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カメラストラップにクイックリリースをつけてみた

小ネタです。今までカメラのストラップはいつもカメラ本体の両端にあるリングに結んでつけてた。ちなみにストラップはPeakDesignのスライドをずっと愛用してるんだけど、X-S10にはちょっと合わないのでもっと細いストラップを検討中。

カメラの両肩に通すのは一般的な付け方だと思うけど、レンズが軽いとだいたいこの向きのままぶら下げる事になる(レンズが長かったり重いと、レンズが下を向いたりもする)
肩から下げてる時はレンズが下向いてるほうが気分的に落ち着くんじゃないか、というのもあって今回クイックリリースを買ってみた。

購入したのは「FALCAM F38 クイックリリースショルダーストラップタイプ」というやつ。お値段は約4,600円でした。

正式名称はよくわからないけどFALCAMてのがメーカーでF38てのが規格なんだと思う。アルカスイス対応と書いてたのでアルカスイスとも互換性があるのかもしれないけど確認してない。

カメラストラップ側につけたプレート

クイックリリースとはなんぞやという方のために簡単に説明すると、カメラ本体とその他の機材をくっつけたい時に、ネジとかだと面倒だから簡単につけ外しができるようにするためのアクセサリー。
プレート状の板同士が凹凸で噛み合うようになっているものが多く、カメラ本体、くっつけたい物(三脚とか)にそれぞれプレートを固定してやる。
そうしておけば後はプレート同士をガチャっとしてやればいいので、つけ外しがめちゃ楽になるというわけ。
当然そう簡単に外れては困るのでプレートは精度のある固い金属でできてるし、ロック機構もついてる。

今回買ったのはストラップにつける用なので、ストラップ側につけるプレートには紐を通すためのリングが四方に計4つついてる。

ちょっと分かりにくいけどカメラの下部にもプレートをつけ、ストラップ側にもプレートをつければクイックリリースの完成。
ちなみにプレートを縦につけるか横につけるかでスライド方向が変わることになる。

縦にストラップ紐を通してみる

縦横両方試したけど、自分の場合横スライドのほうがつけ外ししやすいなと感じた。でもそれだとカメラ本体につけるプレートが本体より前後に長くなってしまって不格好だったのでやめた。
X-S10だと本体も小さいのでカメラ側のプレートはけっこう目立つ。
見た目の感じだけでいえばカメラの両肩にストラップ通したほうがずっとスッキリはする。

あとFALCAM F38で気になったのがロック機構。
小さいダイアルみたいなのがついてて、これを押しながらだとプレートがスライドしてつけ外しができる。
逆に引っ張ってから90度回して押し込むとロックになる。
うっかり押してしまい外れてしまうのを防ぐためだけど、ここのロックがけっこうやりづらく感じる。

まあロック機構に若干不満はあるんだけど、その他はしっかりしてるし良さそうな感触。まだ軽くつけて試しただけなんで先はわからないが、現時点で良かった点と良くない点をまとめると

良い点

  • カメラを下げてる時にレンズが下を向くので安心感がある

  • 両肩につける時より安定しなくなるかと思ったらそんな事はなかった

  • すぐ外せるしストラップはそのままかけてられるのが確かに楽(ストラップの長さを調整するより外しちゃったほうが速い)

良くない点

  • カメラボディが小さいと見た目が不格好になる(X-S10くらいの大きさだとけっこう目立つし、プレートの向きによっては底面からはみ出してくる)

  • ロック機構が操作むずい

  • スライドさせる時に少し引っかかること多い(個人的には緩いよりはいいけど)

このメーカーのはじめて使うし、クイックリリースってほんとに外れちゃったりしない?大丈夫?みたいな不安はないこともないんだけど、ストラップからカチャっと簡単に外せるのと、下げてる時のカメラの向きが安定するのでやっぱ便利。しばらくつけてみようかと思ってる。

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