終われないよね!

そうだよ。
もちろんデビューを引っ提げてのツアー。
でも、しんみり終わるのは違うはずだ。

会場にこだまするアンコール。
程なくして彼らはまた出てきてくれました。
スタンド席通路に、トロッコで。

いやいやいやいやカッコ良すぎんか???

そして最後にはもう一度「《A》BEGINNING」。
改めてその力強い出発宣言に心を鷲掴みにされ、 
雨をも凌ぐ多幸感に満ちての終演となりました。

4. 関西の系譜、歩んできた記憶

終演後、沼にハメてくれた新人さんから、
「今回はSUPER EIGHTの曲を
 かなり歌わせてもらってました」と聞きました。

確かに関西組の系譜としては、
すんなり歌いやすいんだろうなぁと感じました。
彼らにハマっているなぁ、とも思えました。

しかし、ここで自らに疑問が浮かびます。
SUPER  EIGHTの曲、ほぼ知らんやん!
知らんくせになんで納得できんねん、と。

それでもなんか知ってる曲ないかなぁ、と
脳内検索を掛けたところ、一つだけありました。

高校時代の体育祭、
応援団にて振り付きで踊った記憶。
練習のために、いっぱい聴きました。

思い返せば、
この「ズッコケ男道」は漢気と笑えるテイストと、
いい意味での泥臭さがある楽曲でした。

そしてこれらの要素は、
今回のライブを通してAぇ!に抱いた印象と
しっかり重なり合うものでありました。

きっと、デビューに至るまでの道のりを
彼らは力強く、お互いに笑い合いながらも
自らの手で切り拓いていったのでしょう。
そう推察するには十分すぎるライブでした。

もちろん、往年のファンの皆様にしてみれば、
「彼らが歩んできた道を新参者ごときが語るな!」
となるやもしれませんが‥‥。

でも、だからこそ余計に
今回のデビューに至るまでの歴史を歩めずに
あの空間にいたことを少し悔いました。

その少しの後悔は、
これからAぇ!と歩むことで癒えるかも、と
思いながら歩いてゆきます。

Aぇ!が好きな僕を、
Aぇ!は好きになってくれるでしょうか。
Love Me Doとなるでしょうか。

かくして深い沼へと足を踏み入れたのでした。

5. おわりに

リチャがすきです。

(新人さんに連れられてパネル展へも行きました)

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